ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

人は急いで結婚し、暇になってから後悔する

2017年04月07日 | 本/図書館/言葉

 聊か自虐的なタイトル、イギリスの劇作家・詩人ウィリアム・コングリーヴの言葉だそうだ。

 ところで、少し先のことだが、4月27日はなんと 「悪妻の日」なのだそう。
 その日を知るキッカケは、朝日(4/5)に “ 生涯未婚率 過去最高 ” という見出しがあったから。

 社会保障・人口問題研究所によれば、“ 10年の前回調査から男女とも3ポイント以上増えた ” のだとか。
 記事は “ 結婚資金や住居の他、非正規労働者の増加も影響 ” と、同研究所のコメントを載せていた。

 その未婚率、男性23%・女性14%で、最も高かったのが男性は沖縄で女性は東京だそうだが、面白いのは低い方、男性では奈良、滋賀、福井、女性は福井、滋賀、岐阜で似た県名が並ぶ。

 タイトルや結婚という言葉から頭を過(よぎ)ったのが哲学者ソクラテスの妻、で、検索エンジンを繰ってみたら有るわあるわ。

 そのひとつに、BC399年、ソクラテスが青年を惑わした罪で刑死したことに由来して 「哲学の日」が制定されたらしいが、妻クサンティッペが悪妻と言われていたことから 「悪妻の日」ともされたとあった。

 ブツクサとぼやく哲人に、知人が 「だったら別れりゃいいじゃん」と言ったところ、「この人と上手くやっていけるようなら、他の誰とでも上手くやっていけるだろうからね」と、言ったとか言わなかったとかも。

 とまれ、女房ちゅうもんは亭主次第、可愛くもなれば面憎くもなるもンらしい?
 ちょっと寂しい夜なんぞ、悪妻でも鬼妻でもいい、傍にいてさえくれれば・・・と、思わないでもない、えっ、自分に都合のいい時だけのことやろって? そりゃ誤解・・・でっせ。

 月に叢雲 花には嵐、この週末、夜まで天気持ちそうなので、ご夫婦仲良くお花見をお楽しみ下さい、ねっ!
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1289


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2 コメント

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洒脱な記事 (ろこ)
2017-04-07 02:51:30
こんにちは。
 軽妙洒脱な記事に思わず頬がゆるみました。
 もとはと言えば赤の他人である人と一生添い遂げようというのですから、大変なことです。
 親でも持て余したじゃじゃ馬娘をもらったわが夫殿。気の毒としか言いようがありません。
 
  やっと咲いたと思ったらぱっと散ってしまう桜に惜別の情は深いですね。
 
ろこさんへ (petro)
2017-04-07 07:09:18
おはようございます
他人でありながら縁あってともに暮らす、この摩訶不思議な存在、ともにいて心地よい人でした、そのかけがえのない存在を想ってしまいます、詮無いことですが・・・
ろこさんご夫妻の折々の睦まじいご様子、羨ましいなあと思いながら拝見しています

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