PLANKTON NEWS and REPORT

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テテのライブ in ブールジュ

2010-04-28 | テテ/トリヨ/アシャ
テテの新作『夜明けの最初の輝き』が4/11にリリースされました。もう聞きましたか?最高傑作ですので、まだの方は是非とも!!
メタカンパニー(テテの日本のレーベル)

先週、フランスのブールジュ(Bourges)で行われた音楽フェスティバル「ブールジュの春(Printemps de Bourges)」でテテに会ってきました。テテは木曜から始まったフェス最終日の日曜の午後、代々木体育館みたいな巨大テント会場に3アクト中、2番目の出演。テテ、ドラム、ベースというシンプルな3人編成。アコースティック・パワー・ポップというコンセプトの、アメリカ録音の新作にのっとり、カラっとしたアメリカン・ロックな音だけれども、あのメロディ、声はテテにしかあり得ない美しさ。(ベーシストは、昨年メリッサ・ラヴォーの来日時に同行したマダガスカル出身のマノでした。)

新譜の曲を多くやるのかとおもいきや、45分程度のステージだったので、新旧ヒット曲を織り交ぜた、かなりおいしい選曲でしたね。セットリストは、(間違ってたらゴメンですが)、新譜のリード・トラック「妬みと蔑み」から始まり、「シャムの息子たち」、「アド・リビトゥム」「小さなシャンソン」「呪われ者のブルース」(新譜より)、そして英語の知らない曲をはさみ、「全世界で最良」、テテの弾き語りで「夜明けの最初の輝き」(泣けます!!)、大サービスのメドレーで「(1曲表記不明、たしかライブではおなじみの曲・・)/パル・モン・エ・ヴァロン/Love Love Love」、そして「厄介者たちの舞踏会」「マドレーヌ・バドレーヌ」、大・大合唱の「ア・ラ・ファヴール・ドゥ・ロートン」で惜しまれつつ終了。

現地でのライブを見ると毎度言われる事ですが、テテの本国での人気はほんとすごいですねー。ほとんどの曲を観客が合唱ですよ。私の前にいた女の子は、ライブ中、ずっとデジカメで録るか、叫んでいるかのどちらかです(笑)本人にその事を話すと、
テテの次のアクトの若い女の子ラッパーのファン層が若い女の子が多いせいだよ。とちょっと照れていましたが。

ブールジュの後パリに戻り、4/26,27と、パリの由緒あるコンサート会場 シガールにて、2daysのライブだったテテ。(ちなみに、ここで4/19にはスタッフ・ベンダ・ビリリがライブしました。)その公演レポートも、近々メタカンパニーさんから届く様ですよ。秋にはプロモ来日も予定の、テテのニュースをこれからもお楽しみに!

メタカフェ(メタカンパニー・ブログ)