バッタンバンを目指して

続き


プノンペンに来たら必ず寄るこのお店。

優しそうな年配のアメリカ人のご主人と
少し無愛想な奥様は地元カンボジア人。
それと小学生くらいのお嬢ちゃんは
お子さん？お孫さん？

特に料理が美味しいわけでもないけど、
何故か気になる。いつ行っても誰も
いないのでゆっくり出来るけど、それも
ちょっと心配。

まだ4回目だけど、何回通ったら覚えて
くれるかな？

シェムリアップに4泊、プノンペンに3泊、
さて次はどこに行こう？

ネットで検索したら、カンボジア第2の
都市バッタンバンが出てきたので、


バスで移動(1人770円)

ホテルで手配(希望すれば観光ツアー等
も可能)してくれるので、とっても便利。
もちろんホテルまでの送迎付き♪

バスは30分遅れで出発。座席は指定の
はずだけどすでに先客。後から乗る人も
シートNo.なんか見ちゃいない。

その後も少し走っては乗せ、また少し
走っては乗せてようやくほぼ満席。

そこからは快調に走り始めると思ったら
トイレ休憩やら買い物停車やらで、
相変わらず走ったり停まったり。


さらに売り子さんまで乗車して車内販売。

バンなら4時間、バスで5～6時間で着く
はずだけどこの調子ならいつになるやら。

こうなりゃ考えを変え目的と手段を変更！

バッタンバンを目指すため、バスはあく
まで手段でしたがそれを目的に格上げ。

地元の人と行く、地元密着バスツアー。
(途中地元ならではの食事・買物付き)


麺の下は野菜がどっさり(280円)


奇麗な夕陽もバスの中から。

10時半に乗って既に時刻は20時過ぎ。
9時間半っていくら何でもかかり過ぎ、
と思い始めた頃

「着いたよ。みんな降りて～」
と言っても途中で次々に降りて行った
ので最後まで乗ってたのは10人ほど。

「ここバッタンバンだよね」
「？？いいから降りて」
何か怪しい。。。
「ここバッタンバン？」
「ここは・・・、ポイペト」
「バッタンバンは？」
「とっくに過ぎたよ」
「えーーーーーっ」

あまりの落胆ぶりに
「バッタンバンに行きたかったの？」
「うん」
「困ったね」
「うん、どうしよう」

しばらく沈黙の後
「こっちに来て」
反対車線に停まっていたバスの乗務員に
交渉して乗せてもらえることに。
「ありがとう。どのくらいかかる？」
「3時間」

今20時半だから、着くのは23時半。
「せっかくだけど止めとく。ごめんね。
本当にありがとう」
何度も何度もお礼を言って彼と別れ
宿探し。


幸い1軒目に空きがあったので迷わず
チェックイン(3300円)。


とりあえず荷物だけ置き食事に。

歩きかけたけど面倒なのですぐ戻り


ホテル1階のレストランで(4400円)

続く

リアルSimCity(シムシティ)

続き

進化を続けるプノンペン市街。


2つの路線からスタートした路線バスは
16路線に拡大(写真の青いバスは日本から
無料で贈られました)。


トゥクトゥクが減り代わりにこのミニカー
が大活躍。アプリで簡単に呼べて料金は
カード決済なので面倒な料金交渉もなし。
(手を挙げて乗り現金支払いもOK)

次々と新しいビルが建ち、信号が増え
1年前とは様変わり。


お洒落なカフェも増えたように思います。
(2300円)

マリオットが今月6日にソフトオープン、
ホテルオークラの子会社も2022年に
ホテルニッコープノンペンを開業予定。

6棟のマンションの販売実績がある
Lレジデンスの７棟目が今月8日から販売
開始(30階建て450室)。まだ1ヶ月も経って
ないのに既に半分近く売れています。
(1room(32㎡)450万円～)

高度経済成長が続き、庶民の懐もずい分
豊かになっているようです。

買いたかったけど、昨年6棟目を購入して
毎月7万ほど支払っている最中なので、
今回は手も足もでない。。。

8棟目が買えるよう、今からしっかり貯金
します。


近代化の波が押し寄せても市場は
昔のまま。


ナイトマーケットも変わりません。


旅に出ると毎回カミさんが時計を購入する
ので、私もたまにはお付き合い。
上が私(660円)で下がカミさん(550円)。


寺院を訪ね


クメール料理にビールで乾杯。


食事を終えたばかりなのに、この匂いに
誘われ


丸焼き(550円)つまみに飲み直し。


さすがに食べ過ぎたので、翌日はこの
どデカイミカンが食事代わり(220円)。

続く

プノンペンへ

続き

飲食店で
「ピー ピージー(ビール2本)」
「OK,two Beer」

バス会社で
「チョムリアップスオ(おはよう)」
「Good morning,sir.Where do you
want to go?」
(おはようございます。どちらまで？)
「プノンペン」
「Today? or tomorrow?』
(今日？それとも明日？)
・・・。

クメール語が話したいのに、どこでも
流暢な英語が返ってきて使えない。。

楽なんだけど、ちょっと不満。
(とは言えクメール語で話されても何も
わかりませんが)


プノンペンへはバンで移動(1人1100円)。
(バンコクからシェムリアップのバスは
トイレ付きでしたが、国境以外降りられ
ず窮屈な思いをしたので)

渋滞もなく5時間ほどで到着。


まずは近くの食堂で食事。食後に飲んだ
このパッションフルーツスムージーが
最高に美味しかった(165円)。

店を出て地図を見ながらホテルを探して
いると
「どこに行く？」
「王宮の近く」
「見せてみろ」
しばらく日本の地図を見てて
「この道をまっすぐ行って左だ」
「ありがとう」
「文字が小っちゃくて見えにくいよ」
「ははは、そうだね。ありがとうござい
ました」


おじちゃんの案内通り進みホテルに到着。

「2階と5階どっちにする？」
「もちろん5階」
「眺めがサイコーだよ」


階段をえっちらおっちら上り部屋へ。


コンパクトなつくりですがこれで十分。
(1泊1743円)


そして眺めはこの通り。


王宮もすぐ近く♪


日中は30度を楽々超えているので、
陽が落ちてから行動開始。


トレンサップ川沿いに続々と人が集まって
きて、


祈りを捧げる場所は人で溢れていました。


独立記念碑


ワットプノン


国立博物館


昼間も素敵だけど


夜は一段と輝きが増します。


夕食　1600円

続く

クメール伝統織物研究所

続き


ここは何かな？って立ち止まって見て
たら、お母さんが出てきて
「中へどうぞ」(見学料：1人165円)


アンコールワットに


奥はアンコールトム。


そしてバンタレイスレイ。

細かい所まで作り込まれていて、思わず
見入ってしまいます。

ドラえもんのスモールライトがあれば、
小さくなって中を歩き回るけど。。


この花は以前どこかで見たような。
豪華絢爛って感じがして好き♪


寺院を見学した後


川沿いを歩いていたら


日本語の看板が出ていたのでちょっと
入ってみました。

森本さんという日本人が、クメールの
伝統織物を後世に残すために設立した
そうです。


ここに来て5ヶ月の田中さんが、中を
案内してくれました。


染めた糸を織りますが、その糸を作る
のが大変な作業。色をつけたくない箇所
を干したバナナの葉の皮で結んだ後に
染め、また次の場所に結び直しては染め
の繰り返し。

糸を作るだけで1年以上かかる作品も
あるそうです。


こちらは機織り中。


１つ１つ結んでいく工程をしばらく見て
いましたが、気が遠くなるような作業。


ハンモックに子供を寝かせて仕事をして
いる方も。

2階がショップ＆ギャラリーになって
いたのでそちらも見学していたら


カミさんが「これとっても素敵じゃない？」
「ホントだ。良い色合いだね」
(実物は写真の100倍キレイです)

と言うことで即決(スカーフ　17,600円)

カミさんも大喜びで良い買い物ができ
ました。


その後市場に行って


早めの夕食　990円


田舎以上都会未満のシェムリアップは
私にとって丁度良い感じ。

続く

ナイトマーケット

続き

シェムリアップは、アンコール遺跡群の
観光拠点となる町。

だから昼間は閑散としていますが、夜に
なると観光客が一気に街へ繰り出します。


その中心となるのがここパブストリート。

ライブをやってる店があれば、ゆっくり
飲める店もあり、通りでも売り子さんが
サソリの唐揚げを売ってたり・・、
ただ歩いてるだけでも十分楽しめます♪


そしてその周辺にはナイトマーケット。
(ヌーン・ナイトマーケット)


同じような物も売っていますが、
(アートセンターナイトマーケット)


ディスプレイの仕方や売り方など微妙に
違ってそれが面白い(値段も交渉次第)。
(アンコールナイトマーケット)


しっかり歩いてお腹が空いたら食事。
(1800円)


そして次の日もぶらぶら散歩。
ジーンズの植木鉢？これは面白い。


寺院を訪問して


食事して　440円


疲れたらシェムリアップ川沿いで休憩。


そしてまた街歩き。


ここに来てから4つ目？5つ目？


ホテルに帰ると暇なので、古本屋で英語
のペーパーバックを購入(1冊110円)。
(結局読んだのは1ページ半ほど。本と
しては役に立ちませんでしたが、睡眠薬
としては抜群の効果を発揮しました)

真ん中に写っている瓶は朝鮮人参酒。
なんと1本165円。ちょっと怪しい。

レジで「これ安過ぎない？大丈夫？」
「はははっ、大丈夫よ～」

旅行中に飲み切りましたが、確かに
大丈夫でした。


夕食　1700円


ホテルに戻るとフロントに部屋の鍵が
奇麗に並べられていました。
(掃除して欲しい時は、この皿の上に鍵を
置いて出掛けます)

これは良いシステムのように思いますが、
日本では安全性の面でダメかな？

続く