なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

克服

2019-06-30 16:12:26 | 日記
苦手の克服には時間がかかる。
まず、短期的に成果が出にくい。やってもやっても前に進まない。
それでも粘り強く続けているとできるようになる。本当に粘り強く我慢すれば。

そして、これで終わり、ではない。苦手を克服した、と言って、放置しておくとまた元に戻っている。できなかったあの頃と、まったく同じではないにせよ元に戻る。

そう簡単に克服できないから苦手、というのだろう。
苦手の克服は(内容によって)不可能ではない。
不可能ではないが、覚悟は必要だ。
そして、その覚悟と体験から学ぶことは大きい。

開き直るのはまだ早い

2019-06-29 14:37:05 | 日記
開き直るのはまだ早い。安易に開き直るのは、拒否するのと同じ姿勢だ。
むき出しの弱い気持ちのままで、震えながら物事に向かい合う、そのような誠実さを早い段階で捨ててしまうと成長が止まる。だけではなく、硬くなってさらには朽ちていく。

怯え、焦り、落ち着かない。そこから脱却したいのはもちろんだが、安易に逃げるだけ、は安易な開き直りに過ぎない。
それもまた試練であり、十分に鍛えられてから開き直るべきだ。

プライド

2019-06-28 18:28:22 | 日記
プライドの根拠は、多くにおいて極めてくだらない。小学校の時かけっこで一番になったとか、その程度のことが心の支えになっている。
一つ一つ眺めればゴミのようなものであってどうでもいいことばかり、ではあるが当の本人にとっては大事なことだ。
存外、このようなことで人は成り立っているのでは、という気もしなくはない。その意味においてくだらないプライドは、くだらなくはない。そして、
本人がそれを相対化してとらえられるようになることがとても大事だ。小学校の時かけっこで一番になることは、大したことではないが、簡単なことではない。
些細なことを些細であると自覚しつつも胸を張る、というのが望ましい。

忘れないように

2019-06-27 17:03:30 | 日記
忘れるのは必然だ。必ず忘れる。忘れるから生きていける。脳のどこかには生まれてから現在の記憶が残っており、引き出せないだけでどこかには必ず残っている、とする説があるが怪しい。たぶん、片っ端から忘れている、そんな気がする。

だから、大事なことは忘れないための工夫が必要になる。メモを取る、というのも一つの手だが、メモはむしろ忘れても大丈夫であるために作成するものだ。
大事なこととは、これから死ぬまで守っていくべき信条、ともいうべきことであり、それを失うと自分ではなくなる。
そんな大事なことを忘れてしまうのか、言えば、そうだ、としか答えようがない。どんなに大事なことでも思い出すことなく歳月がたつと薄らいで、やがて忘れる。

どんなに努力してみても、最後は忘れてしまう。
だが、大事なことは忘れてはいけない。
なるべく忘れないでいること、そのために最善を尽くすことが、一番大事なことだと思う。

おもしろい話

2019-06-26 17:35:22 | 日記
真実は、驚愕の真実であるのだろうか。疑わしい。真実はほとんどが退屈な事実の集積にすぎないだろう。目を見張るようなこと、ものの見方たが覆されるようなこと、そうそう出会うものではない。
だが、驚きはエンターテインメント、娯楽になる。あるいはプロパガンダになる。
そのため脚色された「真実」ばかりが伝えらえる。ドラマならばいいのだが架空の話ではない。
だから、おもしろすぎる「真実」は十分に疑ってかかるべきだ。親しい人から聞いた話でも、大きなメディアが伝えるニュースでも、おもしろすぎる話は警戒しながら聞かなければならない。