ベトナムコーヒーまがい、その味は？

　先日、ニャーヴェトナムで飲んだベトナムコーヒーに強い印象を受け、その味に自宅で挑戦しました。

　いままでは浅煎りにしたキリマンジャロのような酸味の強いコーヒーを薄めにして、砂糖もミルクも加えずに飲んでいた（それが自分の好みだと思っていました）のですが、深煎りにした苦味の強い、濃い目のコーヒーもおいしいのですね。嗜好というものは、自分の気づかないうちに変わっていくものかも知れません。

　苦味の強いコーヒーなら、エスプレッソ用の豆ね、と妻に言われ、早速買ってきました。エスプレッソは、深煎りして、粉状の極細挽きにしたコーヒー豆を、蒸気圧を利用して素早く抽出したコーヒーです。専用のエスプレッソマシーンやエスプレッソメーカーを使い、コーヒーを抽出します。

　エスプレッソ用に細かく挽いた豆を普通の紙フィルターを使って淹れ、飲んでみました。1杯目は私が淹れ、お湯を注ぐのが速すぎて、薄めに出てしまい、？という味でしたが、2杯目はコーヒーをやや濃い目にして飲む妻が淹れ、濃い目に仕上がりました。ベトナムコーヒーに近い味が再現できました。難点は、焦げ臭いこと。深煎りにしたエスプレッソ用の豆だからね、の一言で片付けられてしまいましたが、生豆を買ってきてバターを使って焙煎してみようかな。

　でも、どうやって焙煎するのでしょう。中華なべやフライパンだと手網を使ったときのように豆の皮が隙き間から落ちていかないので、煎りムラができるだろうし、、、そもそもベトナムコーヒーの豆はロースターで煎るのでしょうが、バターを使うとはどういうことなのか。疑問が膨らんできます。

　ベトナムコーヒーの専門店に行って豆買ってきた方がはやいわよ、と言われてしまいました。



　画像は、妻がベトナムで撮ってきた、アルミのコーヒーフィルターとコーヒーです。グラスの底にはコンデンスミルクが白い層をつくっているのが見えます。右手のはフォーのようです。　（夫 記す）

(1) ベトナムコーヒー、初めての経験。
(2) ベトナムコーヒーとは？
(3) ベトナムコーヒーまがい、その味は？
(4) ベトナムコーヒーを専門店で！
(5) ベトナムコーヒーは、苦い？甘い？
(6) ベトナムコーヒー、どう飲めば美味しい？
(7) いよいよ明日は、ベトナムコーヒー！
(8) ベトナムコーヒーの味1
(9) ベトナムコーヒーの味2