ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ラグビーと競馬とビール

2015-04-23 | 経済・政治・社会
最近英語を習い始め、
けっこう真面目に学習している
さいらん夫婦

育児が終わったら
育自は本当だった



今日は夫の日で先生から
聞いてきた衝撃の話


80年代までのNZはまさに
Rugby, Racing and Beer
ラグビーと競馬とビール

の世界で、男は5時に仕事を終えると
そのままバーに直行
当時のバーは6時までしか
開けてはいけなかったので、
とにかく
飲む
飲む
飲む
飲む
飲む
飲む
飲む


1時間1本勝負で飲み続け、
トイレに行く時間も惜しく、
なんと
なんと
なんと
(※この先は自己責任でお読み下さい


飲みながら




そこで




しちゃう


カウンターの下に流す場所があって
飲みながら出す
という赤ちゃんのような男たちの
光景が毎日繰り広げられていたそうな


そんな場所なので、当時のバーは
ほぼ女人禁制で出入りするのは
娼婦というのが相場だったそう


信じられなーい
と思って
Rugby, Racing and Beer
でググってみたら、



あら、やだ




あっさりヒット




歌まである~
ラップ並みに語ってますよ
当時の男どもの暮らしぶり



なにこれな世界


この歌は1965年に出ているので
今から50年前ですが、長い間
こんな価値観が特に地方で
まかり通っていたようです。


今でも南島の古いバーに行くと、
昔の名残でカウンターの下に
かつての名残の物
が残っているそう
さすがに今は使われていないものの
そのままにしてあるらしいです。


先生によるとオコンネルストリートの
ホテル・デブレットのバーにも
それが残っている
らしいです。
(※未確認情報なのでまちがって
いたらスミマセン)


高級ホテルなので真鍮製で
ピカピカに磨き上げられ

知らない人が見たらなんだか
わからないのでは?
今度見に行ってみようか(笑)


南島にもほとんど行かないし
バーっぽい場所はさらに行かないので
気がついたこともありませんでした。


そんな時代でもラグビークラブの
クラブハウスだけは
土曜日にも酒を出せるライセンスが
あったため、ここも女人禁制で
みんなで朝から飲んで
大変なことになっていたそう。
(※伝統的にラグビーの試合は
土曜日で、日曜日は教会へ)


子どもたちがプレーしていた
クラブのクラブハウス

ここにもかなり大きなバーが。


先生曰く、女子どもが集まれる場所は
教会ぐらい
しかなかったそうな


NZではラグビーとビールは
切っても切れないものがあり、
「なんでスポーツに酒?」
と長い間違和感があり、そのうち
さすがに慣れてしまいましたが
そういう長い長ーい歴史が
あったわけですね


しかし、衝撃的な話


ボランティア仲間の70代たちは
娘の頃からガンガン飲んでいたようで
オークランドはまた違うカルチャーが
あったのかもしれません。
今度よく聞いてこよ~っと


英語だけではなく、
いろいろ勉強になりますわ(笑)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする