夜ノヤッターマン 第1話「世界は真っ暗闇」

夜ノヤッターマン　第1話「世界は真っ暗闇」

　辺境の地に住むドロシー、ボルトカッツェ、エレパントゥス。彼らはそれぞれかつてヤッターマンと敵対し敗北したドロンボーのドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーの子孫だった。彼らはご先祖様の「おしおき」として今もこうして辺境の地に住むことを余儀なくされていた。
　ドロシーの1人娘、レパードが9歳の誕生日を迎えた日、ドロシーは病により倒れてしまう。母を救うべく、ヤッターマンが統治する国・ヤッターキングダムへ向かうレパードたちだったが、防壁や現代のヤッターマンと思しき存在により撤退を余儀なくされる。
　ヤッターマンは正義の味方ではなく悪人なのではないか。ご先祖様はそんな彼らを倒そうとしていたのではないか。レパードたちはドロンジョたちの名を継ぎ、再びヤッターキングダムを目指す。ヤッターマンにデコピンという名の復讐を果たすために!「ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない!」

感想
　始まりました夜のヤッターマン。夜ノヤッターマンというと、かつて日テレ系列で放送していた夜7時台のヤッターマンが真っ先に思い浮かびます。いつの間にやら早朝になってたっけなぁ。あのヤッターマンで一番印象的なのが「ようこるん」なのはどうなんでしょうね（苦笑。

　さて今回はヤッターマンがドロンボーを倒した後の世界。そこではヤッターキングダムというのが築かれており、ドロシーたちドロンボーの子孫たちは追いやられていると。公式サイトのあらすじによれば、ヤッターマンは圧政を敷いており、人々を苦しめているとのこと。正義の味方だったはずのヤッターマンに一体何があったのか。案外ヤッターマンも悪人ではなく、その肩書きを悪いヤツラに良いように利用されているだけだったり?
　そして冒頭の隕石落下はなんなのか。あのお仕置きは誰の誰に対するお仕置きなんだろう?

　メインキャラクターであるレパードはドロンジョの子孫。キセルをシャボン玉のストローに持ち替える女の子ですが、その行動力は子供とは思えないほど活発でした。まだ幼い彼女をメカニック方面で支えるのがボルトカッツェ＝ボヤッキー。名前の響きだけを聞くと、どこぞの科学忍者隊に出てきそうですｗそして力仕事はエレパントゥス＝トンズラーが担当。
　この3人とオダさまという子豚、そして新たに2名のキャラクターを加えて旅が続いていくそうで。どんな物語なのか楽しみです。