ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ピッピのいない季節

2007-10-04 | ペット・動植物
オークランドは3日続いた暴風雨を抜け、春というより初夏の陽気。
今日、久々に、本当に3ヶ月半ぶりぐらいに走りに行ってきました。
6月は霜が降りる日もありましたが、今では桜も散って町はすっかり様変わり。新しい季節の到来です。

あたたかいのが大好きで、デッキでの日向ぼっこを欠かさなかったピッピの一番好きな季節。暑すぎず、一番長く外にいられる季節。
でも、もうピッピはいません。

チャッチャが1匹で昼寝をしている姿も、つい涙でゆがんでしまいます。まだまだピッピのいない生活に慣れてきません。ただ、春休みで子どもたちが周りにいて、ひっきりなしに何かをしているので気が紛れているのでしょう。このタイミング、やはりピッピは私たちが少しでも哀しみにくれることなく過ごせるようにと、配慮してくれたとしか思えません。

これからは少し仕事もセーブして生活を徐々に元に戻し、失った英気を養っていこうと思います。ピッピのためにも、残されたチャッチャのためにも、ピッピのいない季節をしっかりと生きなければ・・・
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西蘭家は毎週土曜日の午前中、用がない限りは隣町のレミュエラまでパンを買いに行きます。手頃な散歩道もあり、のんびりと往復小1時間ほど歩きます。焼きたてのパンやパイを頬ばりながら帰るのが楽しいらしく、子ども達も文句も言わずについてきます。その道すがらで撮ったちょっと春めいた写真です。

子ども達に「ダック・ブリッジ(鴨橋)」と呼ばれている橋の上にて。いつもパンを持って行きダックやNZ原生の飛べない鳥プケコを餌付け。

もたもたしていると、
水の中から魚の頭突きをくらい、パンをかっさらわれるので鳥も大変です。

大好きな花、マグノリア(木蓮)。人様の庭先ですが、うちもぜひ植えようと思っています。






何気ないツタも春になると鮮やかで本当に美しいです。

これは善の学校の校庭の一部。いろいろな球技のための線がカラフル。一番人気はマオリの球技「タプワイ」(オレンジ色の線)。



これもNZ原生の「ポフツカワ」。このクリスマスカラーを見るたびに夏の到来を感じます。夏はすぐそこ、です。

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