なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

後付け

2019-07-31 16:51:30 | 日記
   後付けの理由はすぐにばれる。とってつけた不自然な感じが付きまとう。何より話すとき虚ろな表情になる。ならないのは天性の詐欺師だけだ。
どうせばれる。ばれて評価は下がる。あからさまな非難を浴びなくても、ひそかな軽蔑の対象になる。 ひそかな軽蔑も積み重なるとあからさまな非難になる。
 良いことは一つもない。と、腹をくくって正直に言った方がいい。


実体

2019-07-30 16:55:44 | 日記
数量化できない事象を足し算引き算で計算しても意味がない。
むしろ数量化できる事象の方が少ない。できないがいろいろな方法で切り取って強引に数量化する、それが今のやり方だが、像を撫でても全体像はわからない。
わからないが、一応分かったつもりでいないとにっちもさっちもいかないから、まあとりあえずわかった、ということになる。


だが、実体を捕まえたわけではない。直接向かい合い、取り組み、かかわっているときにだけ実体を感じることができる。それが我々のすべてだ。
数値はすべて参考値に過ぎない。参考にするのはいいが、参考になるだけ、だ。


自分だけが

2019-07-29 17:24:09 | 日記
人生の指南書や学習参考書、料理の本でもビジネス本でも、自信満々に断定している。
だが書いてあることがすべて、ではない。本に書かれていることは限定された場面での、一面的な真理だ。通用することもあるだろうが、通用しなこともある。個々の局面は、自分以外に対峙する者がいないのだから、自分が先駆者であり、ただ一人の実践者である。真理を知るのは自分ただ一人、であるから、本に書かれていないこと、まだだれも語ったことのないことを考え付いたり、やってみなければならない。
それは何も大げさなことではない。また、他者を尊重する、伝統を重んじる、先人から学ぶ、といったことと矛盾するものでもない。
ただ一人、自分しか本当のことを知らない。個々の局面においてはそのような自負も必要になる。



無理数

2019-07-28 16:14:58 | 日記
今の世の中、昔ほど社会階層がはっきりとわかるほど分かれてはいない。
だがよく見れば貧富の差は確かにあるし、支配-被支配の関係も見えてくる。
ただ、この、「よく見れば」というのも程度ものだ。「よく見すぎて」ないものが見えたり、聞こえたりする。
ムダに分断し、対立することもないだろう。


世の中をよくする。そのためには対立を煽るのはマイナスになる。貧富の差はない方がいい。だが金持ちに向かって明日直ちに豪邸を明け渡せ、というのも理不尽だ。
世の中は無理数のようだ。白か黒かで割り切ろうとしても、できない。割り切れない、ということを受け入れることで数学は発展した。私たちにもそのような道があるのでは。


自然体

2019-07-27 17:21:19 | 日記
自然体であろうと意識しているうちは自然体ではない。不自然でぎこちない。
だがそれを避けて通ることもできない。
眠れないとき眠ろうとする気持ちを持たないほうがいい、とも聞くが、そんなに簡単にストップできるわけがない。イラだち、朝がどんどん近づいてくるが、いつの間にか眠っている。

忘れたことに自然体になる。だが忘れようと思って忘れられるものでもない。ぎこちないならぎこちないなりに、悪戦苦闘、すったもんだしているうちに意識しなくなる。だから、大いにぎこちなくのめりこむのがいい。