なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

2020-12-08 16:43:07 | 日記
永遠に和解することはないかもしれない。
それでもいいのではないか。
ムリに和解に至ろうとすることで、問題点が顕在化しぶつかり合う。
ぶつかり合って傷を負うよりはましだ。
浅い傷なら回復するし、傷を恐れぬ勇気が功を奏することもあるだろう。
だが深い傷はそのまま致命傷になる。


曖昧でスッキリせずもどかしい。でもそれが標準の状態であるのかもしれない。


神秘主義

2020-12-07 17:21:14 | 日記
神秘主義はすきをついて侵入してくる。
とっさに理解できないこと、想像をこえていること、などに遭うと、人智を超えた何者かの存在を感じてしまい、不思議な何かを信じてしまう。


多くの場合、偶然そうなっただけ、なのに何か意味を見出さないとアタマに納まらない。そこでムリにでも意味をこじつける。ストーリーが優れていれば人を惹きつける。
学術論文にでできそうな言葉をもいればハッタリも効く。そのようにして、神秘主義はいたるところに入ってくる。信じるぶんに、罪はないが効力もない。
本当に有効な一打をもとめているのなら、厳しく排除しないと手元足元をすくわれる。


評価

2020-12-06 15:52:02 | 日記
誰かから良い評価をしてもらうために頑張るのか。
人からの評価とは関係なしに頑張るのか。


後者の方が貴い、という考え方がある。
しかし、誰からの評価も期待せず、頑張れるものか。
また、評価してくれる誰かがいるから、社会の一員としてメシが食えるのではないか。


だから人目を気にして頑張ることは少しも悪いことではない。
問題があるとすれば、
①評価されるためにウソをつくこと
②評価されない辛さで自滅すること
などだ。


自分は自分、誰が何と言おうとも。と唱えつつ、評価されるために頑張ればいい。


新陳代謝

2020-12-05 16:34:04 | 日記
生ものは腐る。腐らないなら生ものではない。
生ものは生物とも書く。命が尽きればあとは腐って分解されて循環の輪の中に戻っていく。
腐るものを腐らないものとして扱えばあとで痛い目に遭う。


私たちの作り出すものは、そのほとんどが腐るものだ。
絵や書、建築物、小説や詩、などは腐らないかもしれないが、いや、そこに生まれた様々なものが抜け落ちて今に至っているだけであり、抜け落ちても鑑賞に耐え得る、というだけだ。


私たちが生み出す物は生ものであり、新陳代謝が必要であり、それが絶たれると腐る。
何をやるにしても、腐るということを気にかけておかないとならない。



話は通じない

2020-12-04 17:06:48 | 日記
同じ時に同じ方を向いていて、同じようなことを考えている相手なら、話は通じるだろう。
だが、そうでもないのなら、基本的に話は通じない。


通じる、といってもレベルがある。必要事項の伝達、だけならもっとハードルが低くなければ世の中が成り立たないし、実際、同じ言語を解し、ある程度の悟性を持ち合わせている者同士なら大丈夫だ。
なかなか通じないのは、「気持ち」「痛み」などだ。これらは分かってもらえないのが普通であり、なんとなくわかったふりをしてやり過ごすことで世の中は動いているし、まあそれでいい。わかってもらえる、などと勘違いする方がおかしい。
わかってもらえないから、わかってもらいたい場面では努力が必要になる。それを放棄して、わかってくれない、と嘆くのはゴネているにすぎない。


なかなか話は通じないものだ。