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大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

喜志の宮地区だんじり 夜の部~富田林駅前パレード 2023

2023年10月23日 | だんじり・祭り

2023年10月23日  富田林市本町 近鉄 富田林駅南出口

19時になって、中野、新堂、若一(若松町一丁目)地区の地車が富田林駅前に集結しました。

 

金剛バスの路線バス以外はシャットアウトして、3町の地車のパフォーマンスです。

 

毎年この地区の地車が曳き唄の声を弾ませながら集結します。これらの地区は校区(新堂小、第一中)がいっしょなので、みんな幼馴染みです。

 

みなさんよくご存じで駅前がにぎわいます。

 

若一(若松町一丁目)の地車。

 

平成30年(2018)の新調地車です。

 

得意の「横しゃくり」。

まさに倒れてくるのではないかと思うほど倒れてきます。横で二重に曳き手がこらえます。

 

「差し上げ」から前後に倒す「縦しゃくり」は、富田林市域40台近い地車の中でトップクラス。

前輪ウイリーから後輪ウイリーできる「縦しゃくり」はすごい、見ごたえがあります。

 

「新堂」地区の地車。昭和9年(1934)製(泉大津市宮本町新調)、平成12年に新堂購入地車。

参加の地区はみんな元気な地車で、石川型の地車の見どころが堪能できます。

 

滑るように疾走します。大型の背丈の高い上地車の全力疾走は見ごたえがあります。

石川型地車はブレーキが付いていないので、止まるのが一苦労。曳き手の多い新堂ならではの迫力です。

 

新堂レディース登場。黄色い腹巻が特徴です。ドラえもんポケットのように上向きに折り返していろんなものが入ります。

 

「差し上げ」。全力で後梃子に体重をかけて、前コマを浮かせます。

 

「差し上げ」 

昔60年ほど前(昭和30年代)にお母さんが冬場にお腹を冷やすといけないと言って、毛糸の腹巻をさせられました。またパッチはまだタイツなどない時代には冬場の下着の定番でしたね。地車衣装の原点はここから来ているのでしょうか?

 

「中野」地区の地車。平成22年(2010)の新調地車。

どの地区も石川型のでっかい地車。

 

中野レディースは赤の腹巻。

 

おおむね90度以上の角度を変えるときは、後コマのドリフトではなく、後コマを持ち上げて方向転換させることが多いです。

この場合は前コマを持ち上げて方向を変えています。

 

180度方向が変わりました。

夜間パレードはいろいろなパフォーマンスを見せてくれるので楽しいですね。各町の地車の得意技を見ることができます。

地車資料:HP「地車名鑑」より

関連記事:喜志の宮地区だんじり 夜の部~富田林駅前パレード 2022 2022.10.25撮影:10月15日

写真撮影:2023年10月20日

2023年10月23日(HN:アブラコウモリH )

 

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