雨の日、農作業が出来ない父と母の会話。
「認知症になったら、子供の事は忘れても、奥さんの事は忘れんらしいなぁ~。とーちゃん、うちん事を忘れんじょってよ(奥さんの事は忘れないらしいわぁ。とーちゃん、私の事を忘れないでよ。)」ヽ(・´ェ`・@)ノ))
「そげん事を もうがら言うたち、俺ん方が先に死ぬかもしれんけん、約束は出来んわい(そんなことを こんなに早く言われても、俺の方が先に死んでしまうかもしれないので、約束はできないよ。)」(・。・)
「とーちゃんはうちより長生きしてくれんと皆が困るんで。でも、長生きしすぎて認知症になっても困るけんなぁ。うちは目が見えんけん、一人で外に出たりはせんけんいいけど、とーちゃんが認知症になったら、朝でん夜でん、
地下足袋履いて山か畑に行ってしまいそうや。危ねえなあ。(私は目が見えないから、一人で外出するようなことはないからいいけれど、とーちゃんが認知症になったら、朝でも夜でも
地下足袋履いて山か畑に行ってしまいそうだわ。危ないわねぇ)。」(;´^д^`)ゞ困るー
「しょわあねーわい。(心配ないから。)」(・。・)
「そーなー?(そうかしら?)」(^_^;)
「おお。(うん。)」(・。・)
「そうかなあ?・・・・・そうやっ!!いいこと思い付いたっ!!」ヽ(・∀・` )ノ━━━━!!!!
母は解決策を私に提案しました。が、提案された私は思いました。
(なんだ?それ?)(・・;)
母が閃いた解決策とは、↓
「姉ちゃん、地下足袋を隠しちょきよ。(地下足袋を隠しておきなさい。)」
解決策だけではありません。まだ発症していない病気、老後に発生するか、しない出来事を今から心配して不安になり【あーでもない、こーでもない。】と、対応策まで閃めいてしまう【心配性な】母の【思考回路・癖】に呆れながら
地下足袋と一緒に長靴も隠す私の姿を思い浮かべていました。
「あいたっ!!(痛いっ!!)」ヾ(0д0∥)ノ
急に父が大きな声を出しました。
「あ~びっくりしたぁ、とーちゃん、どうしたんなそげな(どうしたの?そんな)大声出して。」(・・?
「△△に金玉 踏まれた。」
どうやら、こたつと二人の間の空間をウロチョロしながら遊んでいた3歳児のひ孫に股間のボールを踏まれてしまったようです。
「あ~痛えー。こん、小せえ足に踏まれると、こげえ、痛えもんじゃろうかのう?(あ~痛い。この、小さい足に踏まれるとこんなに痛いものだろうか?なあ?)」( ?´_ゝ`)
私に視線を向ける父。まさかとは思うけど、
中年婦女の私に同意を求めてる?
・・・「のう?(なあ?)」
???「のう?(なあ?)」
私に聞かれても
困ります。
だって、私の体に 【それ】 は、ついていませんから。
でも、目視できないだけで、本当は3個も持っていたりして・・・・・・(1個おまけ付き)ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ
父の手にご注目ください。
踏まれないように両手で
をガードしております。
✿なによりでございます✿