なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

映画「阪急電車」

2011年05月17日 | 映画・ドラマ
「阪急電車」のコマーシャルかと思うようなタイトル
ローカルでなく、全国版ですよね

 

阪急電車でも、宝塚線・京都線・神戸線でなく
支線の今津線、宝塚から西宮北口まで8つの駅の
片道15分の極日常的な物語です

阪急電車は、特急も各駅停車も全部同じえんじ一色の車体です
2~3年前から、逆瀬川や甲東園に行く機会が時々あります

このローカル線に偶然乗り合わせた乗客たちの人生が
ちょっとづつ重なり合い、離れていく
どこの電車に乗っていても有りそうな
小さな物語の集合体です

 

前編は、往路10月で物語が始まり
後編の復路3月で、前編の結末のようになっています

子供から、年代順に小学生(高須瑠香)
大学生・社会人・主婦・おばあちゃままで
電車を利用する人達がうまく絡み合います

関西人の子役の芦田愛菜ちゃんが
電車に乗っている子が、おばあちゃまにお喋りしている
極自然な言い回しで、とてもせりふとは思えない自然さで関心しました

   ネ   タ   バ   レ
            







時江(宮本信子)が、孫娘亜美(芦田愛菜)と宝塚から乗ると
車内では、乗客たちは携帯電話に夢中
そこへ、おばさん達がどどっと飛び込んで来る

次の宝塚南口では、孫が花嫁さんと間違う位綺麗な
翔子(中谷美紀)が乗りドアーの所で立ち
亜美の言葉に涙ぐみます
時江の「討ち入りは成功したの?

仁川駅では、ミサ(戸田恵梨香)がかっこ良い自慢の彼氏
カツヤ(小柳友)に突き飛ばされ、倒れたミサに
時江は優しく「あの人は、やめとき」と・・・

ミサは、高校生の集団の中の一人が話す
恋人との関わりに、「私より良い恋愛している」と羨ましそう

甲東園では、大学生圭一(勝地涼)が隣に立っている
見ず知らずの女子学生(谷村美月)に自衛隊のヘリの話を夢中でします

相変わらず大声で話す困ったおばさん達
その中で、居心地悪そうな一人(南果歩)がいます

こんな話が、電車のシーンと、それぞれの生活のシーンが
行ったり来たりしながら、電車が進みます

そして、半年ほど経った3月、復路(西宮北口から宝塚)で
それぞれのその後が分かります