なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

楽園

2018-07-31 16:38:14 | 日記
スリルとサスペンスに満ちたドラマは面白い。
では実生活ではどうか。いつ銃に撃たれるかわからないようなスリルは、ない方がいいに決まっている。この点に関して、この国この時代に生まれたことは幸せだ。
ハラハラドキドキ、ではなく、喉の奥の方に軽く押し寄せてくるようなスリル、は、まっとうな暮らしをしていてもある。リスクのない生活はない。ない方がいいのか。いいような気がするが、そうでもないだろう。なにも困ったことが起こらない楽園は、本当に楽園なのか。そうでもない気がする。
ちょっと嫌な汗をかくようなサスペンスがあるから、シャキンとする。もちろん程度ものだが。

シンプルに

2018-07-30 16:59:52 | 日記
なすべきことは単純だ。
単純すぎて、なかなかできないことが多い。
理屈をつけて、やろうとしないことが多い。

あれこれどうでもいいような説明をこねくり回すのでなく、
何もないところに難題があるかのようにふるまうのではなく、

やるべきことを、ただ、やる。
そんな単純さが望ましい。

未練

2018-07-29 15:51:35 | 日記
心残りが全くない、というのは、あり得るのか。
未練は、少しは残るだろう。
時間をかければ、風化して飛散し消えてなくなるかもしれない。
それでも、痕跡ぐらいは残っているかもしれない。

心残りがあろうがなかろうが、前に進んでいかねばならないし、それは強制力でもあり自然の流れでもある。
だが、一つのところにとどまろうとする気持ちも、また自然の流れかもしれない。

だから、少し後ろ髪を引かれながら進んでいくのは、当たり前のことだ。あえて、気づかないふりをして、前に進むべきなのだ。

大差

2018-07-28 17:09:48 | 日記
野球やサッカーで10対ゼロ、バスケなら100対10、で負けたとする。
まるで勝負になっていない。力の差は、大人と子供ほどある。
ところが、実力をきちんと測定していくと、個々の数値は倍、3倍と離れているわけではない
1.2倍とか、1.1倍とか、少しずつ、離れている。
それが集まり、ルールの中で評価される能力として発現するとき、10倍、20倍の差となる。

だから、差に驚き、完全に無理だと思うのも早計だ。
部分的になら、戦える局面もあるはず。

差はあるのだから、勝つことが能わない場合でも、最善手はあるはずだ。冷静に粘り強く取り組まねばならないが。

正解

2018-07-27 15:00:08 | 日記
目の前に落ちている正解を拾って、それで満足でいいのだろうか。
正解は確かに正しいのであって、不正解ではない。
しかし正しさの羅列は、魅力がなく、常に変化し続ける動態を、部分的にしか正しく把握していない。
複雑な形をした立体に、正方形の端切れを隙間なく当てていくようなものだ。
立体は、平面に還元できない。疑似的に平面で表現はできるが。
正解を並べるだけ、は、そのような行為だと思う。