氷菓 第5話「歴史ある古典部の真実」
氷菓編完結。氷菓の意味を最初に知った時はゾクッとしましたね。単なるダジャレかもしれませんが、当時の関谷純が何を思ってこれをつけたのかを考えると尚更。叫び続けた結果、学校には文化祭の期間は短縮しないという形で届いても、味方だと思っていた人物達には何もしてもらえなかった。犠牲として差し出された関谷は何を叫んでいたのでしょう。「嫌だ」か「助けて」か。いずれにせよ「氷菓」と名づける事でしか叫べなかった関谷。弱ければ、悲鳴も上げられずに生きたまま死ぬ事になる。周りに持ち上げられ、意見を押しつぶされ、悲鳴も上げられずに退学に追い込まれる。そんな思いを、千反田にはして欲しくなかったのでしょうね。関谷の叫びは、しっかり千反田、古典部にも届いたと思います。
いつかは当時の思いも薄れて消えてしまうかもしれないけれども、だからといって今何も考えずに、行動せずに気持ちを無かった事にしたくはない。千反田の叫び、というか好奇心は奉太郎たちにも届き、今をしっかりと強く生きているのでしょう。
氷菓編が終わり、次回からは他の巻の話に移っていくようで。「大罪を犯す」は「遠回りする雛」収録なので、刊行順ではなく時系列に沿って展開していくのかな。
氷菓編完結。氷菓の意味を最初に知った時はゾクッとしましたね。単なるダジャレかもしれませんが、当時の関谷純が何を思ってこれをつけたのかを考えると尚更。叫び続けた結果、学校には文化祭の期間は短縮しないという形で届いても、味方だと思っていた人物達には何もしてもらえなかった。犠牲として差し出された関谷は何を叫んでいたのでしょう。「嫌だ」か「助けて」か。いずれにせよ「氷菓」と名づける事でしか叫べなかった関谷。弱ければ、悲鳴も上げられずに生きたまま死ぬ事になる。周りに持ち上げられ、意見を押しつぶされ、悲鳴も上げられずに退学に追い込まれる。そんな思いを、千反田にはして欲しくなかったのでしょうね。関谷の叫びは、しっかり千反田、古典部にも届いたと思います。
いつかは当時の思いも薄れて消えてしまうかもしれないけれども、だからといって今何も考えずに、行動せずに気持ちを無かった事にしたくはない。千反田の叫び、というか好奇心は奉太郎たちにも届き、今をしっかりと強く生きているのでしょう。
氷菓編が終わり、次回からは他の巻の話に移っていくようで。「大罪を犯す」は「遠回りする雛」収録なので、刊行順ではなく時系列に沿って展開していくのかな。
ダジャレはスケープゴートにされた関谷によるせめてもの抵抗だったようで…。原作で始めて知ったときはちょっと怖かったです。同時に、運動の黒幕には怒りも湧きました。
最後辺りはアニメオリジナルですね。
える「私が生きているのは今なのだから」
私は、分かっていてもよくこのことを忘れてしまいます。過去のミスを何度も後悔し、何が起きるかわからない未来に怯えています。でも、大切なのは「今」なんですよね。今できることをやる。言いたいことをはっきり言える大人になる。それが大切なこと。
ちなみに、第1話のBパートは「遠まわりする雛」に収録されている話でしたね。つまり、時系列順に放送するということ。次回の話もこの短編集からの話になりそうですね。 今、この巻の1話目を読み終わったところです。急いで読めば、追いつかれずに済むかもw
大切なのは今。この言葉を聞くと電王の「決意のシングルアクション」を思い出します。いつか忘れてしまう些細なことであっても、今にとっては大切なことかもしれませんしね。だからこそえるは好奇心を発揮し、今思った気持ちを大切にしているのでしょう。