なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

映画「岳」

2011年05月24日 | 映画・ドラマ
冬の高山を描いたこの映画「岳」も以前の「剣岳」も
大変な撮影だったことでしょう

石塚真一氏原作のコミックを映画化
日本の屋根とも言える、日本アルプスを舞台に
山で暮らす、山岳救助ボランエィアが主人公

人の命を、目の当たりにする山岳救助隊
それも、大抵は非常時の救助です
吹雪で有ったり、困難な場所で有ったりで
助けられなかった多くのも有ります

特に冬山に行く方々は、この映画を見て
絶対救助要請の無いように万全を期すべきでしょう

自分の命を賭けてまで
遭難者の命を救う事を仕事にしています

    ネ   タ   バ   レ
             







主人公、島崎三歩(小栗旬)は、
世界中の山を登り、山の楽しさ、山の厳しさ、山の美しさを
知り尽くした山岳救助ボランティア
山頂で入れたコーヒーを、美味しそうに飲んでいるのが印象的です

山の素晴らしさを多くの人たちに知ってもらいたいという三歩は
たとえ自分の過失で遭難した者であっても
決して責めることはしません

そして、要救助者が死亡していたとしても
その遺体に向かって「よく頑張った」と労わりの言葉をかけ
遺族に、「何で助けてくれなかったのか」と攻められ
土下座して誤ることで、遺族に誠意を見せます

もう一人の主人公、山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美(長澤まさみ )
山岳救助隊の元隊長だったは、救助に出たまま帰らぬ人に・・・
最後の言葉を、録音して久美に残したのを
絶えず聞いている久美です

久美は、隊長(佐々木蔵之介)や三歩に鍛えられ
隊員として成長していきますが
実際の救助では自分の未熟さや、大自然の猛威により
遭難者の命を救うことが出来ない日々が続き自信をなくす久美です

そんな折、猛吹雪の雪山で何組もの多重遭難が発生
救助に向かった久美を待ち受けていたのは
想像を絶する雪山の脅威です

一組救助して帰ってきた三歩は
久美がまだ帰ってない事を知り
再び救助に向かい、雪崩に巻き込まれます

辛くも脱出し、久美の救助に向かいます
遭難者を背負ったまま意識不明の久美を発見

やっとの事で、二人を救助して
山を下りる三歩でした

助けた人と、後日山で出会いうれしく思う事も
助けられなかった人の子供仲良くなる事も
山小屋で世話になっている叔母ちゃん(市毛良枝)甘える事も
明るく、屈託の無い三歩です

そして、何事も無かったかの用に
山頂コーヒーを飲む三歩です
今度は、久美と一緒に・・・