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〇つい勢いで入手してしまったというサントラ。
キイロイトリ&たれぱんだ「ジャケットもダークレッドって感じ。」
CurveのDoppelgänger(1992)の緋系よりも、暗紅色の方ですね。
本日のBGM:「嘘の戦争 Original Soundtrack」/林ゆうき・橘麻美(Ideal Music LLC. NGCS-1073 2017.2.22.)
m-2「嘘の戦争」がOPなどで使われている流麗な旋律が聴けるメインテーマ。その他、いろいろな場面で使用されているBGMのうちのいくつかがこの盤には収められている。他に、ネット配信のナンバーもあるらしい。このm-2は、第1回のOPのメインキャスト総並びの時の45秒位の「テレビサイズOP」ではなくて、起伏のある5分くらいの曲として入っている。
アルバムのm-1「痣」の場合、始めの方の悲愴なチェロのソロっぽい旋律は、第1回の前の長めの予告編の冒頭の「嘘が家族を殺した…」の回想シーンのところで流れているやつだと思う。そして中盤以降、ちょっとBryan Tyler風な重圧感を増しながら緊迫するオケの方は、第5回の後半で一ノ瀬に追い詰められた銀行員・九島が恐怖に慄きながら告白する驚愕の過去の事実…という時のBGMなどで使われている。
自分の感覚は、年々「音声でもって人を識別したり記憶したりする」傾向を強めてきている。安田さんの場合は特徴的な声はもちろんだが、(下町ロケットに限らず)サスペンスとかミステリー系の話に出演する時のそのドラマのサウンドトラック盤が、例えばアリアドネの弾丸しかり、隠蔽捜査しかりで、なかなかかっこよかったりして、音効と台詞とともに自分は各場面を脳内に定着させているのだったと気づく。だからこの「別室」に以前からしばしば書いてきたとおり、声を聴く時のように音楽が耳から入ってくるだけで、ふっとシーンの感覚が甦ってくるような気になるのが、その作品の中毒性の高さでもあったりする。多分、演じている人にとっては、ロケ中にはこんなBGMは元々流れてなかったのだろうし、ドラマとして編集された後に付随される音楽だとは思うのだが、そうしてmixされて成立した作品を見ている視聴者には、それらが見事に一体化してまるで最初から流れていたかのような「不思議なリアル感」として伝わってくるのだろう。(20170224)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f8/37e67332c75167dd182504d9a5c241d4.jpg)
※ちなみに右がCurveだ
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