『猿の惑星(原題PLANET OF THE APES)』(1968年/フランクリン・J・シャフナー監督/アメリカ)を見た。
物語は、「9ヶ月前にケネディ宇宙センターから打ち上げられた宇宙船。船内は1972年7月14日だが、ハスライン博士の準光速航行説に従えば、地球ではすでに700年の時間が過ぎ、2673年3月27日になっているはずだった。地球への帰路、ジョージ・テイラー大佐(チャールトン・ヘストン)は船を自動航行にセットして、他の3人と同様に冬眠に入ったのだが・・・」という内容。
目覚めた時、宇宙船は大きな湖に浮かんでいて、突然船内への浸水が始まった。
マリアン・スチュアート中尉(ダイアン・スタンレー)は死んでミイラ化しており、ジョン・ランドン中尉(ロバート・ガンナー)、トーマス・ドッジ中尉(ジェフ・バートン)、テイラーの3人は慌てて外気を調査し、船外へと脱出したのだが、脱出直前にテイラーが目にしたのは、"地球時間3978年11月25日"の表示だった。
地球への到着予定がいつだったのかは知らないが、とんでもない事故が起きてしまったようだ。
打ち上げから2000年も経っている。
テイラーはそこを"地球から320光年。オリオン座の恒星を太陽とする惑星だ"と説明するが、それを示すデータはどこにもないのだし、地球への帰路、自動操縦にして眠っていたのだから、事故があったとはいえ、地球に着いたと考えても良かったのではないだろうか。
数日間、砂漠地帯をさまよい歩いた3人がようやく見つけた人間はまるで原始人。
服を着て言葉を話すゴリラが馬に乗って、武器を使い、人間を捕獲しているのだから、これには驚いたことだろう。
捕らえられたテイラーは、チンパンジーのジーラ博士(キム・ハンター)と、その夫の考古学者コーネリアス博士(ロディ・マクドウォール)にそこそこ理解される存在になったが、それでも、他の惑星から来たという話は信じてもらえなかった。
紙飛行機を見て驚くくらいだから、他の惑星などと言っても理解されないのは当然のことだったかもしれない。
この猿の社会ではオランウータンが指導的立場にいるようで、ザイアス博士(モーリス・エバンス)が一番の権力を握っている存在。
何かとテイラーを排除する方に話を持っていこうとする姿勢はやはり怪しい。
本作品は公開当時に大ヒットし、1973年まで全5作品が作られたようだが、その後、2001年にはリメイク作品、2005年からはリブートシリーズとして3作品が制作されている。
本作品で、ジーラ博士が繁殖のためテイラーにあてがった人間に、テイラーはノバという名前を付けたが、彼女を演じた女優リンダ・ハリソンは、『PLANET OF THE APES/猿の惑星(原題Planet of the Apes)』(2001年/ティム・バートン監督/アメリカ)に再出演しているようだ。
とても綺麗な人だったが、人気のある女優さんだったのだろうか。
物語は、「9ヶ月前にケネディ宇宙センターから打ち上げられた宇宙船。船内は1972年7月14日だが、ハスライン博士の準光速航行説に従えば、地球ではすでに700年の時間が過ぎ、2673年3月27日になっているはずだった。地球への帰路、ジョージ・テイラー大佐(チャールトン・ヘストン)は船を自動航行にセットして、他の3人と同様に冬眠に入ったのだが・・・」という内容。
目覚めた時、宇宙船は大きな湖に浮かんでいて、突然船内への浸水が始まった。
マリアン・スチュアート中尉(ダイアン・スタンレー)は死んでミイラ化しており、ジョン・ランドン中尉(ロバート・ガンナー)、トーマス・ドッジ中尉(ジェフ・バートン)、テイラーの3人は慌てて外気を調査し、船外へと脱出したのだが、脱出直前にテイラーが目にしたのは、"地球時間3978年11月25日"の表示だった。
地球への到着予定がいつだったのかは知らないが、とんでもない事故が起きてしまったようだ。
打ち上げから2000年も経っている。
テイラーはそこを"地球から320光年。オリオン座の恒星を太陽とする惑星だ"と説明するが、それを示すデータはどこにもないのだし、地球への帰路、自動操縦にして眠っていたのだから、事故があったとはいえ、地球に着いたと考えても良かったのではないだろうか。
数日間、砂漠地帯をさまよい歩いた3人がようやく見つけた人間はまるで原始人。
服を着て言葉を話すゴリラが馬に乗って、武器を使い、人間を捕獲しているのだから、これには驚いたことだろう。
捕らえられたテイラーは、チンパンジーのジーラ博士(キム・ハンター)と、その夫の考古学者コーネリアス博士(ロディ・マクドウォール)にそこそこ理解される存在になったが、それでも、他の惑星から来たという話は信じてもらえなかった。
紙飛行機を見て驚くくらいだから、他の惑星などと言っても理解されないのは当然のことだったかもしれない。
この猿の社会ではオランウータンが指導的立場にいるようで、ザイアス博士(モーリス・エバンス)が一番の権力を握っている存在。
何かとテイラーを排除する方に話を持っていこうとする姿勢はやはり怪しい。
本作品は公開当時に大ヒットし、1973年まで全5作品が作られたようだが、その後、2001年にはリメイク作品、2005年からはリブートシリーズとして3作品が制作されている。
本作品で、ジーラ博士が繁殖のためテイラーにあてがった人間に、テイラーはノバという名前を付けたが、彼女を演じた女優リンダ・ハリソンは、『PLANET OF THE APES/猿の惑星(原題Planet of the Apes)』(2001年/ティム・バートン監督/アメリカ)に再出演しているようだ。
とても綺麗な人だったが、人気のある女優さんだったのだろうか。