goo

dメニュー 検索: 母音唱


この検索ワードでこちらへたどり着いたあなたへ。
この方もきっと指導者さんですね。かおるめそっどでは子音もつけて歌うことをします。理由は、母音で歌おうとするときお喉を締めてしまいやすいからです。

 また、「はぁるの おがわは」というフレーズを「あ~うお おあああ」と歌うことも母音唱と呼びますが、こちらもそれほど効果を上げる練習法とは思えないのでお勧めしません。かおるサウンド自体が日本語の五つの母音はハモリに適さないという点に立脚しているからです。日本にはHarmonyというものが文化として存在しないと言っても過言ではなく、声と声を混ぜ合わせる必要が無かったからでありましょう。もう一歩踏み込んで言わせていただくなら、混ぜ合わせようと努力しなくても済むほど調和を大事にする民族であったということに違いありません。 敢えて過去形にするのは現代社会がこの1世紀ですっかり形相を変えてしまったのではないかと危惧しているからです・・

 脇道にそれたので戻しましょう^^; 美しく歌いたければ五つの母音はアナウンサーのような発音をしない方がうまくいきます。言葉を伝えるだけなら音程が無い方がいい。綺麗なメロディもことばと共に届けたいのならお話をするときの母音を、長く伸ばしてもお喉がつらくない出し方に変換して歌う必要があるのです。

 You tubeに 閉口母音のアプローチ法はありますのでご参考にしてみてくださいませ。でもこのあたりは実際にLectureさせていただきたいところです。いつかお近くに参りましたらおいでになって質問してくださいね。楽しみにしています^0^



 さて!!! 明日はいよいよ 本年度最後の小学校授業です。収録を終え卒業式に向かってまっしぐら。式次第に則ってリハーサル。かおるせんせ自身は本番を終えてほっとしていますが、180人の6年生と 送る歌の5年生、そして何より担任陣さまたちは身の引き締まる思いでありましょう。

 今日のタイトルに関連して先日のDVD収録時に気づいたことの一つを書きますね。曲中「一年先も十年先も・・」という歌詞があるのですが、この「じゅうねんさ Ki も」という「き」が、最高音としてそれも裏拍で主旋律で歌われます。授業でも扱ったのですが、収録直前まで彼らと苦労しました。 高音の K の子音は本当にしんどい。汚く飛び出て当然 という箇所です・・・(ToT) 
 けれど、 「十年 先」 の中での優先順位は じゅ。 次は さ。 Ki は無くてもいいくらいの存在価値。。 K の子音のおかげで高音の i はますます食いしばりたくなり、意地悪な声の権化に、、。
 そこで、みんなで自分のお喉を触って「 T 」「 K 」の子音で硬くなる舌根を実際に認識してもらい、「 L 」の子音を比べて柔らかさを体感、続けて「 e 」の方が歌いやすいことも実感してもらって何とかヒステリックに歌わずにうまくできたのでした。

 先日の記事でもお話しましたが、式歌でも、最高音についている子音を強くし過ぎないよう注意しましょう。まちがっても息をぶつけて勢いのまま叫ばないことです。 指導者仲間たちのご成功を願っています☆彡






うわ、、また1300字も書いちゃった・・^^;;  ただいま 確定申告書類作成中の T さんを気遣いつつ 「あれどこ?」「ここの源泉は?」と、言われるたび『はいっ!』と、かいがいしく探し回る春の風物詩・・ ぐほほほ 頭の上がらない季節でっす。。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )