ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

揺るぎ、ない!

2012年08月13日 | 聖堂/教会/聖書

 代父や代母のこと、<聖体泥棒>の稿で書いた。
 復習(おさらい)すれば、洗礼や堅信に立会い、代子がキリストに対してする約束の保証者ということ。

 で、カタリナ の代母、テレジア さんから、
 〈 10月に堅信を受けます! 洗礼から15年、9月から勉強会です
 とのメールが届いた。
 〈 堅信まだだったのか後輩、しっかり学び給え!
B_seven_saacramets  と返したら、
  先輩、何時の間に受けてたんっすか?
 と、びっくりしたような
返信があった。

 カトリックには、“ 洗礼、堅信、ゆるし、聖餐、叙階、婚姻、癒しの7秘跡(秘蹟)があり、隠れた神秘を示す感覚的しるし、そのしるしは言葉をも含めた可見的で具体的な質料(素材)” (岩波キリスト教辞典)とある。
 写真は、<ウェイデン>の「七つの秘蹟の祭壇画」(アントウェルペン王立美術館蔵)

 また、堅信とは、“ 入信の儀礼で、洗礼で受けた聖霊の恵みを再確認し、キリスト者として一層明確に教会への使命へと派遣する ” と続ける。
 例えれば、親の意向で幼児洗礼を受けた者が、判断がつく年齢になってキリスト者であることを再確認する行為で、洗礼名に加えて堅信名を授かることもできる。

C  カタリナとペトロ、受洗後暫くしてこの秘跡に与り、信条的に揺るぎない筈のところにいる。
 それで冒頭のメールという訳だが、カタリナの代母さん、まさか代子に先を越されていようとは思ってもいなかったよう。

 単身赴任の頃、無聊を慰めるために似合わないのを承知で、オードリーの名が面白く、葡萄の蔓とアレンジして買った。
 この葡萄、先のキリスト教辞典には、“ キリスト教美術では一般的に、聖餐の秘跡における葡萄酒、キリストの血、あるいはキリスト自身の象徴 ” とあったが、当時、洗礼は勿論、堅信や聖餐(聖体拝領)なんてこと知るよしもない。

 ところで、テレジアさんメールに、
 〈 麻布教会の神父様のお説教をブログで読めるンですよ
 〈 そのテープ起こし、お手伝いしています、
URLは、<http://blog.livedoor.jp/stella19/ >よかったら覗いてみてね

 とあって、アクセスしてみたら理解(わかり)やすくお話がアップされていました。
 関心のある方には心に沿うお話しが、ない方にはミサで神父様ってこんなこと話してんだと判ります。
 興味があればご覧下さい、癒されるかも・・・。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.499

コメント (1)
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