せるふじゃっじ

ミュースタッフの独り言です。
皆さん暇なときに付き合ってください!

鬼。寒い。

2014-02-11 05:08:56 | Weblog
皆様お久しぶりでございます。スクール部西原です。
まずは一言。
寒い。
とりあえず寒いのでございます。
後藤コーチの半袖ハートフルなブログすぐ後に言うのもおかしいですが、
寒い。
そしてブログをアップしようと自分の部屋に入っても、

寒い。

こんな寒い日には決まって暖かくならない部屋で
2月ことを思い出すと、、、
あれは一週間近く前のこと。
一人で豆まきをしました。
エアー鬼に向かって。。。
AiR鬼に目がけて。。。


寒い。


鬼の事でもっと前の事を思い出してみた。
あれは10年近く前のこと。
僕が通う教習所には鬼がいた。口ヒゲをたくわえ、
薄い色のサングラスをかけ、常にネクタイを緩めている痩せた鬼。
そう、鬼教官である。

いるぞいるぞとは聞いていたのですが、なかなか鬼に出くわす機会はなく
初めて2人きりになったのは、確か縦列駐車を習う時でした。
まずはは鬼の機嫌を損ねぬよう
「よろしくお願いします」
と深々と頭を下げてから、ポマードの香りが充満する車に乗り込むと
早速鬼に噛みつかれます。

「半ドアね」

たったそれだけで、この人は草食系じゃない
無論、ロールキャベツ系でもない
絶対に生粋の肉食だとわかるドスの利いた声に、即一発でビビった僕は
これ以上鬼の神経を逆撫でせぬようにと
慎重にドアを閉め直したところ
「失敗」の2文字が混じる軽い音が。

「半ドアね!!」

マズい…。もう失敗は許されない。
次の半ドアは、半分閉まったドアではなく
半殺しへのドアになることを察した僕が
ありったけの力で再び閉め直すと
鬼は青筋を立てながら言った。

「うるさいん!!!!」

それからである、僕がドアの閉め方に対しデリケートになったのは。

音を一切立てるなとは言わない。
宝物のように扱えとも言わない。
ただもう少し、ただドアを優しく。

勢いよく閉まるドアを見ると、あの悪夢が甦る。
だから僕の部屋はこんな寒い日は決まって寒い部屋に。
閉めの甘いドアからの隙間風に凍える部屋に。
暖かい部屋へのヒントに気付いたところで
今回のお話はここらでおしまいにさせていただきます。
では皆様、後日の寒さにご注意を。

スクール部 西原。