徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

日本、男女とも団体優勝=世界ジュニア卓球

2016-12-05 00:00:25 | その他スポーツ
世界ジュニア卓球が行われている。
卓球の世界レベルでの覚醒が顕著な昨今、
個人戦は団体戦の後になるのですが、
その前の団体戦。
非常にいい結果が出て東京オリンピックに向けて、
いいスタートが?できたか?
この大会は18歳以下の大会です。
世界ジュニア卓球選手権(World Junior Table Tennis Championships)は、2003年に国際卓球連盟主催で始まった卓球の18歳以下のジュニア世代による世界大会の1つ。1年に1度に開催されている。
今回女子で出場の3選手。
全員2000年生まれの16才。
どの世代を出すかは、各国違っているようなのだが、
日本も、今後もちょっと下の年代を出すのかなあ?
みんな頑張って欲しいのだが。

日本、男女とも団体優勝=世界ジュニア卓球

時事通信 12/4(日) 12:44配信

 卓球の世界ジュニア選手権は3日、南アフリカのケープタウンで行われ、日本は団体で男女ともに優勝した。日本の優勝は女子が2010年以来6年ぶり、男子が05年以来11年ぶりで、いずれも2度目。

 伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(エリートアカデミー)、早田ひな(福岡・希望が丘高)で臨んだ女子は6連覇を狙った中国を3―1で破った。張本智和(エリートアカデミー)、木造勇人(愛知・愛工大名電高)、松山祐季(同)の男子は韓国に3―0で快勝した。 

劣勢を跳ね返した日本女子。五輪で鍛えた伊藤の勝負強さ 2016/12/04


●女子団体決勝
 〈日本 3ー1 中国〉
 平野 ー7、7、ー8、7、ー7 石洵瑶○
○伊藤 8、ー1、ー9、7、8 劉煒珊
○早田 9、3、ー6、6 孫芸禎
○伊藤 11、7、7 石洵瑶

中国を破り、6大会ぶりの栄冠に輝いた日本。しかし、トップ平野が大接戦の末に石洵瑶に敗れ、2番伊藤が1ゲームを先取しながら1ー2と逆転された場面では、チームに暗雲が漂った。「これだけのメンバーを揃えても、まだ中国に勝てないのか」と感じた。しかも今回の中国チームは若手の一線級ではなく、カデットの年代の選手もいるメンバー構成。ユニフォームの背中に書かれた他の選手の名前を、ガムテープで隠したウェアで出場しているのだから。

しかし、伊藤は動じなかった。今大会の団体戦は最後まで冷静。変化の激しいサービスと、バック表ソフトの多彩なレシーブ&ブロックで得点を重ねた。最終ゲームは10ー4から10ー8まで挽回されてヒヤリとさせたが、最後は3球目で強烈なバックストレートへのフォアスマッシュを振り抜いた。
「2番で3ー2で勝てたことが大きい。リオ五輪での経験が生きました。(五輪では)準決勝のドイツ戦トップで、すごく大事な試合でゲームオールの9ー3から逆転負けしてしまった。だから今回、10ー4から10ー8に挽回されることがあったとしても、ゆっくり考えることができるんですよ。勝ちきることができるようになったのは、五輪の経験が出ているんじゃないかと思います」。伊藤は試合後にそう語った。世界ジュニアはこれで4大会目の出場だが、リオという大舞台を経て、これまでとは違う伊藤がそこにいた。

そして3番早田は、第1ゲーム6ー9というビハインドから逆転し、11ー9で奪ったことが非常に大きかった。変化の激しい投げ上げサービスからのパワードライブ、ロートスのサービスからバックハンドで先手を取るラリー展開を巧みに使い分けた。自分と同じ左利き、そして憧れの選手でもある丁寧(中国)と同じ左利きの孫芸禎を、「絶対に丁寧ほどは強くない」と考えることで、自信を持って戦うことができたという。

「1ー1で回ってきたので、絶対に勝って美誠につなげたいと思っていた。自分が勝って、美誠がもっと自信を持ってプレーできたらいいなと思った」(早田)。希望が丘高のスーパールーキーとして、夏のインターハイでもチームを牽引した早田。まだ16歳ながら、団体戦での戦い方を知っていた。

そして4番で優勝を決めた伊藤は、決勝トーナメントの3試合すべてで2勝を挙げる圧巻のプレー。2ー1で回ってきた4番では自信満々、早田いわく「キラキラ輝いて見えた」とか。それくらい自信にあふれていたということだ。第1ゲーム、相手に先に2回ゲームポイントを奪われながら、12ー11と逆転してフォアスマッシュでの得点でゲームを先取。第2ゲーム以降はサービスで石洵瑶を翻弄しながら、試合終盤ではネットやエッジが続く幸運も味方につけた。歴史が動く時、という感じがした。

優勝を決め、ベンチに戻ってから涙があふれてきた伊藤は、団体戦を8戦全勝で終えた。世界ジュニアで唯一の五輪メダリストの貫禄を、存分に見せつけた。
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