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MLB「音楽で表す大谷翔平の心境」

2024-01-20 15:33:01 | スポーツ
 昨年大谷翔平は、MLBのみならずスポーツ界最高金額の契約でドジャースに移籍したのは周知の事実。私も少なからずエンジェルス入団の時から注視していた。結果は思いもしなかったスーパースターの座。今では過剰とも思えるほどの報道ぶり。たぶん本人は迷惑に思っているだろう。

 日本人選手のいないチームとしてエンジェルスを選んだ大谷翔平。どんな意図があったのだろうと想像を逞しくした。今思えば、トレーニングと睡眠の優先と英語の習得に邪魔だからといえる。

 育ててくれたエンジェルスへの思いは強い筈、そして未来を託すドジャースへの思い。エンジェルスに対しては、「Softly, As I Leave You そっとあなたを残したまま」、ドジャースへは、「L.A. Is My Ladyロサンゼルスは私のレディ」でどうだろう。

 「Softly, As I Leave You 」をマイケル・ブーブレで、「L.A. Is My Lady」はフランク・シナトラで聴いていただきましょう。いずれも英文の歌詞と意訳を記しておきます。英語に堪能でない私としては、DeepLとgoogle翻訳に頼ったことをお知らせしながら……ただ頼ってはいるが、全面的に利用できるとは限らない。

「L.A. Is My Lady」の中にNo lady's sweeterという表現がある。これをDeepLでは「これ以上甘いレディはいない」google翻訳では「これ以上に優しい女性はいない」だった。DeepLにはうん???意味が通じない。私としては、調べて別の表現にしてある。
Softly, As I Leave You Lyricsそっとあなたを残したまま
Softly, I will leave you softly
For my heart would break if you should wake and see me go
So I leave you softly, long before you miss me
Long before your arms can beg me stay
For one more hour or one more day
After all the years, I can't bear the tears to fall
So, softly as I leave you there

(softly, long before you kiss me)
(long before your arms can beg me stay)
(for one more hour) or one more day
After all the years, I can't bear the tears to fall
So, softly as I leave you there
As I leave  you there
As I leave  you there

そっと、そっと別れます
もしあなたが目を覚まして私が去っていくのを見たら、私の心は張り裂けるでしょう
だから、あなたが私を恋しく思うずっと前に、そっとあなたから離れます
あなたの腕が私にここにいてと懇願するずっと前に
あと1時間、あるいはあと1日
何年も経ったのに、涙がこぼれるのが耐えられない
だから、そっとあなたをそこに残したまま

(キスするずっと前に、そっと)
(あなたの腕が私に留まってくれるようになるずっと前に)
(あと 1 時間) またはあと 1 日
何年も経ったのに、涙がこぼれるのが耐えられない
だから、そっとあなたをそこに残したまま

L.A. Is My Lady Lyricsロサンゼルスは私のレディ
The music she moves to, is music that makes me a dancer
I brought her my wildest of dreams, and she came up with the answer
I leave behind a part of myself, whenever I leave her
But oh, when I'm back in her arms
She smiles and then - I am home again

'Cause L. A. Is my lady, she's always there for me
L. A. Is my lady, she knows how to care for me
No lady's sweeter - you know it the moment you meet her
I've been in love more times, than I care to remember
And love's kept me cool in July and warm in December
It may not have lasted, but each time I thought it was heaven
You name it, I've been there and back
Lookin' for someone who - I'd be faithful to
L. A. Is my lady, she's always there for me
L. A. Is my lady, she knows how to care for me
She's good to me - yeah she's good to me, and that's why
L. A. Is my lady - L. A. Is my lady
And you're lookin' at a man who - doesn't ever plan to kiss his lady bye-bye
彼女が踊る音楽は、私をダンサーにしてくれる
私は彼女に私の夢の中の夢を持ってきた
彼女と別れるときはいつも、自分の一部を残していく。
でも、彼女の腕の中に戻ったら......
彼女は微笑み、そしてまた家に帰る

L.A.は私のレディだから、彼女はいつも僕のそばにいるんだ
L. A.は私のレディ
会った瞬間にわかる、こんな素晴らしい女性はいないと
思い出せないほど、何度も恋をしてきた
そして愛が私を7月は涼しく、12月は暖かくしてくれた
長続きはしなかったかもしれないが、そのたびに天国だと思った
どんなことでも、私はそこへ行ったり戻ったりしてきた
誠実な人を探している
L. A.は私のレディで、いつも私のそばにいてくれる
L. A.は私のレディ
彼女は僕によくしてくれる
L.A.は私のレディ – L.A.は私のレディ
そして、あなたは、別れのキスをするつもりのない男を見ているのだよ



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読書「ストーンサークルの殺人The puppet show」M・W・クレイヴン著ハヤカワ・ミステリ2020年刊

2024-01-20 15:10:08 | 読書
 まずストーンサークルについてウィキペディアから引用しよう。「ストーンサークル(Stone Circle)は、石を環状に配置した古代の配石遺構や遺跡を指す語である。環状列石(かんじょうれっせき)、環状石籬(かんじょうせきり)ともいう」とある。イギリスでは数多くのストーンサークルが残されているといわれる。

 そのストーンサークルの真ん中で無残な焼死体が発見される。謹慎中の国家犯罪対策庁重大犯罪分析課刑事ワシントン・ポーがかり出されて捜査に当たる。重大犯罪分析課を率いるのは、かつての部下だったステファニー・フリン。彼女とはつかず離れずという距離感の間柄だった。事件は複雑な様相を秘めながら、いわゆる上流階級の性的スキャンダル、具体的には小児性愛という恥ずべきものが明らかになっていく。

 ワシントン・ポーは官僚的な刑事でなく、形にはまらない勘に頼るやや古風ではあるがそんな刑事なのだ。そのポーに心酔するティリー・ブラッドショーという新人がいる。彼女は数学の天才であり、コンピューターの天才でもある。天才にありがちな世間ずれしていないところから、他の捜査官から言葉のいじめになっていたとき、ポーの一喝でそいつを黙らせた。それがティリーの琴線に触れたのだろう。ポーも何かにつけティリーを指導し、ティリーのコンピューターに助けを求めるようになる。二人の存在は、この物語にほのかな清涼をもたらしてくれている。

 意外な犯人で結末を迎えるが、警察組織の上流階級の小児性愛事件もみ消しに怒りを持つワシントン・ポーの事実を暴露するジャーナリストへの送信ボタンを逡巡しながら押す。こういう終わり方をするというのは、その後を書いてもらはないと納得できないなあ。 と思って調べてみると、続編があった。「ブラックサマーの殺人」と「キュレーターの殺人」なのだ。読むしかないだろう。

 私はいつものようにgoogleマップで、イギリス、カンブリア州の湖水地方をストリートヴューでさまよった。延々と続く丘陵地帯の道は狭いが、行ってみたい気がする。

著者のM・W・クレイヴンは、イギリス、カンブリア州生まれ。軍隊経験と保護観察官を長年勤めた後、2015年作家デビュー。本作で英国推理作家協会賞最優秀長編賞ゴールド・ダガー賞を受賞。

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