パピとママ映画のblog

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HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス★★★.5

2016年05月16日 | アクション映画ーア行
あんど慶周のコミックを基にした実写化企画の第2作で、鈴木亮平演じる頭にパンティーをかぶることでパワーを発揮する主人公が新たな危機に挑むアクションコメディー。世界からパンティーが消失してしまうという非常事態に立ち向かう変態仮面の活躍を描く。監督は、前作に続いて『明烏 あけがらす』などの福田雄一。ヒロインの清水富美加やムロツヨシといった続投組のほか、柳楽優弥、水崎綾女らが出演する。鍛え上げた鈴木の肉体と俳優陣のコミカルな演技や、“変態秘技 苦悶蜘蛛地獄”などの新必殺技にも注目。

<感想>3年前の前作も観ていたので観賞したいと思い、レイトショーで観賞したのだが、満席で驚いた。結構ファンの人たちがいるんだと感心しきりです。主人公の変態仮面に扮する鈴木亮平君、『俺物語!!』の猛男で体重を増加させての頑張りようでしたが、今回は見事なプロポーションの仕上がりで筋肉美を披露してくれました。アクションは、まるで「スパイダーマン」のようにロープを使いビルからビルへと飛び移り、いつもの変態ドSロープ締めももちろんのこと、今回は股間のおいなりさんパワーもアップしてたくさん見せ場を披露してました。

大学生となった色丞狂介も大好きな姫野愛子から変態呼ばわりされ、変態仮面のパワー全開となるパンティを返してしまうのだ。だから、敵に向かって変態仮面に変身するには何を被ればいいのか?・・・ガードルでは前が見えないし、それが誘惑された女教授の部屋へ付いて行き、つい盗んでしまった教授のブルーのパンティを被ってしまう。それが教授と生徒との禁断の恋を連想させて、パワーアップして戦えるようになるも、やっぱり戦力には愛子ちゃんのパンティでなくては全開で戦えずに倒れてしまう色丞狂介。ですが、愛子ちゃんは、色丞狂介からパンティを返してもらい複雑な思いになり、ニューヨークへと行ってしまう。

悪役の大金玉男のムロツヨシも、前作で死んだと思われていたのに、頭だけ大丈夫だったようで、ロボットとして登場。その大金玉男の手下になった柳楽優弥が、タラバ蟹とロボットが合体したダイナソンとなり変態仮面と対峙するのだ。しかし、今回だけは、相手の力が増しており、強力な磁石のようなパワーで、東京だけでなく日本の女性のパンティが空を飛び盗まれるという驚くべき敵の力に惑わされるのだ。
その他にも、パンツを吸い上げるミスター・バキュームという、掃除機を背負ったバケモンが出てくるが、これは色気女の大学教授のパンティを被って、フライングキックに棒縛り、股間を押し付ける変態秘技で退治する。大活躍の変態仮面こと色丞狂介は、大学で女子にモテモテであり、モテキがやって来たと大喜びするバカな色丞狂介。
やっぱり見どころは、愛子ちゃんが大好きで、大金玉男のその子分となった柳楽優弥が、タラバ蟹とロボットが合体したダイナソンになっての大乱闘にあるでしょう。

アメリカにいる愛子ちゃんを追ってNYまで駆け付けたのに、すでに愛子ちゃんは大金玉男に誘拐されて日本へと連れ去らわれてしまったのだ。ここで、CGによるNYのビル街を「スパイダーマン」のように、高層ビル街を飛び回る鈴木亮平がいたのに驚いたのなんの。
ところが、相手の大金玉男の強いので、変態仮面は愛子ちゃんのパンティがないからパワー消失で負けちゃうし、こうなったら、お色気女教授のヒョウ柄パンティでもいいかと被って戦うも、女教授も敵である大金玉男の味方であり、ヒョウ柄のパンティは“呪“がかかっていて、色丞狂介は肉体が痩せ細りゾンビのようになり、結局はコテンパンに負けてしまう。

前回では、ニセ変態仮面の安田顕との壮絶な戦いは爆笑もんでしたが、今回では山奥で仙人として奥義を伝授する師として、それに、祖父だったとはこれいかにで、登場シーンからヤバすぎって感じの変態ジジイでした。山籠もりをして頭にブラジャーを被った爺ちゃんからの特訓?を受け、超音波を身に着けて、ピンクの新品のパンティを貰って下山する。気分はエクスタシー、フォー、クリスワールドなんてね、元気になる色丞狂介。

大金玉男のアンドロイドは、愛子ちゃんと結婚式をするといい、長方形のケーキの中に変態仮面がはいっていたとは。ですが、変態仮面も爺ちゃんから貰った「てんぐ」のお面を股間に取り付けて、それが拳銃の弾を弾き飛ばして面白いのなんの。
ですが爺ちゃんから貰った新品のパンティでは、力が尽きてしまい肝心なところで変態仮面もギブアップ。それを見た愛子ちゃんが、自分の持っていたパンティをすかさず穿いて色丞狂介に渡すと、あっという間に変態仮面に変身という。変態仮面のハリケーン・バンジーってロープで飛ぶし、柳楽優弥のタラバ蟹とロボットは破れたり。それに、大金玉男アンドロイドの口から変態仮面が中に入り込み、下の股間のところで金の玉を握り潰すという残酷な結果になってしまう。

最後は変態仮面の禁断の秘技、“苦悶蜘蛛地獄”などの新必殺技を見せてくれて、まるで本物の「スパイダーマン」に負けないくらいの強くなっていた。
ですが、女教授がスタコラと逃げていくのを見て、これは続篇がありと思いましたね。内容がくだらなさ過ぎて、エロエロと下ネタ満載で大笑いだし、マーベルコミックのネタをパクッているのが、気が引けたけど面白かったし、続篇があるというので今後も楽しみです。

 2013年公開HK/変態仮面
2016年劇場鑑賞作品・・・96映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング

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