ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

トンガリロ・ウェリントン・ヘイスティングス行:香港的裏窓世界

2015-04-07 | 旅行
あっ
と驚く、1ヶ月ぶりの
トンガリロ・ウェリントン・ヘイスティングス旅行記
のつづきです


と、2月27日に言ってましたが、1ヶ月ぐらいでガタガタ言うな的に
1ヶ月と7日で再び復活しました~


3月のキッチンのゴタゴタを乗り越え
(いまだにキッチンありませんが
メルマガ「西蘭花通信」も再開(※2月以来
ランニングも再開(※ラウンド・ザ・ベイズ以来)
散歩部も再開
旅行記も再開
再開祭りの4月でございます。



ウェリントンで
『香港みたい!』と言ってはいけないゲーム
をしたら、即負ける自信満々ですわ。
と言ってましたが、滞在中夫婦で言い続けてました(笑)


だってもう、こんな裏窓的世界

香港そのもの!


まぁ、オフィス街にはありがちな光景ともいえますが



これならどうです

意味不明な三角地帯


よーく見ると高低差があって

そのくぼみの中にも窓が見えるってことは、中から目の前の斜面の
コンクリートだけを見つめてる人がいる
ってことで、
「おー香港」
地面となったら猫の額でも億単位な世界なんですわ。



視界が縦に切れるのもお約束

家でもオフィスでも、
香港なら学校でも老人ホームでも
どんどん上に積み上がっていきますから~


隙間の向こうに広がる
縦社会

(違うと思います


おっ、インターコン発見



当然縦の海もアリで、香港なら

チラリとでも見えようものなら、鬼の首でも取ったように
「海景」(シービュー)物件
と大騒ぎ
見える海の面積に応じて値段も変わります。


裏窓的世界には生活感もあります。

洗濯物が干してあったり
テレビがついてたり
ご飯食べてたり
香港ではよくある
マージャンしてたり~(笑)


高層物件で向こう側の空が見通せちゃうのも、

なんとも懐かしい。
見たり見られたり、
「カーテンを開けたモン勝ち
という話もありました。
(※丸見えすぎるので相手の方がカーテンを閉めるから)


香港ではモダニズムよりも風水対策だったミラービル

(※自分の姿が映って魔物が侵入できないため)


でもこの2倍以上の高さがないと

香港じゃないかも(笑)


こんな古いアパートも

「あった、あった
と膝をたたいて立ち上がりたくなるほど香港


住んでいた人の名前を挙げられるかも?

ワンチャイやノースポイントの裏手にざくざくありましたよねぇ。


きっとかつての香港もこんなビルがわんさとあったんでしょうけど

私が知っている80年代には大きなものは消えていました。


経済効率の違いで今でもこうしたビルが生き残れるNZ



スローもいいもんだ



特にこの大きさで生き残れるって、ほとんど感動ものです。



一番上は増築してるみたいで

歴史が生きている


でも、地震のないイギリス人が地震のある国でこういうものを建て

大きく揺れたらバラバラ落ちてきそうなものがたっくさん
末永く何もないことを祈ります。


個人的にちょっと感動したのがホテルからみえたこんな光景

超個人的に80年代の香港のさらに香港島を髣髴とさせ
夕方帰ってきたら、洗濯物が取り込まれていてなんとなくホッ
こんなスペースでも外に干せばけっこう乾くんですよね。


うんと若いときにNZに出会っていたら、ウェリントンだったかも

秩序と権威とバスとトラムとアートとハリケーンと
平日と週末がある勤め人の街
(※善もかーなーり気に入ってるんですよねー、実は)


さーて、2日目の夜ご飯

このワンコのようにウキウキお出かけ


(つづく)