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トランスフォーマー/最後の騎士王IMAX3D★★★★★

2017年08月04日 | アクション映画ータ行
世界的ヒットを記録しているSFアクション『トランスフォーマー』シリーズの第5弾。地球に迫る危機に、人類とトランスフォーマーの混成チームが立ち向かう。前作に引き続き、マイケル・ベイ監督がメガホンを取る。マーク・ウォールバーグ、スタンリー・トゥッチ、ジョシュ・デュアメルのほか、名優アンソニー・ホプキンスらが出演。これまでのシリーズで提示された謎の数々が明らかになる物語、金属生命体の創造主の登場に注目。

あらすじ:人類とトランスフォーマーが反目し合い、オプティマス・プライムが姿を消してしまう中、地球の存亡を左右する危機が到来。事態を収束すべく、発明家ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)、オプティマスの後を継いでオートボットを率いるバンブルビー、謎多き貴族の老人(アンソニー・ホプキンス)、オックスフォード大学の教授(ローラ・ハドック)によるチームが結成される。

<感想>メガヒットSFアクションの第5弾にして、2019年まで続く新章の第1作が公開された。前作よりも数段迫力が倍増しており、遥かに上回って面白いし、IMAX3Dで観たので、余計に臨場感があり、目の前にリアルに迫るオプティマスや戦闘シーンに大満足でした。

そして、シリーズの顔とも言える善のトランスフォーマーのリーダーである、オプティマス・プライムが裏切る衝撃展開が待ち受ける。名優のアンソニー・ホプキンスを始めとする新顔も加わり、アーサー王伝説とトランスフォーマーの関わりも明らかになるなど、壮大なスケールの物語が綴られる。

地球上に存在するあらゆるマシンに変形する金属生命体トランスフォーマーが、太古の時代から地球の歴史に干渉してきたという、新たな真実が明らかにされる。トランスフォーマーの起源であり「創造主」と呼ばれる謎の異星人たちが、惑星サイバトロンの再生と地球侵略を計画。

それを阻止すべくオプティマス・プライムはひとり旅立つ。オプティマスのいなくなった地球では、バンブルビーがオートボットの新たなリーダーとなり、復活を果たしたメガトロンに対抗していた。そこへオプティマスが帰還するのだが、正義の戦士だったはずのオプティマスは、人類を滅ぼそうとする破壊者へと変貌していた。

“創造主”の手先となったオプティマスは、オートボットを相手に大暴れ。TRFのレノックス(ジョシュ・デュアメル)は疑問を持ちながらも、かつての仲間であるオートボットを狩っていく。オプティマスは“創造主”に、サイバトロン星の復興のためには人類滅亡が不可欠と信じ込まされ、ケイドらを襲うのだ。

だから、オプティマスとバンブルビーの師弟対決はファンなら心が痛くなります。TRFには第3作目に登場した特殊部隊NESTの隊員ジョシュ・デュアメル他が多く参加している。

前作に続いてマーク・ウォールバーグが主演に、1~3作目のレギュラーキャストだったジョシュ・デュアメル、ジョン・タトゥーロが復帰。新たに名優アンソニー・ホプキンスが出演。

全編の98%がIMAXカメラで撮影された本作の映像は、トランスフォーマー
同士のバトルやシリーズお馴染みの大爆破シーンも、かつてない迫力であります。

前作でディセブティコンを率いるのは、頭部のみの登場だったメガトロン。頭部がヘルメット型に変わったメガトロンは、斧のような武器を携えて、人類を恐怖に陥れる。
ディセブティコンの策略でトランスフォーマーを敵に回し、オプティマスまで洗脳されてしまったケイドとオートボットは、政府からも追われる身となる。

そんな中、バートン卿は人類の敗北が近いと危惧する。この困難を乗り超えるカギが、アーサー王伝説にあると彼から教えられたケイドとオックスフォード大学の教授ヴィヴィアンは、隠されてきた歴史の真実を追うのであった。
なんと大学の教授ヴィヴィアンは、魔法使いマーリンの孫にあたるのだ。アーサー王時代の魔法使いマーリンには、スタンリー・トゥッチさんが扮してましたね。

イギリスのバートン卿のお城も素敵だったし、アーサー王の末裔なのか、白の地下には円卓の騎士の12人の銅像もあり、実に素晴らしかった。“創造主”が狙っているのが、地球のどこかにある巨大な力を宿した1本の杖。バートン卿によると、それはアーサー王伝説と関係があり、当時地球にいたトランスフォーマーも深く関わっていたそうな。ケイドはその杖を先に確保しようと動くのであった。
アーサー王の味方をしたという3つの首の竜型のトランスフォーマー、第二次大戦など人類にとって大きな争いの影には、常にトランスフォーマーの影があったと言うのだ。

主人公のケイド(マーク・ウォールバーグ)が根城にするスクラップ工場がメガトロンらの攻撃を受けるシーンなど、爆破はド派手でリアルであります。ロンドンの街並みでのカーチェイスは、車に同乗したホプキンスが死を覚悟したというから、それは壮絶なる狭いアーチを猛スピードで突き抜ける場面も見ものですぞ!

迫りくる“創造主”=クィンテッサに対抗するには、選ばれし者の力が必要。歴史書に残された予言「地球は恐るべき脅威との戦いに敗れ滅んでしまうだろう」この言葉通り人類は本当に滅んでしまうのか?、それとも希望の光がまだ残されているのか?・・・今回は陸上だけでなく空中戦も、それに潜水艦で深く潜り海の底に沈んでいた巨大な宇宙船が、マーリンの棺の中にあったのが“創造主”も欲しい杖があったのだ。

その杖を手放してしまうケイド、それからが猛攻撃のディセブティコンを率いるメガトロン。それに、地球に接近してくる巨大宇宙船。そこからも攻撃が始まる。地球はいったいどうなるのでしょうか。やはりオプティマスの力と、ケイドがアーサー王の剣を手にして戦うのが一番の見どころでしょうね。

そして、恐竜型のロボットダイナボットや、ホプキンスの万能執事のコグマン、イザベラと一緒に居るロボットのスクィークスなど、他にもたくさんのロボットが出て来るのでお見逃しなく。
IMAX3Dで鑑賞したので、地上戦はストーンヘンジで、海中戦の物凄い迫力と、空中戦も目に焼き付くくらい凄かった。是非劇場でご覧ください。ラストで、砂漠に女が一人立っているところを見ると、続編もあるのでしょう。今から楽しみですね。

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