落語『将棋の殿様』入船亭扇蔵(四代目)。
噺は、「ある藩の殿様が将棋に凝り始めたのだが、相手の金銀を飛び越えて飛車を動かしたり、自分の駒を取ってはならぬ、余は二十五万石の大名であるぞ等とやりたい放題で、とても勝負事にならない。誰に負けることもなく、すっかり物足りなくなった殿様は、負けた者は鉄扇で頭を打たれるという決め事を打ち出し・・・」という内容。
規則無視に動く殿様の駒の動きは無茶苦茶で、誰も殿様に勝てるわけがなく、家臣の頭はすぐにこぶだらけだ。
ここで登場するのが御意見番、田中三太夫。
幼い殿様に将棋の手解きをしていたという爺さんなので、傍若無人な殿様も、苦手な三太夫が相手では卑怯な手も使えないのだった。
さて、演者の四代目入船亭扇蔵師匠は、入船亭扇遊師匠の弟子。
二ツ目時代から、「大江戸再発見講座」、「男の着物講座」といった複数のカルチャー教室の講師を務めたり、映画『しゃべれどもしゃべれども』(2007年/平山秀幸監督)」に出演するなど、広く活躍されているようだ。
落語協会には現在200人ほどの真打がおられて、その190番目くらいにいるのが自分だというようなことも話されていたが、落語家さんの世界というのも大変そうだ。
噺は、「ある藩の殿様が将棋に凝り始めたのだが、相手の金銀を飛び越えて飛車を動かしたり、自分の駒を取ってはならぬ、余は二十五万石の大名であるぞ等とやりたい放題で、とても勝負事にならない。誰に負けることもなく、すっかり物足りなくなった殿様は、負けた者は鉄扇で頭を打たれるという決め事を打ち出し・・・」という内容。
規則無視に動く殿様の駒の動きは無茶苦茶で、誰も殿様に勝てるわけがなく、家臣の頭はすぐにこぶだらけだ。
ここで登場するのが御意見番、田中三太夫。
幼い殿様に将棋の手解きをしていたという爺さんなので、傍若無人な殿様も、苦手な三太夫が相手では卑怯な手も使えないのだった。
さて、演者の四代目入船亭扇蔵師匠は、入船亭扇遊師匠の弟子。
二ツ目時代から、「大江戸再発見講座」、「男の着物講座」といった複数のカルチャー教室の講師を務めたり、映画『しゃべれどもしゃべれども』(2007年/平山秀幸監督)」に出演するなど、広く活躍されているようだ。
落語協会には現在200人ほどの真打がおられて、その190番目くらいにいるのが自分だというようなことも話されていたが、落語家さんの世界というのも大変そうだ。