ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

ダブルフェイス

2014-03-25 22:01:19 | Weblog
TBS系 3月24日放送。

ダブルフェイス-潜入捜査官-


番組のあらすじで
一人は警官なのにやくざに潜入捜査でやくざの情報を流し
もう一人はやくざなのに警察官で警察の情報を流すと
と出ていて
主役が西島英俊さんと香川照之さん。

香川さんといえば敵役をやらせたら
これ以上、いやらしい役ができる人はいない。

西島さんは「八重の桜」の八重の兄・山本覚馬を演じた後
あの肉体美とすてきな声で再ブレークした人。
(以前は線が細いよわよわしいイメージがあったけれど)

だから
これはみるしかない!
と見たのでした。




いい人で一世を風靡していた小日向文世さんが
やくざの組長です。
組員を食べさせて行くために覚せい剤を売る
面倒見の良い(?)一見善人を演じています。

ドスが利いていない分、にじみ出る不気味さがありました。
威嚇するだけがやくざじゃない、
これからは頭脳線だを示しているような組長です。


そして、潜入捜査官の弟分を伊藤淳史くんが演じています。
バカでお人よしで、兄貴思いの弟分。
なにも知らない弟分が「兄貴、今日、何時に帰ってくる?」
と聞くシーンと、絶命するシーンは悲しくてたまりません。


あと久しぶりにみた伊藤かずえさんの太りっぷりもすごかった。



ここからはネタバレが入っております。







警察官の森屋(西島さん)はやくざへの潜入捜査するようになり
10数年たっていた。

警察官としての善人の自分とやくざとしての悪人の自分。
自分は善人に戻りたい、戻っても善人になれるのかと
もがき苦しむ。

警察に戻りたくても警察官としての情報は消されていて、
上官(警視正)の指示をそむけば、警察官に戻ることはできず、
一生、やくざとして生きるしかなかった。

今度、大きな摘発をしたら、警察官に戻してやるという
約束を信じて情報を流す。

しかし、警察にも捜査情報を流すやくざ関係者の
刑事(香川さん)が捜査に立ち会っていた。

麻薬の売買中に双方の最新情報が入る。
めまぐるしく対応を変えるやくざの組長と警視正。

絶対、「犬」がいると確信するが
それがだれかはわからない。

ついに森屋は、覚せい剤の隠し場所を見つけて
警視正に情報を渡す。

しかし、警視正が誰かに会う=「犬」と会うと
確信した刑事が部下に警視正を尾行させ、
密会の場所を見つけやくざに連絡する。
犬を抹殺するためだ。

しかし密会場所にたくさんのやくざが集結し、
部下は慌てて刑事に連絡する。

森屋にも「現場に向かえ」と連絡が入り
状況を知る。

別々に逃げる警視正と森屋。

森屋は逃げ切れたが、
森屋がタクシーを降りたとたん、
そのタクシーに上から拷問にあった警視正が落ちてくる。

警視正は自分の正体をばらしたのか、
また警視正がいなくなった今、
自分は警官に戻れるのかと呆然と立ち尽くす森屋。

そして警察とやくざとの銃撃戦が始まる。

弟分に手を引かれ逃げる森屋。

弟分は銃撃戦でけがをしていた。
絶命する前に、
召集をかけても来なかった者が「犬」だとボスが
いっていたことと、
警視正が拷問を受けても「犬」の正体を明かさなかったこと
を話し、
「なにげなくこっちをみてるのが刑事だ。
 そういうやつをみたら逃げろ」いう。

どこへとともなく歩きだす森屋。
組へもどるのか、それとも警察に行くのか、
逃げ切るのか。。ー終わりー




という話でした。




本当に、警視正が空から降ってきたときは絶句しました。

「森屋の秘密知っている人が消えたら
 森屋は警官にもどれないじゃん。
 そんな!!!!」ってね。


2時間、ぐいぐいと
「どうなるの?どこでばれるの?」と引きつけられて
見ちゃいまいた。

西島さんの影を背負っている役、はまり役だわ!
桔平ちゃんから乗り換えよう。
細マッチョだし、声もなかなかだし❤


やくざが警官になったくだりが描かれていなかったので
不自然に思ったのですが、
来週、「偽装警察編」として続編が放送されるそうです。
そこでその経緯がわかるそうです。

つまり、今回は「潜入捜査官」ではなく
「潜入捜査編」でした。


久しぶりに良いドラマを見ちゃいました❤
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