から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

栃木のいちご狩り

2019-04-10 23:27:46 | グルメ


那須塩原温泉の帰り。「せっかり春の栃木に来たのだから・・・」ということで、いちご狩りを体験することにした。いちご狩りは過去に地元の農園で体験したことがある程度。小粒であまり美味しくなかったので、本場の苺はどんなものか試してみようと思った。

じゃらんの口コミ情報を参照。「スカイベリー」のいちご狩りができて、評判の良い「石川いちご園」というところに行くことにした。

完全予約制らしく、午前中に電話をかける。スカイベリーは人気なのか、品薄のため、現在は「とちおとめ」のみとのこと。そもそも「スカイベリー」と「とちおとめ」の違いをよく知らないので、ついでに電話口で聞いてみた。スカイベリーは大粒で、とちおとめは甘味が強いとのこと。料金も安くなるようなので、今回は「とちおとめ」のみのいちご狩りを申し込んだ。電話で対応してくれた女性が、とても丁寧で好印象だ。車のナビで住所を調べたら、「不明」と出る。わからなくなったら電話してくださいとのこと。

那須塩原から、高速を使って1時間弱。本当にこの道で合っているか?と疑わしくなるくらい、だだっ広い畑道をひたすら進んでいく。住所の目安となる、烏山駅の近辺に到着するが、それらしい施設が全く見当たらない。googleマップで調べたところ、来た道を行き過ぎたらしい。さっそく戻ってみると、「石川いちご園」という小さな看板を発見。う~ん、わかりづらいww。「いちご狩り」って大々的に目立たせると予約していない客が入ってくるから、わざと地味にしているのかな。

料金は、大人1400円、子供が1000円。こじんまりとした農家さんのようだが、駐車場にはすでに2、3台の先客がいた。

対応してくれたお姉さんが、非常に親切。話す言葉に栃木訛りがあって、めちゃくちゃ可愛い。受付からすぐのビニールハウスに案内してくれ、ロープで区切ったところまで、食べ放題とのこと。結構広い。30分制をとっているが、厳密に測っているわけではないので、好きなだけ食べてください、と言ってくれる。糖度が高い苺の意外な見分け方などを教えてもらい、いざスタート。ビニールハウスには、自分たちしかおらず、貸し切り状態だ。目の前には、赤く艶やかに膨れた苺たちが、たわわに実って待ち構えている。夢のような光景。

子供が早速、大き目の苺を摘んで、ほおばる。「うまっ!!」っと驚く。次々と口に運び、「これも甘い」「これも甘い」を連呼する。その興奮する様子をカメラに収めたのち、いざ、自分も試食。

大げさでなく、びっくりするくらい美味しい。今までスーパーで買ってきた苺のパックとは大違いだ。歯ざわり、触感、口に含んだときに溢れる果汁、濃厚な苺の香りと酸味、そして、強い甘み。”完熟”という言葉が最もよくあてはまる。「スカイベリー」よりサイズ感は小さいと聞いていたが、一口では口が塞がってしまうほど、大ぶりな苺もたくさんある。

水耕ではなく土壌栽培のため、苺を摘むときに、毎回、腰をかがめる必要があるが、苺のあまりの美味さに無我夢中になる。どの苺も形が綺麗で、作りモノのようにピカピカ光っている。そして温い。生命を頂いていることに多少の罪悪感を感じながらも、合計20粒くらい食べてフィニッシュ。大満足だった。

販売用の苺が売り切れてしまったことを自分たちが残念がっていたのを見て、対応してくれたお姉さんが特別に農園から摘んできてくれて、2パック用意してくれた。しかも格安。お姉さんの善意に心も満たされた。

いちご狩りを他の県内の場所で体験していないので、栃木県のいちご狩りのレベルはわからないが、「石川いちご園」に行って正解だったと思う。高速からアクセスがやや悪いが、また必ずリピートしたいと思う。次は「スカイベリー」狙いで。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 那須塩原のスープ入り焼きそば | トップ | キングダム 【感想】 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメ」カテゴリの最新記事