ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

変形性股関節症

2012-02-14 | 健康・美容
2月1日放送のNHK「ためしてガッテン」は、
40代から特にキケン!とれない足腰ヒザ痛の真犯人
ご覧になった方も多いかと思いますが、私は数日前に録画を観ました。


タイトルを見た時は、
「足腰ヒザ痛?どれもないなぁ~」
と思っていたのですが、番組が始まるや身を乗り出してしまいました。
40~50代の女性に多い
問題は股関節






「これって私のこと



番組で紹介された病名は変形性股関節症で、大腿骨と骨盤のつなぎ目に問題が生じ、その間の軟骨が何らかの事情で磨り減ったり、なくなったりして 痛みや腫れ、歩行困難が起きるというもの!


聞けば聞くほど、自分の症状にピッタリで、番組内で患者さんたちが訴えていることにも、うなずきまくりでした。女性に多いのはつなぎ目に当たる骨盤のおわん型部分が浅く、大腿骨をしっかり包めないために、摺れたり外れたりという問題が起きやすいからだそうです。


おわんの浅さの主な理由は、生まれつきなんだそうです。そういえば、20代に腰のレントゲンを撮ったときに、
「左側の大腿骨を覆う部分が浅い」
と指摘されたことがあり、20年以上経って、まさにその部分に問題が生じてきたわけです


前々からの読者の方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、私は2009年11月のNZの夏が始まる頃、突然股関節の外側の痛みに襲われ、一時は普通に歩くことも困難なほどでした。
「歩けない
というのは大変な恐怖でした。


医者にもかかりましたが、
「骨には異常なし」
と、本人もわかっていたことを言われました。問題は骨そのものではなく、周辺の神経や筋だと思われました。これらがギュッと挟まれる感じ、摺れて炎症を起こし、腫れて発熱しているのが実感できました。


その後は腫れが引くのを待ち、サプリを飲み始め、ヨガやストレッチで股関節を柔らかくして周辺に筋肉をつけて骨を支えるよう、自己流ながら時間をかけていろいろな方法を試してみました。
(ご興味があれば、当時のメルマガ「歩けないなら走ろう」をどうぞ)


以来、違和感はあっても歩けないほど痛くなることはなくなりましたが、負担を考えて走るよりも歩くことを優先するようになりました。昨年10月には夫と「西蘭家散歩部」を立ち上げ、週末に1~3万歩歩くまでになり、3万歩を超えると違和感が軽い痛みになることもわかりました。


「これなら大丈夫だろう!」
と挑戦した1月のトンガリロ・クロッシングも問題もなく終わりました。

夏休み企画第1弾:トンガリロ・クロッシング前編
夏休み企画第1弾:トンガリロ・クロッシング後編



「すっかりコントロールできている!」
と最近はサプリも飲まなくなっていたのですが、実は今、痛いんです


先週末の散歩部で1万5000歩歩いたのですが、これ原因
問題は歩数や距離ではなく・・・・・・




・・・・・湿気です

かなり雨が降っていました。


散歩部を始めた10月は、オークランドの初夏。1年で一番乾燥する季節の始まりで、以来、毎週末の活動は雨に降られることが一度もありませんでした。今回初めて雨の中を歩いてみて、湿気との関係性を痛感しました。



雨の日に昔の古傷が痛む・・・
っていう、アレですね
以後、注意します。


ガッテンによると、効果のある治療法に「貧乏ゆすり」があるそうです。
これはこちらの医者にも「足を振れ!」と言われていたのと同じと思われ、ゆすることで、軟骨への栄養になる関節液の分泌を促すようです。


あとは足の開脚(痛みのない範囲で)を地道に続け、股関節周りの筋肉を育てて問題部分をしっかり包んで負担を軽減しながら、軟骨が磨り減って骨盤と大腿骨の間に隙間がなくならないようにすることでしょう。


ガッテンしました
湿気に気をつけて、養生します

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