波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

不良定年の原則50【後編】

2011年06月21日 | 日記・エッセイ・コラム

・雪駄で歩き回る(水虫予防、足下からの自由。新品を二足用意済み)
・美的生活(それは何かと聞かれたら難しい)
・命を借しむ(あと10年ぐらいは生きてみたい)
・何者にも忠誠しない(相手にも忠誠を求めないのが礼儀)Photo_5
・男の愚痴は聞かない(女のはしかたがない。男のは始末が悪く無視する)
・やってよいことと悪いことの区別(「力あわせ」でごまかしてはいけません)
・いたずら心(少年時代に戻る。これからは「弁証法的いたずら心」で)
・「おごってくれ」と礼儀正しく言える力(ケチに生き、出すときはちゃんとしたのを)

・背中で語る(現職中の仕事の実績が「不良老人の絶対条件」と嵐山氏)
・家事にいそしむ(アイロンがけと生ゴミ始末は嫌だな)
・道楽三昧(最後の遊び。高尚な「趣味」と少し違う…)
・無いものねだり(快楽の追求。枯れてしまってはいけません)
・電話に出ない(時と場合を考えて。ケータイはいらない)
・大言壮語しない(外では控えめに控えめに。責任を持てないんだから)
・人の仕事を種に講釈しない(みっともないから)
・すべて現金でいく(カードや鍵は鞄ごと無くす)
・煙草は吸わない(やめて6年)
・料理に凝る(そこら辺の食材を手間と工夫で)
・きちんとケンカする(不良なんだから)
・整理整頓(同じ本を買わなくても良いように。来年は身辺自立元年)
・まだ生きていることを発信(年賀状ぐらいは)
・知らない町は歩かない(迷うし疲れるから)
・お世辞を言わず聞かず(これ以上歯が浮いたら大変)
・人助けでなく、自分助けの活動を少し(「だすけ」と打ったら「出す毛」が出た)
・説明をしない(わかんない人に説明すると互いに疲れる)                       
                                                                                                                         ※前回の【前編】から続く。

 前編、後編あわせて50の原則。身体や家族のことが少ないのは下敷きにした「不良定年」(嵐山 光三郎著:ちくま文庫)に無かったせいだ。そんなことにかまっていたら、もう不良でない。この原則にもとづき、活動案を考えたい。これに予算案を加え、ママヨさんと2人で総会なんかしたりして。「不良定年の初年度活動について」とか。不良になるのも資格と準備が必要だ。

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6/18(土)9:30~10:30「笑う沖縄!100年の物語 天才芸人の笑い」(NHK:BSの再放送)に目が離せなかった。こういう芸人(ブーテン照屋林助FEC)を、こういう沖縄を知らなかった。「笑い」が人をつなぎ、生死を分かつ勇気の源泉も知る。3.11から100日目、休みの日のこの時間帯が好ましい。70年の沖縄返還デモにも参加した青春時代、それから40年。大事なことを何も知らなかった…。

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