波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

【その12】 前置きはいらない

2011年05月19日 | 【保管】一寸凡師コラム
Photo   以前にも書いたかもしれないが、忘師予防のipad。カバンから出すのを忘れる事も。「コラムのお題もメモしておかなければ」と思う今日この頃。新聞や雑誌、ネット上のブログ…、世の人々が創り出す文章に接する機会は多いが、どうやって「お題が重なるのを」防いでいるのだろう。文章自体はもちろんだが、感心してしまう。

    友人との会話で、意気揚々と「特ダネ」を話す。聞き終わった後に友人から「いやぁ、すごい話だとは思うんだけど…、もう3回目だからねぇ…」等と言われた時のばつの悪さと言ったら無い。最後まで話を聞いてくれる友人の優しさ、しっかりと指摘してくれる友人のありがたさ、そして自分の不甲斐なさ。みじめな自分を慰めるように、最近は「前に話したことあったかもしれないけど」と前置きしなければ会話を始められなくなってしまった。まあ、話というのはその時の場面や相手の事を考え『今、私があなたに伝えたいことはコレ!』というのが大事。聞く側も「あ、この話…、前も私にしてくれたよなぁ。それほど大事な話で、今の私には必要な話なんだなぁ」と思えるなら、「前に話したことあったかもしれないけど・・・」という前置きは世の中から無くなるのだろう。
 
 この話、前にも書いただろうか…。


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前号の「一寸凡師」のコラム欄に6本の投稿が。凡師本人からも。一つのテーマに、各自の立場からコメントする「広場」の楽しさ感じる。是非、ご覧下さい。ご投稿下さい(立男)
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1 コメント

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話し上手な人のこつは何だろう。豊富な語彙力だろ... (花池 嵐)
2011-05-20 10:39:13
話し上手な人のこつは何だろう。豊富な語彙力だろうか、文章構成力だろうか。先日の某会合での視察見学の報告、すごくわかりやすく、こんな風に話せたらと思った。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」(井上ひさし)を感じる凡師さんと波風さんの文章。話し終わった後に自己嫌悪に陥ることしばしばの自分には勉強になる。
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