アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

イメージに近づいた…♪

2016-10-18 09:52:53 | Weblog
グラン・アレグロの中盤の部分ね。
ピケ・アラベスク→シャセ→グリッサード・アン・トゥールナン
右側は下手前に向かってピケ・アラベスクをして、上手奥のほうへシャセ。
シャセが終わったところで、メグちゃん
ドゥミ・プリエする脚のターン・アウトが崩れて、上体が前傾
する癖があるの。
そこを修正しましょう。
動きをイメージで説明するとね…。
ピケ・アラベスクしたら、アラベスクに上げた脚を引っ張られるようにシャセに移行する。
シャセをしながらもピケ・アラベスクで向いていた方向に気持ちを残す。
ってことなのよ。
だからシャセ終わりのところで上体は起きてるの。
「反っくりかえれとはいわないけどさ、少~~しだけ、胸を反らすつもりでやってごらん」
もう一つ、グリッサード・アン・トゥールナンのときのアームス。
アン・オーに引き上げるんだけどさ。
螺旋を描くような軌道でアームスを引き上げる。
回転終わりでアームスをアン・オーにするんじゃなくて、
アームスの動きが回転を促す
とイメージしてみて
はい、音楽でどうぞ

あらまぁぁぁ…、動きが変わったわよぉぉ。
ピケ・アラベスクもそれならシャッター・チャンスだ
シャセ終わりも潰れてなかったし、グリッサード・アン・トゥールナン終わりの5番ドゥミ・ポワントも静止出来たし。
いいわよぉぉ…
「もう一度やっても…」
もちろんよ、どうぞ

よし、それじゃ左側を

うん、うん、いいわ。
移動の距離も大きくなってるしね。
リズムも整ってるし、メリハリもある
「自分でイメージしてる動きにちょっと近づいた感じ…
じゃぁ、アンシェヌマンを通しましょう。
上手奥で右脚アティチュード・ア・テール。
右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ→左にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ→右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ→右脚ピケ-アラベスク→シャセ→グリッサード・アン・トゥールナン→右脚ピケ-アラベスク→シャセ→グリッサード・アン・トゥールナン→右脚からパ・ドゥ・ブーレ→左前4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→パ・ドゥ・ブーレ→左前4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→パ・ドゥ・ブーレ→左前4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール

順番は大丈夫ね。
ではどうぞ

うん、キレイなアッサンブレだわぁ。
高さもあるし、スピードもある、いいわよぉ。
上げた脚を下す、ってことが理解出来たみたいだね
全体に勢いもあって、まとまりもいい。
「なんだか初めて、これならいいかなって…
そうでしょぉ
見ていても気持ちがよかったわよ。
「…ただ、アームスの動きがイマイチ不自然というかモノになってないというか…
それは、練習を重ねていくうちに自然と様になっていくというか、身に付いていくものだわよ。
「ん~…、センセイのアームスは動かそうと考えながら動かしてるわけじゃなくて、パと一つになってますよね…。そういうアームスがいい…
…………。
じゃ、ポール・ドゥ・ブラ、やってみるか
コメント
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