ひびレビ

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未知なる超人

2015-07-24 06:53:01 | ウルトラシリーズ
「ウルトラマンX」第1話を視聴しました。

 15年前、赤い球体と紫の球体が宇宙空間で激しい戦いを繰り広げていた。激突の末、赤い球体は紫の球体を太陽に叩き落すも、その影響は赤い球体、そして地球を襲うこととなった。「ウルトラ・フレア」と呼ばれるその現象は地球上のオーパーツである「スパークドールズ」を実体化させ、怪獣たちが各地で暴れだした。
 人類はそれに対抗すべく「Xio」を結成。そこに所属する大空大地はゴモラのスパークドールズを元に、サイバー怪獣の研究を行っていた。そのゴモラは15年前、大地が父から託されたものだった。大地の父はウルトラ・フレアの際に母を捜しに行くといって電波研究所に向かい、研究所もろともウルトラ・フレアの影響により消失してしまったのだった。その際、大地は「ユナイト・・・」という不思議な声を聞いていた。

 そんな折、大地たちの前に溶鉄怪獣デマーガが出現。背中から火球をあたり一面に撒き散らし、口から高熱の熱線を放つデマーガには、Xioの隊員たちも苦戦を強いられる。
 大地は応戦中にゴモラのスパークドールズを落としてしまう。何とか見つけたものの、そこへデマーガの熱線が放たれた。その危機を救ったのは未知なる超人だった。超人は大地と「ユナイト」したといい、大地も最初は戸惑っていたが、同じXioの隊員であるアスナにデマーガの熱線が迫った時、その巨体で彼女を守ることに成功する。次第に戦いに慣れ始めた大地は、超人と心を重ねて「ザナディウム光線」を放つ。

 ザナディウム光線を浴びたデマーガはスパークドールズへと戻り、事態は収束した。神木隊長は大地に超人が何者なのかを問うが、それは大地にも分からない。大地は「未知なる超人」を「ウルトラマンX」と名づけるのでした・・・


 と、そんな感じで始まったウルトラマンX。まさか「X」が「未知なる」を表わすとは思いませんでした。大地とエックスの出会いは神秘的になるかと思ったら、さも当然のように一緒に戦うことになっていた2人。しかもエックス側は結構積極的に大地に接してくれていました。威厳漂う感じではなく、まるでこれまでも一緒にいたかのような雰囲気が漂っていましたが、一体・・・?
 胸のエックス字のカラータイマーはいつも通りの青と赤かと思いきや、まさかの黄色登場。見たことが無いので資料で確認した話になりますが、ジョーニアスも黄色に点滅するんでしたっけ。ただしエックスはピンチの色ではなく、大地と心が通い合った証の模様。赤から黄色への変化は、タイムリミットすらも乗り越える!といった感じで良かったです。
 ザナディウム光線は、これまた珍しく腕を胸の前でエックスに交差して放つ光線。ゼアスにも後輩が出来たようで何よりです(笑。また、足の動かし方が独特でした。

 冒頭の怪獣たちの破壊活動の紹介シーンは「怪獣総進撃」を思い出しました。色んな角度からのデマーガの描写もなかなか面白かったですね。あんな風に怪獣の暴れっぷりを眺めるのも面白いものです。何となく平成ガメラで、仙台を歩くガメラが思い浮かびました。

 第1話はデマーガの脅威と、大地&エックスのウルトラマンとしての奮闘が描かれることとなりました。これからメカや人物の紹介がなされていくことでしょう。思ったより楽しめたので、次回以降も期待です。
 「思ったより」というのは、ギンガ(1期)やエックスを見ていると、未だになじめない部分があるからです。それは戦闘中、変身者がちょくちょく描写されるところです。ウルトラマンが変身者の声で喋るのは何ともないのですが、変身者本人が戦闘中に何度も画面に出てくるのには未だに慣れません。ウルトラマンサーガのラストでも、変身者3人が連続で出てくる場面がありますが、あれも苦手なんですよね・・・(苦笑。

 まぁウルトラファイトビクトリーも見ているので、そのうち慣れると思います。慣れたらいいな。

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