のんのんエネルギー実験室

マイクロ、オフグリッドシステムを構築していきます。

植え付けの準備

2017-04-24 07:07:45 | 日記
 昨年借りた畑、と言うほどの面積はありませんが、放置されていたので手入れが大変。イヌクグ、ヒメクグ「合わせてわが地方の方言でコボシ」と言います。コボシが一面に、これが広がるのが早い、南国では強雑草。それにカタバミの仲間がいくつかあります、これも広がるのが早い、根っこから抜かないと根が残るとどんどん広がってゆく。

 コボシは国内の雑草ですが、カタバミの仲間は外来種、小学校の理科の教科書にも出ています。日本古来のカタバミも存在しますが、こちらも実ができると遠いところまで自分で実を弾き飛ばします。写真家の中には飛ぶ実の写真を撮影している方がいます。特殊な機材とお金、と時間をかけて、でも、腕のみせどころですがねえぇ。難しさでは一番の写真。

 歩いてカタバミの実の付いているところを通ると目まで飛んできて顔に当たると痛い、それほどの威力があります。皆さん経験はありますか?植物の持つ力を見せつけられる瞬間です。自分の畑でなければそういう瞬間を見るのは興味がありますが、自分の畑では困ります。一面のカタバミだらけになりますからねぇ。

 それに年寄りが作っていた畑、ビニールがいたるところから出てきます。特に端の方はビニールだらけ。森友学園ではないよと言いたい。以前、軽トラ一台分持ち出したのですが、細かい破片が次々に出てきます。草を取る時に見つけ次第取り除いていますが。

 それに腐食が全く入っていない、畑の土になっていなかった。なので枯草をたくさん入れました。草を掴むマシンを導入していますのでさほど力仕事でなくて仕事をこなせます。ジャガイモが昨年、ひどい不作でした。今年はちゃんと実が付いているようです。腐食のおかげです。化学肥料、農薬は全く使っていません。

 テレビを見ていたら無肥料栽培が出ていました。それを可能にしているのは土が腐食を蓄えているから、何もないシラス土壌で無肥料栽培は不可能なのです。その辺を理解してから野菜作りをしないと。畑に蓄積した肥料が毒だという説明でしたが、毒になるほど蓄積している、前人の努力が蓄積されているのです。

 燐、鹿児島県の調査ではところによっては作物が必要な10倍の濃度で蓄積されているそうです。ハウス栽培の圃場だそうです。分析が大事になります、昔の人はただ、努力で必死だったのでその辺がわかっていない。今は分析ができます。