Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ケンウッドMD機の音質比較

2017年08月12日 | ピュアオーディオ
電源のインレット化が完了し、最高級電源ケーブルが使える様になりましたので、昨日は朝7時から夕方6時まで連続で、1枚のFM録音盤を使って「音質比較」をしていました。電源ケーブルを交換する前は、音質比較するまでもなく「バタ臭い」サウンドでした。音のキレなど感じる事も出来なかった。比較したMD機は以下の3機です。

①DM-7080(フィリップDAC7使用)20bit機・・・1995年発売(購入後約4か月)発売価格:¥8万円
②DM-9090-1号機 24bit機・・・1997年発売(購入後約4か月)発売価格:¥12.5万円
③DM-9090-2号機 24bit機・・・1997年発売(購入後約1週間)発売価格:¥12.5万円

最初にDM-9090の1号機と2号機の音質比較をして見ました。同じ型番の機台だから同じ「音質」と思っている方もいらっしゃると思います。比較対象は「機器の活性化度」。4か月も使っている機器と1週間しか使っていない機器の比較です。(私の所に来て・・・)



結果:1週間しか使っていない2号機は、1号機のサウンドを聴くと「ふん詰まり」(機器の活性化度が低い)のサウンドですね。音のヌケ方や音場表現等こじんまりしている様に感じます。2号機→1号機→2号機の順で聴いただけで、2号機は「メインで使えない」判定となり、サブシステム行になりました。しばらくはサブシステムで鳴らし込んで「機器の活性化」を待つことにしました。



DAC7を使ったサウンドが最高・・・とか、うたい文句にしている方も居る様なので実際に確認したくてDM-7080を購入して見ました。DM-9090との比較になります。

全体的な感じは、DM-7080は「非常にまろやか」なサウンドに感じます。これに対してDM-9090は分解能が高く、キレの有る音に感じます。bit数が20bitvs24bitでは、24bitの方がより繊細な分、分解能が高い様に感じます。この辺は好みの問題も有ります。