goo blog サービス終了のお知らせ 

仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

SPACE BATTLE SHIP ヤマト

2017年04月18日 | ムービー
『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』(2010年/山崎貴監督)を見た。
物語は、「西暦2199年。正体不明の敵ガミラスは5年前突然に地球への攻撃を始め、どこからか飛来する遊星爆弾の攻撃により人類の大半が死滅した。地上は放射能による汚染のために住むことができなくなり、わずかに生き残った人類は地下での暮らしを余儀なくされていた。そして、遂に火星宙域での最後の戦いでは、ゆきかぜ艦長・古代守(堤真一)らの犠牲とともに残された地球の全戦力は壊滅した。その後まもなく、地球に謎の通信カプセルが落下するが、それは14万8千光年先にあるという惑星イスカンダルからのものだった。その情報によって放射能を除去できる装置があることを知った人類は、イスカンダルの高い科学技術が産み出した波動エンジンを搭載した宇宙戦艦ヤマトを建造し、はるか彼方に存在するだろう惑星イスカンダルを目指したのだが・・・」という内容。
これは、かつて一大ブームを巻き起こし、映画作品化もされたテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』(1974~1975年)の実写による映画作品。
艦長・沖田十三(山崎努)、ヤマト戦闘班長・古代進(木村拓哉)、航海班長・島大介(緒形直人)、技術班長・真田志郎(柳葉敏郎)、生活班船医・佐渡先生(高島礼子)、機関長・徳川彦左衛門(西田敏行)などの主要な登場人物は他のシリーズ作品とほぼ同じ設定だったが、森雪(黒木メイサ)がブラックタイガーのエースパイロットになっていたし、白色彗星こそ登場しなかったものの、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978年/舛田利雄松本零士勝間田具治監督)の隊長・斉藤始(池内博之)ら空間騎兵隊が登場したほか、同作品のエピソードが随分と使用されていた。
「次回作はないので何でも詰め込もう」というところだったのだろう。
ほぼ目新しさはなく、「何を今さら・・・」という感じが強かったので、特に感動することもなかったのだった。
(^_^;)

ルパン三世

2016年12月20日 | ムービー
『ルパン三世』(2014年/北村龍平監督)を見た。
物語は、「かつてアルセーヌ・ルパンとチームを組んでいたトーマス・ドーソン(ニック・テイト坂口芳貞/声)は高齢のため引退を決め、盗賊集団"ザ・ワークス"のメンバーであるルパン三世(小栗旬)、峰不二子(黒木メイサ)、ピエール(キム・ジュン小野賢章/声)、ジロー(山口祥行)、マイケル・リー(ジェリー・イェン加瀬康之/声)ら若手に、シンガポール現代美術館に所蔵されている古代オリンピックのメダル強盗を競わせ、新しいリーダーを決定しようとしていた。一方、インターポールの銭形警部(浅野忠信)は、盗賊達を一網打尽にできるチャンスと考え、ドーソンの邸宅に張り込んでいたのだが、かねてからドーソンを恨んでいたマイケルが仲間を裏切って、彼のコレクションの中からアントニウスがクレオパトラに贈ったというジュエリー"クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ"の一部である"光の首飾り"を奪い、さらには、マイケルの傭兵ロイヤル、マリア、サーベルが邸宅を襲撃した挙句、ドーソンはロイヤルに射殺されてしまった。そして、それから1年が経ち・・・」という内容。
モンキー・パンチ(1937年~)の同名漫画を原作とした作品で、アニメはテレビ・映画ともに何作品も作られているが、実写映画としては『ルパン三世/念力珍作戦』(1974年/坪島孝監督)以来2作目とのことである。
ルパン三世、次元大介(玉山鉄二)、石川五ェ門(綾野剛)、峰不二子、銭形警部という主要登場人物達の活躍を描いているわけだが、次元と五ェ門はこの実写作品では初対面。
随分と時代を遡った物語なので、いうなれば"エピソード・ゼロ"という感じだろうか。
(^_^)
アニメと変わらなかったのは「あの女は信用できない」という次元に対して、「裏切りは女のアクセサリーのようなものさ」と言うルパン。
おそらくこれは、原作漫画が連載開始になった1967(昭和42)年以来、まったく変わらない部分なのだろう。