オペラ・ガルニエからさほど遠くないホテル・ベルジェール・オペラ。
最寄りのグラン・ブールヴァール駅から地下鉄に乗ってソルフェリーノ駅へ向かった。
♪ パリ地下鉄、ホームの幅が狭く暗い(03年)
♪ ソルフェリーノ駅から北に向かう小さな通りを抜けると美術館(03年)
美術館の前に小さな広場があって犀や象が展示してあるのだが、この時は工事中で正面辺りはトタン板で囲われている。
♪ 工事中の美術館(03年)
♪ 改装を終え、無事?姿を見せた犀と象(09年)
02年から始まった工事のため、美術館の左手、セーヌ川側が個人見学者の専用の入り口になっていた。
そちらに回ると、開館する時間は10時だが、既に入場待ちの人の長い列が続いていた。
♪ 改装後のチケット売り場、朝早くなので空いている(09年)
♪ ちなみに15年ほど前、暮れも押し詰まった冬の美術館、それにしても二人とも若いね(97年)
ところでこの美術館、入場券売場では、巡り合わせなのか日本の女性によく当たる。
その彼女達、何に腹を立てているのか知らないが、同邦人に「どうしてあんなに無愛想になれるの?」と呆れてしまう。
ロンドン・ナショナル・ギャラリーの日本女性、多分ボランティアだろうけど。は、「優しい笑顔で迎えてくれるのに」と比べてしまう。
♪ セーヌの向こうはコンコルド広場に接するチュイルリー公園(03年)
♪ 美術館(左岸)と公園(右岸)に架かる木の橋、ソルフェリーノ橋(09年)
オルセー美術館、1900年のパリ万国博覧会を記念して駅舎として建てられたという。
駅として使われたのは39年までの40年間ほどで、フランス新社会党の結成に尽力、第一書記として反ドゴール体制の中心として活躍、81年から14年間大統領を務めたミッテランの計らいで美術館として生まれ変わったと案内書にある。
♪ 地上階の中央通路、吹き抜けになっていて両側に展示室が並ぶ(03年/09年)
♪ ここがかつて駅舎であったことを窺わせる大時計、今も静かに時を刻んでいる(09年)
美術館は、地上階と5階の上階、そして、2階の中階の三層からなっていて、入り口付近から数段低い地上階の中央通路へと降りた。
吹き抜けの天井はガラスに覆われ、薄暗い大方の美術館とは異なり明るく広々とした開放感がある。
Peter & Catherine’s Travel Tour No.435
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