我が家から車で数分の「公会所」で地元の人達で作る「きらら会」の山野草展があったので、その全体を撮らせて頂いた。 そのうち、今回は私の作る「花写真鑑」にまだ未登録の花(以下”新種”という)を掲載する。
山野草として好まれる植物は、一般の草花を扱う店には置いて無く、山野草専門に売る店でないと目にすることさえ珍しいし、一般には値段が高く買いにくいのである。そのために、”新種”を追い求める私には、現在は格好の”狙い目”となっているのである。
では、今回集めた”新種”を紹介しよう。
葉が美しいからか、あるいはこの植物が絶滅の危機にあり珍しいからか、山野草展には必ずと行って良いほどに顔を出しているが、私は未だかつて一度も花には出合っていなかった。 そのために、山野草展の常連でありながら、今頃になって、漸く”新種”への登録となったものである。それにしても、変わった花である!。
名前の通り、葉が大きいことから、名前が付いたようである。 おまけにこの花は斑入りであり、山野草らしい顔つきである。
昔から、砂落としと言い含められて、何度も食べてきたし、昔は畑で茎や葉を見たことはあったが、花は見ることが、全くなかった。 その原因が今回判明した。 コンニャクは三年で取り入れるが、花は5年後でしか咲かないと言う。 これでは目にしないはずである。
下がその花であるが、これでも花か!とびっくりもした!!!。
悪臭がするらしいが、鼻の壊れた私には、何も感じるものはなかった。
北海道の礼文島にしかない、島の固有種だそうだ。
そんな花が、山野草として、重宝されていると知ると、複雑な気分になる。
「ウンナンハギ」or「シキザキウンナンハギ」 ”新種”登録 第1737号
クレマチスによく似た、園芸品種。
「ヤエチゴユリ」
登録済みの「チゴユリ」とは、花の形は大きく異なるから、”新種”としたいが、いまいち一般には受け入れられていないようなので、今回は登録を見送った次第。
「ウサギゴケ」
苔類は一部を除いて、まだ正式に登録をする段階に至っていないことと、小さい上に半透明であり写真がうまく撮れなかったことで、残念ながら、時期尚早として、登録を見送ったもの。
以上、この「きらら会の山野草展」では、6種の”新種”を登録したことで、その合計は1638種類となった。
以上