パソコンカレッジ スタッフのひとりごと

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メーカー製PCのHDDを大容量に交換

2009-08-11 08:58:45 | ハードウェア
先日、お客さんのPCのHDDを交換しました。

PCはNECの「VALUESTAR TZ」というモデル。今から5年ほど前のPCです。

まずはHDDを何にするか?

今のHDDは「SATA」が主流ですが、古いPCなので「Ultra ATA」なんですね。

それに「SATA」に比べて「Ultra ATA」のHDDは価格も高く大容量でも500GBくらいが最高です。
「SATA」なら1TB以上は当たり前になっていますが。

そこで私が選んだのは、HITACHIの「Deskstar P7K500 (HDP725050GLAT80)」500GBのHDDです。

HDDってメーカー毎に特徴があって、昔からHITACHIのHDDはランダムリードが速いので
体感速度が速くなるんですね。

その時代によっても少し違ってきますが、現在「Ultra ATA」のHDDで選ぶなら上記のHDDがお奨めです。


それでは本題のHDDの交換ですが、本当ならHDDを交換するならリカバリした方がいいのですが
お客さんは今の環境のまま移行したいとの事。

Windows Meまでは特にソフトを使わなくても簡単に新しいHDDに移行出来たのですが、XPからはそれが
難しいんですね。

そこでお奨めのソフトがAcronis True Image 11 Home



本来はバックアップのソフトですが、「クローン」機能で古いHDDから新しいHDDに環境を移行出来るんです。
それにパーティションも自由に設定出来ますし、メーカー製PCの場合には「リカバリ領域」も移行出来ます。

バックアップもHDDをまるごと他のHDDのバックアップ出来ますしね。
私も愛用してますが、かなりお奨めのソフトです。

体験版でも全部の機能が使えるのでダウンロードしてインストール。

古いHDDは160GBですが新しいHDDは500GBなので、まずはパーティションをCドライブに100GB、リカバリ領域は
そのままの容量で、Dドライブ(データ用)に残りを設定しました。

交換後はやはり体感速度は速くなっていますね。OSの起動やソフトの起動も速いです。

それにこのHDDはシーク音もほとんど聞こえないほど静かです。


余談になりますが、このPCにはSATAの端子もついていて最初にSATAのHDDでトライしたんですがBIOSの
POST画面で停止してしまうトラブルがあって断念しました。(ーー;)

そのSATAのHDDは私が買い取って自作PCのデータ用で使用してますが。(^_^;)


次回は交換した古いHDDの活用方法について書きます。
メーカー製PCのHDDの場合には、ちょっとやらないといけない作業があるんですね。




(ケン)

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