ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

一病息災?

2014年03月25日 | 日記

 イレウス騒ぎで延び延びになっていた二年目にあたる三月毎検診、前週明け(3/17)に受けたまでが前回。

 血管造影剤を使ってのお腹周りのCTと、転移することが多いらしい肺、こちらは普通?のCTを撮って、腫瘍マーカーの採血をしてこの日は終わり。

 話Aはそれるが、血管造影剤を使っての撮影、経験された方も少なからずおられると思うけれど、二の腕というか上膊(じょうはく)に刺さった針が、チクッとしたと思いきや熱くなって、胸からお腹へと段々とその熱いものが下りていくのが判って、余り愉快でない気持ちにさせてくれる。

 話を戻して、腸管癒着や閉塞の検査、この時も呆れるほどCTとX線撮影と採血があった。を除いて通算九回目になるだろうか、その検査を終えた。

 一週間ほど後に結果が判るのだが、これまではその後カタリナ が労ってくれて、寿司屋などに同行してくれたが、それも今となっては懐かしい。

 またまた話はそれたが、検査の後、阪神西宮駅中の書店へ寄った。
 ブックシェルの前をうろうろしていると、誌名は忘れたがたまさかこの病の特集の雑誌があった。

 この手の雑誌、殆ど見ることがないのだが、検査後のこともあってぱらぱらと拾い読み、当然、身に覚えのあるページを繰る。
 うろ覚えなのだがこの部位、他のに比べて素直?な性質なのだそうだ。

 B隠れて悪さをすることが少ないと言うことなのだろうか、3月毎に5年間フォローすることが大切とあった。
 ちなみに、手術患者でステージⅠの場合、5年をクリアすると生存率は98.7%にもなるので、5年を越えるのが肝とあった。

 余人は知らぬがこの病、一旦、罹(な)ればそれなりに覚悟もできて、そんなにナーバスになるものでもない。

 ただ、一病息災という言い回しに当て嵌まる病なのかどうか知らないが、カタリナがいない今、召される日まで周りの人に迷惑をかけないようにしなくっちゃとも思い、聊か厄介な術後後遺症も抱え余りと言うか残りと言うか、三年も生きさせて貰えればもうその辺りで・・・と、思わないでもない。

 その日の帰り道、名も知らぬ花に出会ったが、一生懸命?に咲いていたので前号に続き投稿した。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.785

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