Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

宝塚記念の展望-その2

2009-06-25 21:59:30 | 競馬
オッズバランス編

というより、ここでは全馬の寸評。
(書き始めた時は週末の天気が微妙だったので、雨の場合も考慮した内容になっています。
でも、どうやら雨は無さそう)

アドマイヤフジ
しぶとさ信条。
結構、常に善戦するタイプではあるが、G1では力不足は否めない。
ただ、決定的な切れがないので勝つイメージはないが、今回のメンバーなら
2,3着は展開一つで可能性はありそう。

アルナスライン
一時のスランプは脱出。
前走、天皇賞・春では惜しい2着。
その後の調教過程も順調そうで、状態は良好に思える。
あとは、スタミナ勝負のイメージが出来つつあり、実際、爆発的な瞬発力はないので、
現在の好状態を活かして、如何に巧く立ち回れるか?
雨は歓迎しないはずだが、極端に悪くなければ、通用すると思うが。。。

インティライミ
ディープインパクトのダービー2着が最大の勲章のようなイメージが強く、
これによって、根強く支持される部分もある。
もうだいぶ薄らいではいるが。。。
しかし、基本的にG1では全く要無し。
ただ、これは重巧者のはずだから、馬場が渋った時には考慮が必要。
特に3着候補に。

エリモエクスパイア
約2年間のブランクからたたき3戦。
ブランクの影響は大きく、さらに馬場も良くなかったことも影響したのか、
全く走らなかったが、たたき3戦目の前走、ようやくまともな競馬が出来た。
見せ場はなかったが、復調の兆しか?
2年前の天皇賞・春2着のタイムは今年のそれを上回るもの。
一変があれば、今年の天皇賞・春組より力は互角以上の可能性も。

カンパニー
善戦マンの代表格。
しかし、G1ではどうしてもあと一歩足りない。
基本、タフな阪神の馬場での2200mはイメージ的にむくとは思えず。。。
前走も突き抜けそうで延び切れなかったことからも、衰えも出てきているような。。。
メンバーは全体的には低調なので、来る可能性はないとは言わないが、
そこそこ人気になる馬でもあるし、扱いは微妙。。。

コスモバルク
基本的に要無し。
もう引退でいいのでは?
というか種牡馬にさせる気は無いのかな。。。

サクラメガワンダー
爆発的な瞬発力は今回のメンバーでは上位の1頭。
確実に結果を出せるようになり、いよいよG1のチャンスが。
一連のレースの内容からは普通に有力。
ただ、前走後、速い追い切りはしていない?
元々速いタイムを出すタイプではないが、先週も坂路57秒台はあまりにも平凡。
さらには水曜の追い切りを木曜にずらす始末。
陣営は状態が良いからこそ出来ると言っているようだが・・・
こういうのはだいたい疑ったほうがベターと思う。(特に人気馬の場合は)
状態面に不安を感じる。
最終追い切りは要注目だが、極めて危険な人気馬っぽい。

スクリーンヒーロー
昨年は一気にJCを勝って、G1馬まで駆け上り、しかも最優秀古馬にまで輝いた。
しかし、JCは展開がはまったレースで、スローな展開を早めにスパートが成功。
後続の実力馬を封じた。
封じたのは立派ではあるが、実力で勝ったとはとても思えないレース。
まして、敗因はいろいろあるにしても、その後の結果がイマイチ。
今回、人気が微妙な存在だが、それなりの人気にはなるのだろうし、基本、手を出しにくい馬。

スマートギア
金鯱賞は善戦はしていたが、格下感は否めない。
武豊への期待で、それなりに穴人気も考えられ、これは手を出せないし、出したくない。

ディープスカイ
今回のメンバーでは明らかに格上の存在。
元々、春の最大目標はここだったはずだし、状態も安田記念以上の期待。
ウオッカが居なくなり、さらにはタキオンが死んで、タキオン産駒としての
期待票もあるだろうから、必要以上に人気になる点で、オッズバランスは悪いが、
力上位なのは間違いない。

ドリームジャーニー
安定感を感じさせる近走。
追い込み馬ではあるが、小回りの一瞬の脚を使うレースの方が合っていると思うので、
阪神内回りの中距離は好条件。
実際、距離や状態なども違うが、大阪杯ではディープスカイに競り勝っている。
また、追い込み馬で一見、渋った馬場は苦手そうだが、実は結構こなせる馬のはずで、
多少渋るくらいなら他馬との比較ではプラス材料。


ヒラボクロイヤル
不要。

マイネルキッツ
天皇賞・春を勝ち、重賞ウィナーと同時にG1になった。
しかし、それまでの結果から、少なくとも中距離でG1級の力があるとは思えない。
ただ、G1を勝ったのに、私と同様に一般的にも高い評価をしていない雰囲気があり、
あまり人気にならない節も。
もともと相手なりに走るタイプでもあるし、人気がないなら、オッズバランスは確実に良いので、
そうなら、印は必ず回したい。

モンテクリスエス
いつ走るのか分らない気まぐれ派の印象。
前走の天皇賞・春は惨敗だったが、3番人気に推された。
今回はその惨敗の影響でまったく人気はないさそう。
そこへ鞍上はアンカツ。
安田記念のファリダットのように、上位に持ってこさせてしまう鞍上なので、気になる存在。