新年早々、お医者さんの世話になる破目になった。
原因は、恥ずかしくも過食、過飲なのだが、その日(12日)のお昼前、不快感にたまらず<A診療所を予約>したところまで書いた。
で、A先生、ペトロ に、紹介状を書くから総合病院で検査を受けなさいと言う。
匙を投げるとか厄介払いなどなさる方ではない、多分、口やかましく不調を訴えたのだろう、幾分かは辟易とされたところはあったのかも知れない。
冗談は別にして、話は二年前の秋に遡る。
ところはワシントンDC、長いフライトを終え空港シャトルバンという名の乗り合いタクシーで市内に向かい、ホテルにチェックインしたのがお昼前。
尾篭な話だが、長時間辛抱していたトイレに駆け込んだまでは良かったが、激しい下血にたじろいでしまった。
が、来て直ぐ帰る訳にも行かず、痛い、辛いがまったくないこともあってそのまま旅を続けた。
帰国して先生に相談、「難しい病気だったらこんな暢気に話していられない。痔の先生を紹介する」と言われ、痔ならば死ぬこともない、「ちょっと様子を見ます」と逃げてしまった。
それから二年、一層下血がひどくなった。
今回そのことも先生に話したところ、胃と腸の検査をしたうえでのことにすれば、と言うことになった。
その日の夕刻、診療所の看護師さんから予約が取れた旨の電話があり、翌13日、紹介状を持って県立病院の内科を訪ねた。
待合室は満員、指定された時間を過ぎてもお呼びがかからない、40分も待っただろうかようやく名前を呼ばれた。
まず手始めに指示されたのが胃と腸の X 線透視。
それが終わってまたまた待つこと30分、カタリナ に「辛抱して待つのよ」と念を押されたことを思い出しながら待っていると診察室に入れとアナウンス。
若い女性先生、問診、触診に続いて「この際、徹底的にやりますか?」と訊き、「ええ、まあ・・・」と消極的同意を示したペトロに、腫瘍マーカの採血の後、その日折よく空きがあるからとCTスキャンまでを終え、週明けに、胃に続いて腸の内視鏡検査をすることになってしまった。
だから今(15日・日曜)、ちょっとブルーな気分で沈んでいるのだが、後は野となれ・・・?と、筋違いを承知で開き直ってもいる。
夙川公園のカルガモと大谷美術館の<錦木(ニシキギ)>、その日の気分に似て少し寒い景色?
Peter & Catherine’s Travel Tour No.426