20160815

（写真：北越銀行直江津支店前のキイロイトリ）

〇終戦記念日にふさわしい番組で８月１５日の夜を過ごす。
　本日のＢＧＭ：ＲＫＢ６５周年記念ラジオドラマ「奪われた手紙～福岡民間検閲局～」(8/15 19:45～　ＲＫＢ毎日放送ラジオ、AM 1278KHz）
　戦中戦後の福岡市の歴史的事件という問題をただ題材にしているというだけではなく、「他人の手紙を盗み見る」ことから発生する心理スリラーでもある。学徒出陣の特攻だけでなく、九州の話なので沖縄戦や医学部解剖事件や筑紫駅列車空襲事件や長崎原爆の話なんかも、それぞれの登場人物に盛り込まれていて、博多弁で展開する。ラジオ番組なんで５５分位に圧縮されてる感じもあり。
　何が正しいのか。「戦時中は軍部が隠し、戦後は進駐軍が隠す」1984的にも感じるというか、ちょうど今現在、日本の社会の情報統制とか自主規制とかメディアでじわじわと問題になっていることにつながる怖さがかなりあり。ごまかして美化してはいけないんだね。東京大阪でも公演されている（今月末の福岡もあるのね）。前にも地元の歴史劇で見に行ったことのあるショーマンシップの人たちも出ているので、仲谷さんはじめ聞いたことのある声の人たちが出てくる。（20160815）