Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

MD機のインレット化実施

2017年08月10日 | ピュアオーディオ
ケンウッドのMD機を3台持っています。どの機器も「直出し電源ケーブル」でチョッと音質的に困っていました。7月から工具やパーツ類を購入して「インレット化」を準備していました。しかし、7月・8月の気温が高くてなかなか作業できないでため息ついていました。昨日は雨が降りましたので、チョッと涼しくなりました。



なかなか踏み切れないでいましたが、「エイッ」と直出し電源ケーブルを根元付近でカットしました。カットしてしまえばやるしか有りません。



1990年代の製品なので電源ケーブルも1970年~1980年代のモノに比べて太いケーブルになっています。しかし、この位では満足できません。



折角重い腰を上げましたので、準備と後片付けは1台やるも4台やるも一緒です。この際一気にやってしまいました。MD機3台(DM-9090×2台、DM-7080)とトリオのチューナーKT-8300の4台をインレット化工事しました。1台当たり1時間チョッとくらいで完了しました。これで「電源ケーブル」を統一して使えます。



これでケンウッドのDM-9090を録再のメインとして使える様になります。最高級電源ケーブルに交換して、しばらくは鳴らし込みをします。そのままメインの録再機になるでしょう。

工事に忙しくてまだ本格的には聴いていませんが、音の基調が変わりましたね。音の線が太くなり、SN比も改善し、音数が増えました。特にチューナーのKT-8300の直出し電源ケーブルが細かったので、スケール感が余りなかったのですが、音の押し出し感も含めて大幅に改善しました。明日から楽しんで聴きたいと思います。