アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

金曜夜の1時間…♪

2019-07-29 11:38:21 | Weblog
毎週金曜日の夜、レッスンから帰ってきてなるべく観るようにしているのがNHK『にっぽんの芸能』
ときには過去の名舞台、名演奏が紹介されたりもします。
舞踊も色々な流派それぞれの公演や、流派を超えた合同公演なども紹介されます。
日本舞踊でも、バレエと同じように物語のある幕物もあるのね、と改めて気が付くこともありますよ。
日本舞踊とバレエの違いって、腕の使い方だなって思ったりします。
日本舞踊は外から中へ、バレエは中から外へってのが分かりやすい違いかな。
それからバレエには両脚を前後あるいは左右に大きく広げて高く華やかに跳ぶ動きがあるけど、日舞ではちょん と飛び降りるような動きをする、ジャンプっていう概念がないんだな、と思ったり。
それってきっと着衣の違いからきてるのかもね、と考えたり。
ま、興味のあるなしに拘わらず流し見というか流し聞きというか、そんなことをしています。
清元と常磐津の違いはわからないけど、邦楽の響きって耳に心地いい。
どちらかというと義太夫が好きだな。
お能・狂言・歌舞伎・文楽はわりと集中して観ることが多い
先週は地方に今も残る芝居小屋での中村七之助丈の公演が紹介されました。
中村屋さんはそういう芝居小屋を大事にされているんですね。
小さいけど趣のある芝居小屋っていいですよね、花道も回り舞台もちゃんとあって。
七之助丈は小屋のサイズに合わせて、お染の七役のうち四役を演じられました。
お光から久松へ、久松からお染へ、さらにお染から久松へ、さらにさらにお染へ、そして最後に土手のお六になって花道から
その早変わりの凄いこと
ワクワクしながら見てました。
週に一度、和物にひたる1時間です。
コメント
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