パピとママ映画のblog

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アクアマン★★★★

2019年02月18日 | アクション映画ーア行

「ジャスティス・リーグ」で初登場したジェイソン・モモア扮するDCコミックス原作スーパー・ヒーロー“アクアマン”初の単独主演作となるアクション・アドベンチャー超大作。海底帝国アトランティスの女王と人間の血を引くアクアマンが、地上征服を目論むアトランティスの野望を阻止すべく海中を舞台に繰り広げる壮絶な戦いの行方を、圧倒的なスケールと映像美で描き出す。共演はアンバー・ハード、ウィレム・デフォー、パトリック・ウィルソン、ニコール・キッドマン。監督は「ソウ」「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン。

あらすじ:海底には知られざる巨大な帝国アトランティスがあった。ある日、アトランティス王国の女王アトランナと灯台守が出会い、やがて2人の間に、海の生物すべてと意思疎通できるアクアマンが誕生する。2つの世界をひとつにまとめる使命を託され、たくましく成長したアクアマン。そんな彼の前に、海底国ゼベルの王女メラが現われ、アクアマンの異父弟でありアトランティス王国の若き王オームが、海を汚し続ける人類に怒り地上征服に乗り出したと告げる。オームの暴走を止めてほしいというメラに懇願され、渋々ながらも過酷な戦いに身を投じていくアクアマンだったが…。

<感想>スーパーマンやワンダーウーマンを擁する連作ものであり、DCエクステンデット・ユニバースから派生したアクションもの。映画初でお披露目となった海の生物を操る能力を持つアクアマンが、海底王国アトランティスの侵略から人類を守るべく立ち上がる海中バトルエンタテインメント。

冒頭では、人間の父親と海底アトランティス帝国の女王の間に生まれた、アクアマンことアーサーの幼少期が描かれ、海の中を時速160キロで縦横無尽に泳ぎ、イルカと戯れ、能力を覚醒させ人間の子供として成長する姿が描かれる。

水族館で「こいつ魚と話している」と友人にからかわれた少年が、水槽の中のサメを操る場面からスタート。そして大人になったアクアマンが、すべての海洋生物と意思疎通ができる能力を駆使し、海底に広がる未知の世界アトランティス帝国で大バトルを繰り広げる。圧倒的な怪力を誇るアクアマンの獅子奮迅の戦いぶりや、巨大モンスターが入り乱れる大バトルがダイナミックに描かれていた。

ある日のこと、海底の王オームが海洋の各国を手中に収め、さらには海洋を汚す人間への怒りに燃えて陸にも攻め入るとの知らせが入る。オーム王には、パトリック・ウィルソンが扮し、父違いのアーサーの弟である。

そんな衝撃の事実を知らされたアーサーは、海洋から来たプリンセス、メラと共に、陸と海を股にかけて奔走する。アンバー・ハード扮するヒロインのメラにも驚かされます。彼女は魔術師のように水を操る強力な力を持ち、その行動はアクアマンも「ぶっ飛んでる」と驚がくするほど大胆不敵であり、知略にも長け、主人公を差し置いて物語をパワフルに駆動させていく。もはや、女性は守られるべきか弱い存在ではない。アンバー・ハードにとって、メラはこれ以上ないハマリ役。

それに、アトランティスの王に仕えていた賢者のパルコには、ウィレム・デフォーが演じて、陸地で育ったアーサーに接触を続け、海洋の王の教育を施す。だが、海底の世界ではオームに仕えている。

アクアマンとその弟・オームが、海中の覇者を決める決闘に臨む様子が映し出され、激しい怒りに燃え、無敵の矛で強襲するオームに対し、アクアマンも真っ向からぶつかる。渾身の力がこもった矛は真一文字に海中を切り裂き、2人はその切っ先をすれすれで回避しては、また致命的な一撃を放っていく。

さらには、未知のテクノロジーを備えるアトランティス帝国による地上への侵略が始まり、アクアマンが伝説の槍“トライデント”を武器に戦いに身を投じていく様子を映し出している。この槍“トライデント”は、アトランティス帝国の女王の間に生まれた、アクアマンことアーサーが、母親を探して海底に入るとそこには懐かしき母上がいて、海の底にある金色に輝く槍“トライデント”は、ポセイドンの矛から作り上げた史上最強の三者の矛である。これを手にした者は、七つの海の王となれるのだ。

アーサー貴方しか抜けないと言い、誰にも抜けない槍をアーサーが軽々と抜いてしまうのだ。この黄金の槍“トライデント”に敵う者はいない。

主演のジェイソン・モモアは、TVシリーズの「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られる注目株。ロン毛に髭、マッチョなボディと見かけは濃い男だが、個性もワイルドだが、一方ではお茶目な可愛らしさも表現できる。

メラを演じるヒロイン、アンバー・ハードとの掛け合いでは、ジョークを取り混ぜてアクアマンの陽性のキャラをアピール。曲がったことが嫌いな男らしい正義感もきっちりと体現していた。

この映画は海の「スター・ウォーズ」だと、ワン監督が言っているが、いかにも本作は冒険活劇のワクワク感や、キャラの成長が軸となっている。このポジティブな雰囲気は、DCエクステンドット・ユニバースのファンには意外かもしれない。というのも、これまでのDC作品は、ダークなテイストが売りだったから。本作はDCの転換のポイントになる可能性大になると思う。

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