POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 妻から質問されました。
「ヤフーで検索して、住所や電話番号などの施設の情報をコピペして、ヤフーメールで携帯電話に送るでしょう。でね、送られた電話番号をクリックするだけで、電話をかけられるようにしたいのよ。いまは、紙に書き写してかけているのよ。」

 そこで、電話番号をクリックするだけで、電話をかけられるようにする手順を記事にすることにしました。
「ブログの記事見て!」
と一言言えば、手順をパソコンを開いて幾度も説明する必要がなくなるからです。



(手順1)ヤフーメールの「メールの作成」というページに入ったら、「件名」の右の方にある「テキスト形式」というリンクをクリックします。



(手順2)「テキスト形式」というリンクをクリックすると、「この操作を行うと、メール送信形式がテキスト形式に変換されます。書式設定はすべて無効になります。操作を続けますか?」というメッセージが表示されます。「OK」をクリックします。



(手順3)「色とグラフィック形式」というリンクに変わっていれば、メールはテキスト形式で送信され、携帯電話で受信しても、電話番号にリンクが付く(電話番号の箇所が青くなる)ことになります。

                    (この項 健人のパパ)

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 来月に台湾旅行を計画している妻が尋ねてきました。

妻「空港からバスで台南に行く方法を調べてくれる?」
私「新幹線で行かないの?」
「高鐵は高いし、高鐵の台南駅は市内から離れているのよ。」
「そうなんだ。」

 統聯客運(Ubus、統聯汽車客運股份有限公司、United Bus Company Ltd.)は、台湾で最大の旅客バス会社の一つで、長距離バス(「国道客運」)と台中市内の路線バス(「台中市公車」)を運行しています。しかし、桃園空港(「桃園機場」)から台南に直通バスを運行していません。桃園空港から台中までの路線と台中から台南までの路線を別に運行しています。

 そこで、一度、台中で乗り換える必要があります。バスが高速道路(国道1号線)から降りたら、乗り換える準備を始め、「朝馬」という乗換駅(「轉運站」)で一旦降ります。空港出発時刻は、統聯客運のサイトの「機場站時刻表」で確認できます。



 統聯客運(Ubus)の桃園機場での台中車站(「台中朝馬轉運站」で乗り換えになる)行きの時刻表は、以下になります。台中車站までの平均的な所要時間は2時間30分ほどです。途中下車するのでやや短くなります。
(始発バス)06:10、
(7時から11時までは1時間間隔)07:00、08:00、09:00、10:00、11:00、
(11時から12時20分までは40分間隔)11:00、11:40、12:20、
(12時20分から12時50分まで30分間隔)12:20、12:50、
(12時50分から14時50分まで20分間隔)12:50、13:10、13:30、13:50、14:10、14:30、14:50、
(14時50分から12時50分まで30分間隔) 14:50、15:20、15:50、16:20、16:50、17:20、17:50、18:20、18:50、19:20、19:50、20:20
(20時20分から21時40分まで40分間隔)20:20、21:00、21:40、
(21時40分から23時40分まで30分間隔)21:40、22:10、22:40、23:10、23:40、
(最終バス)00:00

 台中車站(「台中朝馬轉運站」までは20分ほどかかる)から台南の終点「兵工廠站」(台南公園の西側の降車場)まで行く時刻表は、以下になります。台中駅出発時刻は、統聯客運のサイトの「台中車站時刻表」で確認できます。兵工廠站までの平均的な所要時間も2時間30分ほどです。

(0時5分から5時5分までは1時間間隔)00:05、01:05、02:05、03:05、04:05、05:05、
(5時5分から23時35分まで30分間隔)05:05、05:35、06:05、06:35、07:05、07:35、08:05、08:35、09:05、09:35、10:05、10:35、11:05、11:35、12:05、12:35、13:05、13:35、14:05、14:35、15:05、15:35、16:05、16:35、17:05、17:35、18:05、18:35、19:05、19:35、20:05、20:15(前車の10分後に出発)、20:35、21:05、21:35、22:05、22:35、23:05、23:35

妻「空港からバス、何本も出ているのね。」
私「そうだね。12時から3時頃までがピークだね。」
「台南まで5時間くらいで行くのね。」
「そうだね。」
「朝早く空港を出て、台中で少し遊んでから台南に行くのはどう?」
「いつ空港に着くの?」
「深夜に着くから、空港近くのホテルで一泊なの。」
「早起きはきついな。」
「あら、10時に出ても12時頃には台中よ。そこでお昼を食べて、、、」
「台中に名物料理はあるの?」
「知らない。調べてよ。」
「・・・」

 一年を通して夜に寒さを感じるほどには気温が低くならない台湾、香港、東南アジアの中華圏には「夜市(yeshi、4-4声、イエシー)があります。人口は265万人を超え、大阪市ほどの人口を擁する台湾第3の都市「台中市」(中華民国の直轄市)にも、「逢甲夜市(Fengjia Yeshi、2-3-4-4声、フォンジャー・イエシー)という規模が大きく有名な夜市があります。

 夜市には「大腸包小腸(dachang bao xiaochang、4-2-1-3-2、ターチャンパオシャオチャン)」を売る店があります。「大腸で小腸を包んだ食べ物」と聞くとゲテモノのように聞こえますが、大腸はもち米の腸詰め、小腸はソーセージ(中国語で「香腸」(xiangchang、1-2声、シャンチャン))を意味しており、ホットドッグの具材のロールパンがもち米に替わったものと考えれば、イメージができそうです。

 この大腸包小腸は、いまでは台湾のどの夜市でも目にすることができるようなのですが、その発祥は台中なのだそうです。(大腸包小腸 已経是遍布全台湾的各大小夜市。但是発源地是在台中。)しかし、この「もち米ホットドッグ」、けっこうボリュームがあるそうで、これを食べてしまうと他の物にはもう手が出なくなるようです。どうしようかな。

 いまから4分の1世紀ほど遡る1985年頃に、逢甲夜市で店を開いた「施圣英(Shi Shengying)」は、緑茶、紅茶といった飲み物を扱っていましたが、当然ありきたりで競争力がありませんでした。そこで、愛玉、山粉圓、キンカン、レモンの4種類を混ぜ合わせて、口に爽やかな「四合一」を創り出したところ、お客に大いに受け入れられたといいます。いまでは、逢甲夜市に4店舗を持つまでになっているようです。

 「愛玉(aiyu、4-4声、アイユイ)」は、愛玉子(台湾語:オーギョーチ)という植物の果実から作られるゼリー状の食べ物です。普通にはレモンシロップなど甘みのあるシロップをかけて食べます。葉を食用にするバジル(バジリコ)の種「山粉圓(shanfenyuan、1-3-2声、シャンフェンユェン)」は、コンニャクマンナン(グルコマンアン)を多く含み、水分を含むとゼリー状になります。

妻「ねえ、話しが脱線してきていない?」
私「調べろっていうから。」
「長距離バスの話題でしょ。その話し、書くんだったら、別の記事にしたら。」
「・・・」
「大体ね、夜市は早くても午後3時頃から始まるのね。お昼は無理よ。」
「・・・」

 国光客運も桃園空港-台中、台中-台南間で長距離バスを運行しています。「桃園國際機場」発、「朝馬站」経由、「台中」行きの便数は、統聯客運と比べるとかなり少なく、06:30、12:30、14:25、15:25、16:05、17:40、18:35(金曜日・日曜日は19:00)、19:50、20:35、22:00、22:40の11便です。料金は240元(日本円で600円ほど(2011年10月8日現在))です。

 「台中」発、「朝馬站」経由、「台南」行きのバスの出発時刻は、月曜日から木曜日と金曜日から日曜日では異なります。月曜日から木曜日の時刻表をみてみると、06:10、07:10、08:10、09:10、09:45(月・金・土・日の増発便)、10:10、10:45(月・金・土・日の増発便)、11:10、11:45(月・金・土・日の増発便)、12:10、13:10、14:10、15:10、16:10、17:10、17:45、18:10、19:10、20:10、21:10、21:45と増発便を除いても18便はあります。

 金曜日から日曜日にかけては便数が多くなり、06:10、06:45、07:45、08:45、12:45、13:45、14:30(金・日の増発便)、14:45、15:30(金・日の増発便)、15:45、16:45、18:45、19:45、20:30(金・日の増発便)、20:45と倍近い便数となります。料金は170元(日本円で430円ほど)で、桃園空港から台南には、1,030円ほどで移動できることになります。

 急ぎの旅でなければ、台中で遊んでから台南に入ることはできそうです。実際の行程は以下の記事にあります。

(参考) 「「台南へ」 - 時間はかかるけれども、安価に移動できるのはバスですね。

(参考) 「「台南へ」 - 自由気ままにバス旅で、台南へ。でも、少し疲れたかな。

               (この項 健人のパパ)

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 天然痘(smallpox)という感染症が過去にありました。天然痘は、天然痘ウイルス(Variola virus)に飛沫感染や接触感染により感染することで発症するもので、非常に強い感染力を持ち、全身に膿疱を生じさせます。膿疱は体表面だけでなく、内臓にも現われ、肺が重度に損傷を受けると、重篤な呼吸不全によって、死に至ることもあります。

 1798年、エドワード・ジェンナー (Edward Jenner) が、ウシの病気である牛痘にかかった者は天然痘に罹患しないという事実に注目し、天然痘ワクチンを開発します。天然痘の流行に対し、ワクチン接種が劇的な効果を発揮し、急速に流行が消失していきます。1958年、世界保健機関(WHO)総会で「世界天然痘根絶計画」が可決され、根絶計画が始まります。

 WHOは天然痘患者が発生すると、患者に接触した人々にワクチン接種を行いました。天然痘は感染後でも4日以内であればワクチン接種は有効であるとされています。1977年、ソマリアでの天然痘患者を最後に感染は報告されなくなり、WHOは、3年を経過した1980年、天然痘の根絶を宣言しました。ワクチン接種が感染症を制圧した例です。

 インフルエンザもRSウイルス感染症もウイルスが惹き起す呼吸器感染症です。インフルエンザ・ウイルスに対しては、ワクチンが開発されていますが、劇的な効果を発揮することはありません。また、11月から1月にかけて流行し、気管支炎や肺炎の原因となるRSウイルスはワクチンがいまだ開発されていません。RSウイルス感染症は、乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%を占めると報告されています。

 インフルエンザのワクチン接種については、その有効性と安全性に関して、議論があります。インフルエンザ・ワクチンは効果がないし、安全性も低いという主張もあります。インフルエンザに感染しても多くの人は、適切に対処すれば、重症化することもなく回復していきます。そして、同じタイプのインフルエンザに対しては免疫を獲得し、発症することはなくなります。

 インフルエンザ・ウイルスに感染すると重症化や合併症を引き起こす可能性の高い人たちがいます。「ハイリスク群」と言われる人たちです。

 (1)65歳以上の高齢者
 (2)妊娠28週以降の妊婦
 (3)慢性肺疾患(肺気腫、気管支喘息、肺線維症、肺結核など)を持っている人
 (3)心疾患(僧帽弁膜症・鬱血性心不全など)を持っている人
 (4)腎疾患(慢性賢不全・血液透析患者・腎移植患者など)を持っている人
 (5)代謝異常(糖尿病・アジソン病など)を持っている人
 (6)免疫不全状態の患者

(参考) 国内大流行への導火線に火が点いた - 狙われる「ハイリスク群」

 この人たちを守るためにもワクチン接種は必要だという主張もあります。「集団免疫」の考え方です。集団免疫は、集団の構成員の一定数が免疫を獲得すると、集団の中に感染患者が出ても、集団の中で感染が阻止されることを意味し、その結果、子供や老人などの免疫力が弱い者たちが感染を免れることができることを言います。インフルエンザワクチンは集団において一定以上の接種率があると集団免疫としての感染防止効果があると言われています。

(参考) 「新型インフルエンザワクチン」の安全性と「集団免疫」と「接種禍」

 アメリカには、どのような感染症に対してワクチン接種を推進すれば、感染予防が可能なのかを検証する機関があります。この機関が米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)と米国保健福祉省(US Department of Health and Human Services、DHHS)に予防接種を推奨します。

 この機関は、「ACIP(Advisory Committee on Immunization Practices、エーシップ、予防接種諮問委員会)」と呼ばれ、投票権を持つ15人の委員と医薬品食品管理局(Food and Drug Administration、FDA)などの8つの行政組織の代表と米国感染症学会(Infectious Diseases Society of America、IDSA)などの26の組織の代表(組織の代表には投票権はない)から構成されます。

 アメリカでは、予防接種によって、ポリオ(polio)、麻疹(measles)、風疹(rubella)の患者数を激減させました。これらは、ワクチンで予防可能な疾病(vaccine preventable diseases、VPD)なのです。アメリカにおける予防接種のあり方はACIP会議で決定されますが、ワクチン接種禍で被害を受けた患者団体などもこの会議への参加が可能で発言することもできます。

 アメリカでは、ジフテリア、肺炎球菌、破傷風、インフルエンザ菌b型(Hib)、百日咳、ポリオ、A型肝炎、B型肝炎、麻疹、風疹、水痘、帯状疱疹、流行性耳下腺炎、髄膜炎菌、インフルエンザ、ヒトパピローマウイルス、ロタウイルスのワクチンが原則無料で提供され予防接種されています。日本では、肺炎球菌、インフルエンザ菌b型、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、水痘(水疱瘡)などは、いまだ任意接種です。

 日本にも予防接種施策全般についての「評価・検討組織」が必要だという議論があります。日本版ACIPを作ろうというのです。免疫学、感染症学、予防医学、小児科学、内科学、公衆衛生学などの専門家がこの組織の委員になります。アメリカでは、ワクチンの推奨の会議においては、委員の当該ワクチンメーカーとの関係が問われ、メーカーとの利益関係が確認されれば、そのワクチンに関する投票権を失います。日本でも、透明性を充分に図る必要は当然あるでしょう。

 アメリカでは、麻疹ワクチンの徹底した導入の効果により、患者数は激減して、外国で感染して帰国して発症する例か、入国した外国人から感染する例に限られるようになりました。WHOにおいて、西太平洋地域での麻疹排除の目標が2012年に設定されたことから、厚生労働省は国内の麻疹を1年間に人口100万人当り1例未満に患者数に抑える対策をとりました。

 2011年1月~9月に埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、長野県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、香川県、福岡県の14都府県から119件の麻疹ウイルスの分離・検出が報告されています。麻疹ウイルス検出例の年齢は1歳をピークに0~4歳が最も多いのですが、20歳代~40歳代の成人も41%ほどを占めています。

 この年代層はワクチン接種率が低い。1988年から1993年まで実施されていた新三種混合ワクチン(MMRワクチン)は、副反応の発生率が高かったため、忌避されることがあったのです。現在は、副反応で問題になった流行性耳下腺炎(mumps)ワクチンを除いた、麻疹(measles)と風疹(rubella)の二種混合ワクチン(MRワクチン)になっています。

 息子「健人」の学校から「「麻疹・風疹に関する調査票」への追加記入へのお願い」という文書を受け取ったので記事にしてみました。

                  (この項 健人のパパ)

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