今日は1833年生まれのイタリアの作曲家カセッラ(カゼッラ)が、
1905年から1906年にかけて作曲した交響曲第1番ロ短調作品5を聴きました。
アルフレド・カセッラ(カゼッラ)はパリ音楽院で学び、
ピアノはルイ・ディエメに、作曲はガブリエル・フォーレに師事した。
第一次世界大戦後はイタリアに戻り、
サンタ・チェチーリア音楽院でピアノを指導したようだ。
聴いたCDは、フランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮、
ローマ交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章レント、グラーヴェ-ピュア・モッソ-
テンポⅠ:ウン・ポコ・モッソは、
ゆったりとした重々しい前奏に続き、
歌うような旋律が弦楽器に現れる。
その旋律は、木管楽器、独奏ヴァイオリンにも引き継がれる。
そしてティンパニの音とともに金管楽器も加わり盛り上がり、
それが終わると穏やかになって、最後は静かに終わる。
第二楽章アダージョ、クワジ・アンダンテは、
ロシアの作曲家を思わせるような感傷的な旋律が低弦に現れる。
この旋律は、何度も繰り返されていき、
最初の5音がその後も執拗に現れ、最後力強く終わる。
第三楽章レント・モルト-ポコ・ピュ・モッソ-
アレグロ・ヴィーヴォ、エネルージコは、
弦楽器による幻想的な音楽で始まり、
そのあと金管楽器がコラールのように鳴り響き、
その後トランペットなどの金管楽器が、
力強く勇気を奮いたたせるような旋律を奏でていく。
このあたりはワグナーの音楽を想起させ、
とてもロマンティックで、力みなぎっている。
最後は、再び幻想的な雰囲気の中、穏やかに終わる。
それにしてもカセッラ(カゼッラ)の交響曲はなかなかいい。
1905年から1906年にかけて作曲した交響曲第1番ロ短調作品5を聴きました。
アルフレド・カセッラ(カゼッラ)はパリ音楽院で学び、
ピアノはルイ・ディエメに、作曲はガブリエル・フォーレに師事した。
第一次世界大戦後はイタリアに戻り、
サンタ・チェチーリア音楽院でピアノを指導したようだ。
聴いたCDは、フランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮、
ローマ交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章レント、グラーヴェ-ピュア・モッソ-
テンポⅠ:ウン・ポコ・モッソは、
ゆったりとした重々しい前奏に続き、
歌うような旋律が弦楽器に現れる。
その旋律は、木管楽器、独奏ヴァイオリンにも引き継がれる。
そしてティンパニの音とともに金管楽器も加わり盛り上がり、
それが終わると穏やかになって、最後は静かに終わる。
第二楽章アダージョ、クワジ・アンダンテは、
ロシアの作曲家を思わせるような感傷的な旋律が低弦に現れる。
この旋律は、何度も繰り返されていき、
最初の5音がその後も執拗に現れ、最後力強く終わる。
第三楽章レント・モルト-ポコ・ピュ・モッソ-
アレグロ・ヴィーヴォ、エネルージコは、
弦楽器による幻想的な音楽で始まり、
そのあと金管楽器がコラールのように鳴り響き、
その後トランペットなどの金管楽器が、
力強く勇気を奮いたたせるような旋律を奏でていく。
このあたりはワグナーの音楽を想起させ、
とてもロマンティックで、力みなぎっている。
最後は、再び幻想的な雰囲気の中、穏やかに終わる。
それにしてもカセッラ(カゼッラ)の交響曲はなかなかいい。