POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 高雄市の西部に旗津半島があります。ほぼ南北に細長く、11kmほどです。旗津半島は「旗津区」という行政区画になっており、砂洲からなる地域で、高雄湾を渡る必要があります。それには、フェリーで行くか海底トンネルをくぐるかになります。海底トンネル(過港隧道)をくぐるにはバス(35路)という交通手段がありますが、今回はフェリーがいいでしょう。



 フェリー乗り場(「鼓山輪渡站」)に行くには、バス(公共汽車=公車)があります。「東南客運」の「248路」というバスが「高雄火車站」と「鼓山輪渡站」を結んでいます。途中、「漁人碼頭(フィッシャーマン・ワーフ)」に寄ろうとするなら「水岸公車」がいいでしょう。ただし、この「水岸公車」は、土曜日と日曜日しか走っていず、それに12時以降にならないと運行していません。地下鉄(「高雄捷運」)橘線の「西子灣」駅で降り、徒歩で行く(7分ほど)のもいいかも知れません。フェリーで、「鼓山輪渡站」から「旗津輪渡站」まで渡ります。



 あるサイトには、旗津風景区の観光ルートとして、次のようなものが載っています。「中洲輪渡站」から「紅毛港輪渡站」に渡るフェリーが今も運航しているかの確認がネットでできないので、現地での確認でしょうね。

高雄火車站→(248線公車)→鼓山輪渡站→(船)→旗津輪渡站→(歩行)→天后宮→(歩行)→旗后燈塔→(歩行)→旗后砲台→(歩行)→旗津海岸公園→(歩行)→風車公園→(歩行)→中洲三路→(35線公車)→中洲海産餐廳→(歩行)→中洲輪渡站→(船)→紅毛港輪渡站→(歩行)→高字塔文化園區下午茶→(歩行)→紅毛港巡禮→(歩行)→紅毛港輪渡站→(船)→中洲輪渡站→(35線公車)→旗津輪渡站→(船)→鼓山輪渡站→(248線公車)→高雄火車站



 旗津半島に着いてすぐの「旗津輪渡站」の2階には、「河邊曼波美食館(La Mambo)」があります。高雄湾に面していて見晴らしはよさそうです。




 ここで食事をするのもいいのかも知れません。210元(サービス料込、800円ほど)でコンボ(セットメニュー)にしようかな。



 「丁丁鮮蝦餅」は、海老煎餅のお店です。平日は、お昼を過ぎないと開店しないようです。月曜日から金曜日までは12:00~22:00とあります(週一~週五am12:00~pm10:00)。台湾人は「宵っ張り(夜遅くまで起きている習慣の人)」なのでしょうか。「旗津輪渡站」で船を降りると「廟前路」を歩き始めます。「旗后天后宮」(「旗津天后宮」、「旗津媽祖廟」とも)が左側に見えてきます。頭上に提灯が無数に吊り下げられています。



 「媽祖(まそ)」は道教の女神で、航海や漁業の守護神として祀られています(媽祖是以中國東南沿海為中心的海神信仰,又稱天上聖母、天后、天后娘娘、天妃、天妃娘娘、湄州娘媽等。)。媽祖は千里眼(せんりがん)と順風耳(じゅんぷうじ)という神を脇に付き従えています。

 廟前路を西端まで行ったら、左折して「GIANT」で自転車をレンタルして、「旗津海岸公園」や「風車公園」まで足を延ばして海風に吹かれるのもいいでしょうね。

          (この項 健人のパパ)

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 高雄市には「國立科學工藝博物館」があります。博物館好きの我が子「健人」を連れて行ってやりたい場所の一つです。ここには地下鉄(「高雄捷運」)紅線の「後驛」站の出口1のバス停から出る「接駁公車」というミニバスの「紅28路」に乗って、バス停10以上先の「工博館」で下車すれば、到着できます(搭乘高雄捷運紅線至後驛站(R12)後,轉乘紅28接駁公車,至工博館站下車)。



 「高雄市政府建設局」の開設している「ようこそ~高雄旅行ウェブサイト」には、「国立科学工芸博物館」について次のようにあります。

幾何学的造型の国立科学工芸博物館は1997年に開館し、敷地は九如一路南・北両側に19ヘクタールに及ぶ。台湾最初の応用科学博物館で、世界的に見ても同類型の博物館はパリの国立科学技術工業博物館ぐらいしかなく、アジアでもナンバーワンである。当館はハイテクにかかわる文物の蒐集、科学をテーマにした展示、科学技術教育を中心としており、市民の憩いと生涯学習が結びついた博物館である。屋外の芝生も美しく、入口には古代中国で天体観測に使われた「渾天儀」や時報を打つ「希望の塔」が設置されている。台中の国立自然科学博物館、恒春の国立海洋生物博物館と並ぶ台湾三大科学博物館である。

 期待できますね。ただ、表示が中国語でしょうから、説明を理解するのは難しいでしょうね。お父さん(中国人から学んだ)もお兄さん(大学で第二外国語として受講した)も中国語を勉強しているのだから、健人にも将来的には勉強してもらおうかな。

 この「台湾三大科学博物館」の一つ、「國立海洋生物博物館」(屏東海生館)は、高雄のさらに南、屏東縣車城郷にあり、BOT方式で建設されており、民間事業者である「海景世界企業股份有限公司」が自らの資金で「國立海洋生物博物館」を建設し(Build)、入館料を取って、運営を行っています(Operate)。営業権終了後に(2000年から25年後)所有権を公共へ移転する(Transfer)ことになっているようです。



 私は2007年6月の台湾旅行では、「墾丁(ケンティン)」まで行っており、屏東縣恆春鎮墾丁路17號にある「救國團墾丁青年活動中心」に宿泊しました。ここからならば、「國立海洋生物博物館」は「屏東汽車客運」の「墾丁街車」というバスが利用でき、便利なのですが、高雄から行こうとすると時間と費用が結構かかります。「墾丁列車」というバスを利用し、「保力」で「墾丁街車」に乗り換えることになります(往「海生館」請於「保力(台灣牛)」轉乘「墾丁街車」約每30分鐘一班)。バス乗車時間は2時間30分ほど(往復するだけで5時間!)、費用は往復で600元(2100円)ほどかかります。入館料は450元(1600円ほど)です。今回は、「健人」には諦めてもらいましょう。



 「台湾三大科学博物館」の二つめ、台中市北區館前路にある「國立自然科學博物館」は、台中車站からなら「仁友汽車客運」の22路のバスなどで、「科博館」で降りればいいようです。「展示廳」→「生命科學廳」→「恐龍廳」で、恐竜を見ることができます。映画「ジュラシック・パーク」に出てきた「迅掠龍(Velociraptors、ベロキラプトル)」なども見ることができます。この展示では、「株式会社ココロ」の製作した「アニマトロニクス」が活躍しています。



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夫は私と結婚する前は、肉類をたくさん食べていたのではと推測します。夫の家は畜産農家だったようで、豚肉は毎日かかさず食卓に並んでいたようです。野菜も作っていたようで新鮮な野菜も食卓に並んだようですが、特に野菜が好きだったようではありません。旬のものは口にしていたようですが、旬を過ぎれば口にすることは少なかったようです。

私は、以前の夫とは異なり、野菜料理が好きで、サラダや煮物、おひたし、味噌汁等に野菜をたっぷり入れます。夫の母は「野菜料理はいいわね。歳をとると特にそう思うのよ。」と言うようになっています。

夫の母からは、結婚当初、母は食塩を使用していたせい(私は旨味のある「ゲランドの塩」などを使っています)か、味が薄いとよく言われた気がします。でも、変われば変わるもので、夫の母は数年前から、「あみさんの料理以外は味が濃く感じてね。」と言うようになりました。私は、塩分が強いと胃角を刺激してよくないので、薄味を常にこころがけています。

先程のヤフーのニュースでは、「野菜と果物を多く食べる男性は、あまり食べない男性に比べ、食道がんになる危険性がほぼ半減」とありました。

<食道がん>野菜と果物で危険半減 厚労省研究班 8月14日12時22分配信 毎日新聞
野菜と果物を多く食べる男性は、あまり食べない男性に比べ、食道がんになる危険性がほぼ半減することが、厚生労働省研究班の調査で分かった。
研究班は95年と98年、8県の45~74歳の男性約3万9000人を対象に、食事に関するアンケートを実施し、野菜と果物の1日あたりの摂取量を推計した。04年までに、116人が、食道がんのうち日本人の大半を占める「扁平上皮がん」と診断された。国内の食道がんの患者は、男性が8割以上とされる。
分析の結果、野菜と果物の合計摂取量が1日平均544グラムと最も多いグループが食道がんになる危険性は、最も少ない同170グラムのグループの52%にとどまった。また摂取量が1日100グラム増えると、危険性は約10%減った。種類別では、キャベツや大根などのアブラナ科の野菜の摂取と、危険性の低下に関連が認められた。
喫煙、飲酒習慣がある人でも、野菜と果物を多く食べると危険性が減った。喫煙習慣があり、日本酒を1日2合以上飲む人では、多く摂取する人の危険性が、少ない人より6割以上も低かった。
山地太樹・国立がんセンター予防研究部研究員は「食道がんの予防には、禁煙、禁酒が第一だが、野菜と果物の摂取にも予防効果が期待できることが分かった。アブラナ科の野菜は、がんを抑制するとされる成分『イソチオシアネート』を多く含むため、効果があるのではないか」と話している。


夫の母は、40代前半で未亡人になってしまっており、日頃こう言ってます。「あみさん、息子をうまく使いなさいね。」と。夫には、まず長生きをしてもらわなくてはなりません。私より9歳上なのです。我が子健人もまだ小さいのです。日頃の料理に気を使うことで癌に罹らず長く生きられるようになるならば、こんなに嬉しいことはありません。

私が家族に貢献出来るのは、料理くらいなのですが、今日のニュースは、私の励みになります。

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 台湾や香港、東南アジアの華人居住地域を特徴づけるものは「儒教」、「道教」、「仏教」です。しかし、中国文化圏の地域を旅行していると、「道教」>「儒教」>「仏教」の順で、目に触れることが多いと思います。日本では、「仏教」>「儒教」>「道教」(日本にある道教寺院(「道観」という)の例としては、埼玉県坂戸市越塚にある「聖天宮」(せいてんきゅう、道教廟三清宮)。「康 國典」氏建立、1995年開廟)の順であるのに比べると、逆転しています。

(参考)「廟」(びょう)は、祖先の霊を祭る建物ですが、祖先の霊だけではなく、民衆が尊敬する人物の霊を祭っている建物でもあります。その例が、孔子を祀る「孔子廟(「文廟」ともいう)」や関羽を祀る「関帝廟(「武廟」ともいう)」です。ちなみに、聖天宮は、元始天尊、道徳天尊、霊宝天尊という道教の神々を祀っているそうな。



 「儒教」は、春秋時代の孔子が大成させます。現在においても、孔子を崇敬する人は多く、中国文化圏の各地に孔子を祀る廟(「孔子廟」、「孔廟」、「文廟」)があります。中国本土の孔子廟の多くは、文化大革命の時にいろいろな損傷を受けています。しかし、中国本土以外の孔子廟は、いまも無事に残っています。

 台湾には、台北孔廟、桃園孔廟、新竹孔廟、台中孔廟、彰化孔廟、嘉義孔子廟、台南孔廟、高雄孔廟、高雄舊城孔廟、旗山孔廟、屏東孔廟、宜蘭孔廟、澎湖孔廟などの孔子廟があります。

 日本にも孔子廟があり、「湯島聖堂」がその例です。江戸時代、徳川幕府は儒教(朱子学)を学問の中心と位置づけました。そのため、幕府や各藩の学校では孔子を祀る廟が建てました。他に、佐賀県多久市の「多久聖廟」、栃木県足利市の「足利学校」にある孔子廟、福島県会津若松市にある「會津藩校 日新館」の「大成殿」(「大成殿」は孔子廟の本殿)などがあります。

 「関帝廟」(参考ページ 「横浜中華街関帝廟」)に祀られる「関羽」が「商売の神さま」であるならば、「孔子廟」に祀られる「孔子」は「学問の神さま」です。齢を重ねても、学ぶ意欲の衰えない私は、この意欲ゆえに人生が楽しい。これに感謝するために台湾の第二の目的地「高雄」で孔子廟に参拝に行こうと考えています。



 高雄の孔子廟は、「左営蓮池潭公園」に面してあります。高雄捷運(地下鉄)の「左営」駅で降りると徒歩圏です。「蓮池潭」は南北に長い楕円形をしており、長径が1.4km、短径が0.4kmほどです。蓮池潭の西岸には、廟が林立しており、20以上あります。見て歩いて面白いかは別にして、全部見るのに多分1日では足りないでしょう。





 孔子廟を後にして、蓮潭路を南に下ると湖畔に「北極亭」が見えてきます。北極星を人格化したのが「玄天上帝(北極大帝)」。病を直すとされています。その元帝という道教の神を祀る廟が『元帝廟』。その元帝廟の東側の蓮池潭の湖畔にあるのが「北極亭」であり、湖の中にあるのが「玄天上帝神像」です。

 さらに下ると「春秋閣」が目に入ってきます。2つの塔からなり、春閣、秋閣と呼ばれています。その春秋閣の西側正面に啓明堂があり、本殿にあたる「東南帝關」には関羽が祀られています。「関帝廟」と言っていいのでしょう。

 宋の名医「呉本」は宋の仁宗の皇后の病気を全快させたことから、「保生大帝」の称号を贈られ、道教の神の一人に加えられたといいます。その保生大帝を祀る「慈濟宮」に属する「龍虎塔」は、「龍」の口から入り「虎」の口から出ると善人になれると言われているそうです。



 中国文化の根底にある思想を学ぶには、「蓮池潭」は面白い場所だと思われます。楽しみにしています。

        (この項 健人のパパ)     

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(追記-2015年1月16日) 掲載の記事は、2008年8月のものと古く、愛河クルーズも状況が変わっています。そこで、内容を修正することにしました。

 「愛河愛之船」は、仁愛公園の向かいの「国賓大飯店」の前の船着場(「國賓站」)を出航し、中正路に架かる橋をくぐり、七賢路に架かる橋の前で折り返します。再度、中正橋をくぐり、高雄橋(「五福橋」とも言う)をくぐり、真愛碼頭に至ると折り返し、國賓站に戻ってきます。120元(日本円で440円ほど。2015年1月現在)で、約30分ほど廻ります。平日は、午後3時に始まり、午後10時に終わります。休日は開始時間が午前9時と早いです(終了時間は午後10時)。

 愛河クルーズで用いられるボートは、ディーゼル燃料のボートから徐々に交換が進められていたのですが、2012年(中華民国101年)10月にすべて、旅客定員が36人のソーラーパワーを動力源としたボート(太陽能船)に切り替わりました。2014年1月には、旅客定員が42人の第3世代の「太陽能愛之船」が2艘就航しています。造船費用は700万元(日本円でおよそ2,600万円))だったといい、2012年と2013年の両年の乗船者数が50万人を超えたことから、運営会社の高雄市輪船公司は新船を購入したそうです。これで、太陽能船は12艘で運用されることになったようです。(追記の終わり)

 高雄市には「仁愛河」という河が流れています。市中心部はほぼ東から西へと流れ、途中大きく進路を変更し、南へと向かい、高雄湾に流れ込みます。ほぼ碁盤の目状に通りが走る市中心部ですから、この仁愛河に橋が多く架かることになります。



 この仁愛河で橋の下をくぐってクルーズする観光船があります。それが 愛河愛之船 です。コースは「五福橋─建國橋」「真愛碼頭─愛河之心」の2つあるのですが、後者は日曜日だけの営業でいつでも乗れるわけではありません。前者は平日も運行しており、午後4時から11時までです。15分おきに出発します(航班:下午4時至晩上11時00分,約15分鐘一班)。



 「五福橋─建國橋」コースは、仁愛公園にある船着場(「碼頭」)を出ると河を下り、五福路にかかる高雄橋(五福橋)で折り返し、仁愛公園の向かいの「国賓大飯店」の前の船着場に着きます。中正路に架かる橋と七賢路に架かる橋をくぐり、建國橋で折り返します。再度、七賢橋をくぐり、「音楽堂」の前の船着場に着きます。そこを出ると、再度、中正橋をくぐり、仁愛公園の船着場に戻り着くことになります(停靠碼頭:國賓飯店站、仁愛公園站、音樂館)。航行時間は約30分(航線:五福橋─建國橋(往返約30分鐘))です。



 乗船料は80元(約300円弱)です。子供料金があります。身長で区別されます。115cm未満だと無料です。115cm以上でも6歳未満であることを証明できれば無料です。115cm以上145cm未満だと半額です。145cm以上でも12歳未満であることを証明できれば、半額です(票價:全票80元、優待票40元、團體票70元。身高滿115公分未滿145公分之兒童;滿145公分而未滿12歳者,經出示身分證件(身高未滿115公分之兒童;滿115公分而未滿6歳者,經出示身分證件,免費) )。



 私たちが高雄に行く頃には、MTR「鹽埕埔」駅(高雄捷運橘線は2008年8月31日に運用開始予定)が運用を開始していますから、駅から徒歩で仁愛公園に行けそうです。便利になりますね。



 このクルーズに去年乗ったときはシンガポールのクルーズを思い出しました。この仁愛河は以前は汚染のひどい河だったようです。それを高雄市が主導して、きれいな河へと蘇らせたようです。(「愛河」早年的大家都是稱為「高雄川」或「高雄運河」。早年的愛河受汚染很嚴重,但經過前任謝市長的大力整頓下,河水變的好乾淨!)。

 船上で風に吹かれて、夫も シンガポールのナイト・クルーズ (リバー・クルーズ)を思い出すでしょうか。



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 高雄に行ったなら、「六合観光夜市」(六合国際観光夜市)は外せないでしょう。1950年ごろに、現在の高雄市新興区大港埔付近の空き地に屋台(「小吃」)が集まり始め、徐々に「小吃」の「大港埔夜市」として知られるようになりました。規模は拡大を続け、現在の六合夜市となったようです(早在西元1950年,位於現在高雄市新興區大港埔附近的空地上,就開始聚集了許多小吃攤,漸漸的越來越多,久而久之便形成以小吃聞名的「大港埔夜市」,之後逐漸擴大。轉變成為現在的六合夜市。)。午後6時から深夜2時まで、通りは歩行者天国になるようです(高雄市政府於1987年起,毎天傍晩六時至清晨二時規劃六合夜市為行人徒歩區。



 この夜市は高雄駅から遠くはありません。中山路沿いに南へ10分ほど歩き、右に曲がると六合夜市に着きます。(六合夜市距離高雄火車站不遠,沿著中山路直行約十餘分鐘後右轉至六合路便到可達。)MTR美麗島駅からだともっと近でしょう。1番出口か11番出口から出るといいのかも知れません。
(健人のパパの注:高雄捷運紅線は運用を開始しているのですが、橘線がまだ運用を開始していないため、両線の駅であるMTR「美麗島」駅には紅線は停まらず通過しているようです。2008年8月には運用予定です。「大港埔站」という駅名に変えられてしまうのでしょうか。)



 「高雄市政府建設局」の「高雄市特色商店街」というページでは、「高雄東山鴨頭」、「鄭老牌木瓜牛奶」、「第一家鹹酥雞」、「度小月擔仔麵」、「牛肉麵餃子館」、「廣東粥」の6店舗を特に勧めています。




 果物を売っていた主人が、割れた果物を果汁にして売ったところ、非常に好評でそれから果汁を売ることにして40年が経つ(原本經營水果攤的鄭伯慈老闆,將水果打成汁來賣,結果反應非常的好,改賣果汁一賣就是40年。)という「鄭老牌木瓜牛奶」でパパイヤミルク(木瓜牛奶)を飲んでみました。甘いです。パパイヤと牛乳を混ぜ、加糖してあります(選用上等淺黄木瓜,與鮮奶和特製煮過的糖水打成,味道十分香濃温甜。)。自分で作るのなら、砂糖を蜂蜜に換えたり、レモン汁を加えるといいでしょう。重量で2:3程度のパパイヤと牛乳、そして暑いときには氷を入れて(牛乳を凍らしてもいいかも)、ミキサーにかけ、それに甘さを好みに合わせて適量に加えるわけです。

 胡椒餅も食べてみました。皮がパリパリだけれど、中の具はジューシー、そんな感じの食べ物です。



 このお姉さんが実演して見せてくれました。豚肉を主にした具をスパイシーな胡椒で味付けしてあります。



 その具を葱で包み、さらに生地で包みます。





 それを石釜の壁に貼りつけて焼きます。さて、夫はどんな感想を抱くか、楽しみです。



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 以前ツアーで台湾一周をしたとき(1995年1月)には高雄を充分に観光できなかったので、今回の台湾旅行では「高雄(Gāoxióng、カオション、Kao-hsiung、カオシュン)」(「基隆」にも行きたいそうです)には行きたいと言う夫の希望を叶えることにしました。

 まずは、高雄への移動手段を調べることにしました。台湾は南北に長い楕円形の形をしています。その北部の都市「台北」から南部の都市「高雄」に移動しようというのです。もちろん、飛行機での移動が一番早いであろうと「復興航空(TNA、TransAsia Airways)」のページを見てみると、次のようなことが載っていました。

停飛「台北-高雄」及「台北-台南」航線 公佈日期:2008年7月24日
復興航空自97年8月1日起,停飛「台北-高雄」及「台北-台南」航線,本公司國内西部航線因受到高鐵通車影響,復以國際油價持續高漲,航線收入嚴重不敷成本。考慮目前高鐵服務班次加,應可承擔國人前往北高/北南的需求;故日前已向民航局申請暫停飛航台北-台南及台北-高雄航線。經民航局考量後,同意本公司於97年8月1日起暫停飛航台北-台南及台北-高雄航線。
(2008年8月1日より、「台北-高雄」線と「台北-台南」線を廃止します。台湾新幹線に乗客を奪われた影響と燃油の高騰が理由です。)

 あら、そうなんですね。運賃が2,200元ほどもかかり我が家の旅のスタイルには合わないので、これを選択するのは最終手段と考えてはいたのですが、路線が廃止になっているとは、、、



 もう1社の航空会社「華信航空」(Mandarin Airlines)は、少なくとも8月は飛んでいるのですが、我々が台湾に行く頃にはどうなっているかわかりません。

 次に考えられるのは、「台灣高鐵(台灣高速鐵路)」(台湾新幹線)です。台灣高鐵は、120分程度で台北から高雄に着きます。平日の運賃は1,200元(日本円でおよそ4,200円)ほどです。鉄道は在来線もあり、自強号で5時間程度、850元(およそ3,000円)ほどかかります。



 台北から高雄にバスを運行している会社は、3社あります。「國光客運」、「阿羅哈客運」、「統聯客運」です。アロハバス(阿羅哈客運)は、ソファーシートのバスを運行していて所要時間5時間ほども快適に過ごせそうです。運賃は817元(2,900円ほど)ですが、現在は平日料金が458元(1,600円ほど)。私たちが行く頃もこの値段であることを祈りたいですね。





 それがダメなら、キングバス(國光客運)かな。通常で500元(1,800円ほど)、月曜日の昼から金曜日の昼までだったら、350元(1,300円ほど)で乗れるようです。





 台北駅よりやや西方向にある「台北西駅」から乗るようです。浮いたお金で、高雄で美味しいもの食べなくっちゃ!



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 シンガポール、中国各地、台湾、ウズベキスタンとアジアの各地を旅行している、私と同じ旅行好きの Mickie さんからコメントをいただきました。

 初めて台湾に行った時に現地のガイドさんに連れて行ってもらったのが士林夜市でした。深夜でしたが混みあっていて、『廣東粥』を食べたのを覚えています。美味しかった。

 この「廣東粥」は、「303廣東粥」で戴いたんですよね。「士林夜市美食館」にはお粥の店はここしかないと書いてあるサイトがあります。そのサイトによると「化学調味料を使用しない」味付けなのだそうです。化学調味料が苦手な我が家にまさにぴったりです。是非にも行ってみます。



 「廣東粥」とは、時間をかけて、スープでじっくりと煮込まれたお粥で、味のついていない日本のお粥とは異なり、しっかり味がついています。だから、その味付けが美味しい、不味いの分かれ目になります。「303廣東粥」はスープの作り方にこだわり、骨を使い、玉葱、人参、キャベツ、椎茸、リンゴなどを10時間以上煮込んでいるのだそうです。こうして、ドロドロとした「廣東粥」のベースができ、それを注文に応じて、小さな鍋に取り分け、肉や魚などの具を入れてさらに加熱します。

 台湾のあるサイトでは、「好吃粥品廣東粥」で美味しいと思われるお粥の店を紹介しているのですが、その中に台北市では次の4店が入っています。

「303粥點專門店」(地址:台北市士林區基河路60號(士林夜市美食街307攤位)、營業時間:12:00~01:30、推薦:廣東粥 60元、海鮮粥 60元)(MTR淡水線「劍潭」駅西側にある「士林夜市美食館」の中にあります。)
「東石鮮蚵」(地址:台北市大同區寧夏路66號(寧夏夜市)、營業時間:16:30~04:00 、推薦:鮑魚海鮮粥 70元、無刺虱目魚肚粥 75元、雞蛋蚵仔煎 50元、雞蛋蝦仁炒飯 75元)(MTR淡水線「雙連」駅西側、直線で500mくらいのところにあります。東西に走る民生西路と南北に走る寧夏路が交差するあたりです。)
「大老二美食店」(地址:台北市松山區南京東路五段66巷5號、營業時間:10:30~20:30、推薦:養生鮮雞粥 80元、皮蛋魚片粥 80元、生菜燒鴨粥 70元) (この店を美味しいとする人がいれば、不味いとする人もいます。MTR板南線「國父記念館」駅のほぼ北方向1500mほどのところにあります。「國父記念館」駅5番出口を出て、光復南路を北上、さらに光復北路を北上、光復北路120巷で東行、ファミリーマートがある周辺です。)
「源士林粥品」(地址:台北市中正區延平南路224號、營業時間:10:00~22:00、推薦:魚霸 80元、粥霸 70元、宿霧菜粥 65元)(ここは評価が高い。MTR小南門線「小南門」駅の南西方向、直線で250mほどのところにあります。「小南門」駅3番出口を出て、博愛路を南下、廣州街に入り西行、延平南路に入り南下します。)



 アタリハズレを1軒ずつ試すわけにも旅行者はいかないので、「非凡大探索-美食四季報2008」という本を299元出して買うのもいいのかも知れません。ただし、この手のグルメ本は参考にする程度にしています。他人の舌は参考にはなりますが、信じられるのは自分の舌だからです。味覚は文化の中で育つもの、日本の文化の中で育ち、家庭の食文化の中で育つもの。私が美味しいと感じるものがすべての人に美味しいとは感じません。逆も然り。だから、自分の舌を信じるべきだし、信じていいのです。

 その後も士林には何度か行っていますが、いつも中で迷っていました。士林の屋台にはステーキの屋台もありました。牡蠣のオムレツとか臭い豆腐とか‥。デザート系はオススメです。何年か前に改装?したという話も聞いたので最近はどうなっているか、去年も行っていないのでわかりませんが‥。きれいになっていることを願います。

 台北には他にも華西街夜市(龍山寺の近く)、台湾鉄道松山駅すぐの観光夜市(台北からはたしか一駅)も行きやすいかもしれません。松山駅近くの夜市は「胡椒餅」が有名?で私も食べました。

 華西街は蛇を扱うお店もあって冷やかしで歩いてみるのはいいんですが、わざわざ華西街のために行くのはどうかなって思います。龍山寺に行ったついでに‥がいいです。


 時間があったら、台湾鉄道松山駅の北側すぐの「饒河街観光夜市」にも行ってみます。



 夫は、「粥屋の区対抗だね。士林区の「303粥點專門店」、大同区の「東石鮮蚵」、中正区の「源士林粥品」、松山区の「大老二美食店」、全部行けたら面白いね。」と喜んでいます。お粥ならはしごは出来そうですが、移動に時間がね、、、

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我が家の生活圏に「ベルク(Belc、Better life with communityの頭文字をとったものという)」という食品スーパーがあります。

ここは「食育(食に関する知識を習得し、豊かで健康的な暮らしをおくる取り組み)」に力を入れています。具体的には「食育授業」と「食育イベント」です。「食育授業」は、ベルクの店舗で、買物ゲームを行ったり、調理実習をすることで、実際に野菜や果物に触れるという実体験をし、またバランスの良い食事の大切さを学んでもらおうとするものです。

「食育イベント」は、企業の協賛を得て、企業の施設で料理教室を開いたり、工場見学を行ったり、収穫体験をするものです。「日本ハム/工場見学と手作りウインナー」、「親子米作り体験ツアー」、「カゴメ/お客様料理教室」、「レタスの収穫体験と国立天文台見学ツアー」、「キューピー/親子工場見学と手作りマヨネーズ」、「中央化学/エコ体験と東武動物公園ツアー」、「カルピス/工場見学と手作りデザート、ヤマキ/親子お料理教室」などが今年すでに実施されています。

ベルクの店頭に参加者募集のポスターが張り出されますと、参加希望者はハガキを出します。抽選に当たれば参加できることになります。ベルク食品管理室の大林さんのお話では、1つのイベントに100通前後の応募があるようです。そのうち当選するのは10数組の親子ですから、8倍前後の競争率になるのでしょうか。高いときは15倍にもなるようです。ベルクのこの催しは、2007年度は22回実施され、今年2008年度は35回を予定しているのだそうです。



ベルクの店頭にポスターが張り出されるたびに、ハガキを出していたのですが、籤運のない私はハズレが続きました。しかし、ようやく「大塚製薬/ポカリスエット工場見学と伊香保グリーン牧場体験ツアー」に当たり、きょう我が子「健人」と参加してきました。集合場所は、ベルクかごはら南店。集合時間は、朝8時15分。籠原は我が家から90分ほど行ったところ。時間の余裕を見て、2時間前に家を出ることにしました。夏休みに入って、生活時間が乱れ、朝早く起きられなくなってしまった健人が心配でしたが、自分から進んで早寝をし、朝5時には起きてきました。学校には9時間寝ても眠そうな顔をして行くのに、遊びなら1時間半も早く起きられるんだ、、、



ベルクの駐車場には、西武バスが待っていました。そして、ベルクからは大林さんと磯さん、大塚製薬からは量販担当の生山さんと植松さん。バスに乗る際に、ポカリスエット2本とソイジョイの8本セット1組をもらいました。(帰って報告後の妻の言葉:あら、大塚さん、気前がいいのね。)



そう、大塚さんは気前がいいのです。バスの中で工場に着くまでの間に「クイズ大会」というのがありました。大塚製薬の植松さんが自社製品に関して出題して、正解すれば景品を出すのです。健人は、ポカリスウェットの「スウェット」が「汗」の意味であるのを紹介する導入として、出題した問題「体温を下げるために体がするものは何?」に「汗」と答えられて、“POCARI SWEAT”と大きくロゴの入ったバスタオルをもらいました。(帰って報告後の妻の言葉:これ、お母さんがもらうわね。仕事帰りに寄るプールで使うわ。ありがとう。)



大塚製薬の高崎工場では、大塚製薬の歴史の説明を受け、ポカリスウェットとファイブミニの製造工程の見学です(バーチャル工場見学は、ここから どうぞ。)。残念ながら、製造機械の撮影は禁止されていて、画像はありません。ここでもお土産が渡されました。



午後は、「伊香保グリーン牧場」でバーベキューの昼食をとり、その後2時間半ほどのフリータイムがあり、施設内をあちこち見て廻りました。私の子供の頃は、生活の中に動物と接する機会が多くあり、馬、牛、豚、鶏、羊、山羊は日常そのものでしたが、健人は非日常。面白かったようです。




特に面白かったのは?と聞くと「シープ・ドッグ・ショー!」牧羊犬が羊を操り、山の中腹から会場へと連れてきます。これは私にとっても非日常。面白かった。(帰って報告後の妻の言葉:これで夏休みの宿題の生活作文を書くんだって。忘れないうちに明日書いてしまいなさいよ。書き終わるまでパソコンは禁止!)



健人には、「楽しいひと時」の後に「厳しい現実」が待っていたようです。

       (この項 健人のパパ)

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